おつまみピンチョス

おつまみピンチョス

材料と下準備 4人分(20本)

★サーディンのピンチョス(手前・右)

アボカド(1/4個)は皮をむき薄く切る。モツァレラチーズ(15g)は小さめのひと口大に、レモンはいちょうに切る。オイルサーディン(4切れ)、チャイブ(適量)。

★帆立のピンチョス(手前・左)

帆立貝柱(中2個)は横に薄く切り、オリーブ油で焼き、柚子胡椒(少々)をのせる。ライムはいちょうに切る。イタリアンパセリ(適量)、ピンクペッパー(少々)。

★牛肉のピンチョス(真ん中)

小さめのひと口大に切った牛ステーキ肉(50g)はコチュジャン(大さじ1/2)をまぶして30分おき、サラダ油で焼く。プチトマト(2個)は半分に、クリームチーズ(15g)は2センチ角に切る。バジルの葉(適量)。

★ラム肉のピンチョス(奥・右)

小さめのひと口大に切ったラム肉(50g)はカレー粉、プレーンヨーグルト(各大さじ1)、塩、こしょう(各少々)をまぶして30分おき、サラダ油で焼く。黄色のパプリカ(1/4個)はひと口大に切り、サラダ油で炒める。グリーンアスパラ(4本分)は穂先のみを茹でる。

★チョリソのピンチョス(奥・左)

チョリソ(2本)は薄くななめに切り、オリーブ油で焼く。モツァレラチーズ(15g)は小さめのひと口大に切る。コーニッション*(4個)、バジルの葉(適量)、チリパウダー(少々)。*若摘み西洋きゅうりのピクルス。ふつうのピクルスでもOK。

作り方

  • 厚さ5ミリに切った細めのバゲット(20枚)に粉チーズ、ガーリックパウダー、チリパウダー(各少々)などをふり、オリーブ油で両面を焼く。
  • ❶のバゲットを土台に、それぞれのピンチョスの具材を写真のような順番で重ね、最後に竹串を刺す。

ポイント

下味をつけたバゲットは、両面をこんがりと焼いて

太陽の香り溢るる 夏野菜

 もう30年以上も前のことですが、義母が主宰する俳句会の旅行で初めてスペインを訪れました。ひととおり観光をすませ、現地時間で夜の6時頃、私たち一行は、レストランで夕食をとることに。いただいたのは、パエリアです。たっぷり入った新鮮な魚貝が美味しく、これも初めての体験でした。
 夕食を終え、私は友人とふたり、知り合いの商社マンの家を訪ねました。スペインは刺繍も有名なので、彼に刺繍入りのテーブルクロスなどを買っておいてもらったのです。そして、夜の10時くらいになり、彼は言いました。「泉さん、パエリアでも食べましょう」
 びっくりして顔を見合わせる私たち。スペインは総じて夕食の時間が遅いのです。私もまだ若かったので、なんとか、この日2食目のパエリアもお腹に収めました。
 今回ご紹介する「ピンチョス」は、そのとき前菜として出されたおつまみのようなもの。もともとは、バスク地方サン・セバスチャンのバル街名物の小皿料理の一種だそうで、簡単な料理をバゲットのスライスにのせたり、串に刺したりしたフィンガーフードです。
 とにかく気軽な料理なので、あまり堅苦しく考えず、楽しみながら、さまざまな具材を組み合わせてみてください。

高木 泉さん

高木 泉さん(料理研究家・俳人協会会員)

ご主人は、俳壇の巨匠、高浜虚子の孫にあたる高木森二氏。 祖母、母から受け継いだ家庭の味をベースに、和洋を問わず旬の素材を巧みに組み合わせる新鮮なレシピが好評。また、姑の晴子氏(虚子の五女)からは、料理のほかに俳句の薫陶も受け、日々の暮らしの身近な題材で詠む俳句を通し、季節季節を楽しむ食卓を提案している。著書に『なにかことこと煮てみたき』『午後の紅茶にジャムを入れて』(ともに文化出版局)『美しい日本の、美味しいごはん』(アスキー・コミュニケーションズ)など。

  • このコラムは『セコムライフ』に掲載した記事をベースにWEB用に再構成したものです。
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おつまみピンチョス

材料と下準備 4人分(20本)

★サーディンのピンチョス(手前・右)

アボカド(1/4個)は皮をむき薄く切る。モツァレラチーズ(15g)は小さめのひと口大に、レモンはいちょうに切る。オイルサーディン(4切れ)、チャイブ(適量)。

★帆立のピンチョス(手前・左)

帆立貝柱(中2個)は横に薄く切り、オリーブ油で焼き、柚子胡椒(少々)をのせる。ライムはいちょうに切る。イタリアンパセリ(適量)、ピンクペッパー(少々)。

★牛肉のピンチョス(真ん中)

小さめのひと口大に切った牛ステーキ肉(50g)はコチュジャン(大さじ1/2)をまぶして30分おき、サラダ油で焼く。プチトマト(2個)は半分に、クリームチーズ(15g)は2センチ角に切る。バジルの葉(適量)。

★ラム肉のピンチョス(奥・右)

小さめのひと口大に切ったラム肉(50g)はカレー粉、プレーンヨーグルト(各大さじ1)、塩、こしょう(各少々)をまぶして30分おき、サラダ油で焼く。黄色のパプリカ(1/4個)はひと口大に切り、サラダ油で炒める。グリーンアスパラ(4本分)は穂先のみを茹でる。

★チョリソのピンチョス(奥・左)

チョリソ(2本)は薄くななめに切り、オリーブ油で焼く。モツァレラチーズ(15g)は小さめのひと口大に切る。コーニッション*(4個)、バジルの葉(適量)、チリパウダー(少々)。*若摘み西洋きゅうりのピクルス。ふつうのピクルスでもOK。

作り方

  • 厚さ5ミリに切った細めのバゲット(20枚)に粉チーズ、ガーリックパウダー、チリパウダー(各少々)などをふり、オリーブ油で両面を焼く。
  • ❶のバゲットを土台に、それぞれのピンチョスの具材を写真のような順番で重ね、最後に竹串を刺す。

ポイント

下味をつけたバゲットは、両面をこんがりと焼いて

 もう30年以上も前のことですが、義母が主宰する俳句会の旅行で初めてスペインを訪れました。ひととおり観光をすませ、現地時間で夜の6時頃、私たち一行は、レストランで夕食をとることに。いただいたのは、パエリアです。たっぷり入った新鮮な魚貝が美味しく、これも初めての体験でした。
 夕食を終え、私は友人とふたり、知り合いの商社マンの家を訪ねました。スペインは刺繍も有名なので、彼に刺繍入りのテーブルクロスなどを買っておいてもらったのです。そして、夜の10時くらいになり、彼は言いました。「泉さん、パエリアでも食べましょう」
 びっくりして顔を見合わせる私たち。スペインは総じて夕食の時間が遅いのです。私もまだ若かったので、なんとか、この日2食目のパエリアもお腹に収めました。
 今回ご紹介する「ピンチョス」は、そのとき前菜として出されたおつまみのようなもの。もともとは、バスク地方サン・セバスチャンのバル街名物の小皿料理の一種だそうで、簡単な料理をバゲットのスライスにのせたり、串に刺したりしたフィンガーフードです。
 とにかく気軽な料理なので、あまり堅苦しく考えず、楽しみながら、さまざまな具材を組み合わせてみてください。

高木 泉さん
(料理研究家・俳人協会会員)

ご主人は、俳壇の巨匠、高浜虚子の孫にあたる高木森二氏。 祖母、母から受け継いだ家庭の味をベースに、和洋を問わず旬の素材を巧みに組み合わせる新鮮なレシピが好評。また、姑の晴子氏(虚子の五女)からは、料理のほかに俳句の薫陶も受け、日々の暮らしの身近な題材で詠む俳句を通し、季節季節を楽しむ食卓を提案している。著書に『なにかことこと煮てみたき』『午後の紅茶にジャムを入れて』(ともに文化出版局)『美しい日本の、美味しいごはん』(アスキー・コミュニケーションズ)など。

  • このコラムは『セコムライフ』に掲載した記事をベースにWEB用に再構成したものです。