夏野菜のティアラ・カレー

夏野菜のティアラ・カレー

材料(4~5人分)

にんじん

1/2本

たまねぎ

1個

じゃがいも

大1個

にんにく

1片

カレールウ

約100g(市販のもの)

トマトジュース

700ml

鷹の爪

2本

バター

大さじ1

砂糖

小さじ1〜2

サラダ油

適宜

トッピング

なす/にんじん/かぼちゃ/れんこん/オクラ/ズッキーニなど

各適宜

サラダ油/菜種油

揚げ油として8:2の割合で混ぜる

さわやかな酸味が、夏にピッタリ
夏野菜のピクルス
材料(4人分)

姫きゅうり/にんじん/セロリ/エシャロット/小たまねぎなど

各適宜

200cc

砂糖

1/2カップ

大さじ1

ローリエ

1枚

粒こしょう

適宜

作り方

  • 鍋にサラダ油をひき、弱火で鷹の爪、にんにくを炒め、香りが出てきたらたまねぎを加え、アメ色になるまで炒める。さらに、にんじん、じゃがいもを加えて軽く炒め、トマトジュースを入れて弱火で20分ほど煮込む。
  • 火を止め、鷹の爪を取り除き、冷ます。冷めたらミキサーにかけてピュレにする。
  • ❷を鍋にもどし、カレールウ、バター、砂糖を加えて溶かし、弱火で5分ほど煮込む。味をみて、塩で整える。
  • トッピングの野菜をイチョウなどに切り、カラリと揚げ、油をよく切る。
  • 皿にご飯を盛り、カレーをかけ、❹の野菜を彩りよく刺す。

夏野菜のピクルス

  • 保存する容器の容量に合わせ野菜をカットし、熱湯で2、3分茹でる。
  • 容器に野菜を入れ、水(400cc/分量外)、酢、砂糖、塩、ローリエ、粒こしょうを入れる。

*翌日には、おいしくいただけます。
*漬け汁は、容器の大きさに合わせ、実際に味をみながら調整してください。

太陽の香り溢るる 夏野菜

 「あの時のチシャ、うまかったなぁ」。毎年、夏になると、私の主人が思い出したように口にします。チシャというのは、今で言うレタスのような野菜。
 私たちの住まいがある場所は、そもそも私の祖父が、農作物を作るために持っていた土地で、新婚の私たちが敷地内の離れに住んでいたときも、キュウリやいんげん、黄色い花がきれいなオクラなど、畑でさまざまな野菜を作っていました。なかでも、記憶に鮮明に残っているのがチシャ。酢みそをかけていただくと、冷えたビールの最高のお供となりました。
 そんな想い出いっぱいの畑ももうありませんが、祖母が大切にしていたフキは、今でも残っています。この"おばあちゃまのフキ"を見るにつけ、私はとても幸せな気持ちになります。きっと、「土地」というものが、かつてそこに暮らしていた祖父や祖母と私たちの心を、強く結びつけてくれているからだと思います。
 さて、今回ご紹介するのは、夏野菜を使ったカレー。ポイントは、にんじん、じゃがいも、トマトジュースで作るピュレ。ルーは市販のもので結構ですが、ピュレに甘味があるため、辛口のルーを使うと"甘くて辛い"夏向きの味となります。夏野菜はカラリと揚げて、女性の髪飾り=ティアラのように可愛くトッピングしました。
 もう一品は、付け合わせのピクルス。さわやかな酸味が、カレーの合間に口の中をさっぱりさせてくれます。

高木 泉さん

高木 泉さん(料理研究家・俳人協会会員)

ご主人は、俳壇の巨匠、高浜虚子の孫にあたる高木森二氏。 祖母、母から受け継いだ家庭の味をベースに、和洋を問わず旬の素材を巧みに組み合わせる新鮮なレシピが好評。また、姑の晴子氏(虚子の五女)からは、料理のほかに俳句の薫陶も受け、日々の暮らしの身近な題材で詠む俳句を通し、季節季節を楽しむ食卓を提案している。著書に『なにかことこと煮てみたき』『午後の紅茶にジャムを入れて』(ともに文化出版局)『美しい日本の、美味しいごはん』(アスキー・コミュニケーションズ)など。

  • このコラムは『セコムライフ』に掲載した記事をベースにWEB用に再構成したものです。
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夏野菜のティアラ・カレー

材料(4~5人分)

にんじん

1/2本

たまねぎ

1個

じゃがいも

大1個

にんにく

1片

カレールウ

約100g(市販のもの)

トマトジュース

700ml

鷹の爪

2本

バター

大さじ1

砂糖

小さじ1〜2

サラダ油

適宜

トッピング

なす/にんじん/かぼちゃ/れんこん/オクラ/ズッキーニなど

各適宜

サラダ油/菜種油

揚げ油として8:2の割合で混ぜる

さわやかな酸味が、夏にピッタリ
夏野菜のピクルス
材料(4人分)

姫きゅうり/にんじん/セロリ/エシャロット/小たまねぎなど

各適宜

200cc

砂糖

1/2カップ

大さじ1

ローリエ

1枚

粒こしょう

適宜

作り方

  • 鍋にサラダ油をひき、弱火で鷹の爪、にんにくを炒め、香りが出てきたらたまねぎを加え、アメ色になるまで炒める。さらに、にんじん、じゃがいもを加えて軽く炒め、トマトジュースを入れて弱火で20分ほど煮込む。
  • 火を止め、鷹の爪を取り除き、冷ます。冷めたらミキサーにかけてピュレにする。
  • ❷を鍋にもどし、カレールウ、バター、砂糖を加えて溶かし、弱火で5分ほど煮込む。味をみて、塩で整える。
  • トッピングの野菜をイチョウなどに切り、カラリと揚げ、油をよく切る。
  • 皿にご飯を盛り、カレーをかけ、❺の野菜を彩りよく刺す。

夏野菜のピクルス

  • 保存する容器の容量に合わせ野菜をカットし、熱湯で2、3分茹でる。
  • 容器に野菜を入れ、水(400cc/分量外)、酢、砂糖、塩、ローリエ、粒こしょうを入れる。

*翌日には、おいしくいただけます。
*漬け汁は、容器の大きさに合わせ、実際に味をみながら調整してください。

太陽の香り溢るる 夏野菜

 「あの時のチシャ、うまかったなぁ」。毎年、夏になると、私の主人が思い出したように口にします。チシャというのは、今で言うレタスのような野菜。
 私たちの住まいがある場所は、そもそも私の祖父が、農作物を作るために持っていた土地で、新婚の私たちが敷地内の離れに住んでいたときも、キュウリやいんげん、黄色い花がきれいなオクラなど、畑でさまざまな野菜を作っていました。なかでも、記憶に鮮明に残っているのがチシャ。酢みそをかけていただくと、冷えたビールの最高のお供となりました。
 そんな想い出いっぱいの畑ももうありませんが、祖母が大切にしていたフキは、今でも残っています。この"おばあちゃまのフキ"を見るにつけ、私はとても幸せな気持ちになります。きっと、「土地」というものが、かつてそこに暮らしていた祖父や祖母と私たちの心を、強く結びつけてくれているからだと思います。
 さて、今回ご紹介するのは、夏野菜を使ったカレー。ポイントは、にんじん、じゃがいも、トマトジュースで作るピュレ。ルーは市販のもので結構ですが、ピュレに甘味があるため、辛口のルーを使うと"甘くて辛い"夏向きの味となります。夏野菜はカラリと揚げて、女性の髪飾り=ティアラのように可愛くトッピングしました。
 もう一品は、付け合わせのピクルス。さわやかな酸味が、カレーの合間に口の中をさっぱりさせてくれます。

高木 泉さん
(料理研究家・俳人協会会員)

ご主人は、俳壇の巨匠、高浜虚子の孫にあたる高木森二氏。 祖母、母から受け継いだ家庭の味をベースに、和洋を問わず旬の素材を巧みに組み合わせる新鮮なレシピが好評。また、姑の晴子氏(虚子の五女)からは、料理のほかに俳句の薫陶も受け、日々の暮らしの身近な題材で詠む俳句を通し、季節季節を楽しむ食卓を提案している。著書に『なにかことこと煮てみたき』『午後の紅茶にジャムを入れて』(ともに文化出版局)『美しい日本の、美味しいごはん』(アスキー・コミュニケーションズ)など。

  • このコラムは『セコムライフ』に掲載した記事をベースにWEB用に再構成したものです。