防犯 2012年05月02日

第93回 「安全・安心」で楽しい海外旅行のために!

こんにちは。今年のG.W.は昨日と今日を有給休暇にすれば9連休という大型連休。今日はヴァカンスを満喫中という方も多くいらっしゃるようですね。いつもよりちょっと空いている通勤電車に、お休みの人が多いことを実感。もし、9連休がとれたら・・・・なんてお休みに思いをはせながら、私はいつも通り仕事中です。同じくお仕事中の人もいらっしゃいますよね。今日は一緒に頑張り、明日からの連休を思いっきり楽しみましょう!

2012.5.2更新

今年のG.W.に海外旅行に出かける人は約56万3000人となる見通しで、過去2番目に多いという試算が出ているようです。海外旅行を楽しむ方の数は増加傾向にあります。しかし、それに伴い海外邦人援護の件数、人数も増えているんです。海外旅行に出かける前に、安全な旅行のための準備をしっかりと行ってくださいね。

訪問する国や地域の文化、治安を知ったうえで渡航する

2010年海外法人援護統計の地域別内訳

 邦人援護件数を地域別にみると、最も多いのがアジア地域ということが分かります。あなたが訪れる地域の最新の情報を確認しましょう。

渡航前の対策ポイント

  • 事前に渡航先の治安をチェック。
    ⇒ 外務省の「海外安全ホームページ」で渡航先の治安などを確認しましょう。
  • 渡航先での大使館や領事館の連絡先、場所を事前にチェック。
    ⇒ 言葉が通じないこともあるので、「助けて」「困っています」「パスポートをなくしました」など、助けを求める言葉を現地の言語でメモして持参するとよいでしょう。
  • 渡航先や緊急連絡先を出発前に家族に伝える。

渡航先ではいつも以上に防犯意識を持って

渡航先ではいつも以上に防犯意識を持って

 土地勘がない、言葉が通じないなど、普段の生活とは違う状況におかれる海外では、「自分の身は自分で守る」という危機管理意識をしっかりもって行動してくださいね。

 また、海外で発生する犯罪被害の中で最も多いのが盗難被害です。次いで、詐欺・強盗被害が多くの割合を占めています。現地で身を守るために、対策ポイントをご紹介しましょう。

渡航先での対策ポイント

  • 多額の現金や貴重品はホテルのフロントに預けたり、部屋の金庫を利用したりし、持ち歩かない。
  • スリに狙われないよう、口の開いたバッグや中身が見えるバッグは使用しない。
  • バッグはしっかりと持ち(たすきがけがオススメ)、一瞬でも目を離したり、置きっぱなしにしたりしない。
  • 詐欺や押し売りに遭わないよう、買う意思がないときははっきりと断る。
  • 強盗被害に遭わないよう、人気の少ない店舗や奥まった場所にあるような店舗に近づかない。

 旅行中の万が一に備えて、旅行保険に加入するのもオススメです。旅行準備に追われて、うっかり忘れてしまっても、出発当日、空港で申し込めるタイプもありますよ。せっかくの休日。楽しいはずの海外旅行が悲しい思い出にならないように、事前にできる対策、また、現地での対策をしっかり行って、安全な旅行を楽しんでください!
 そして、もちろん、留守宅の防犯対策も忘れずに。

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