その他安全 2011年07月19日

第53回 【インタビュー】一番身近な自分の健康にも、保険の備えを

「こんにちは」の前に、「今日も暑いですね」と挨拶する毎日。暑い日が続きますが、エアコンの設定温度を上げたり、休日はエアコンなしで過ごしてみたりと、いろいろ節電対策をしています。
ただ、ここ数日、夕方になると37.5度くらいまで体温が上がり、体がだるいという症状が・・・・。エアコンもあまり使っていないのに夏風邪でもひいてしまったかなと思いきや、なんと熱中症とのこと。熱中症は、屋外で起こるものとばかり思っていましたが、気温や湿度の高い日は、室内でも気をつけなければいけないとか。節電も、ほどほどに。健康が一番と痛感させられました。

2011.7.19更新

みなさんは、自分自身の健康について考えたことがありますか?なんとなく自分は、がんなどの大きな病気にはかからないだろうと根拠のない自信を持っていませんか。「まだまだ若いし、大丈夫」と思っている皆さんにこそ知っていただきたいのが、がん保険です。そこで、セコムグループのセコム損害保険株式会社の岩村純さんに、なぜ、がん保険が必要なのか伺いました。

お話を伺った方
セコム損害保険株式会社 商品業務部 個人火災・傷害グループ 課長代理 岩村 純

セコム損害保険株式会社 商品業務部
個人火災・傷害グループ
課長代理 岩村 純

2001年4月、セコム損害保険株式会社に入社。損害サービス部に配属となり、火災保険や「自由診療保険メディコム」などの保険金支払いを担当。
2005年8月、商品業務部個人火災・傷害グループへ異動。以来、「メディコム」の契約引受に関する業務に従事している。

若い女性もがんについて知っておきたい

Q
今、私はとても健康で、親族にもがんにかかった人がいないのですが、突然がんにかかることはあるのでしょうか。
A
「家族にがんにかかった人がいないから、私もきっと大丈夫」、そう思われる方がよくいらっしゃいますが、がんの中で遺伝性のものは、わずか5%と言われています。私たちの体では、毎日DNA細胞がコピーされ、生まれ変わっているのですが、そのコピーミスががん細胞なのです。
学説では、約5000個のがん細胞が1日に生まれていると言われています。しかし、免疫細胞によって、がん細胞は死滅しますので、誰もがすぐがんになるわけではないのです。ところが、その中で、死滅しなかったがん細胞が蓄積されてしまうと、がんになるというわけです。
ですから、今とても健康であったとしても、誰もががんになる可能性はあるのです。
写真:インタビュー

Q
がんに対する心構えは、誰でも必要、ということですね。なかでも、若い女性に多いがんは、何でしょうか。
A
子宮頸がんが多いですね。30歳くらいからは、乳がんにかかる方も多くなります。
子宮頸がんに関しては20歳から、乳がんに関しては30歳くらいから、検診を受けるように言われているのをよく耳にします。これらのがんは、一般的に早期に発見して治療をすると治りやすいと言われているからでしょう。
Q
子宮頸がんや乳がんの検診というのは、なかなか行きづらいということもあって、受けていない方が多いように思います。がんにかかる人の数って多いのでしょうか。
A
国立がんセンターの調べでは、女性の場合、2、3人にひとりの割合なので、決して少ないとは言えない数字だと思います。

がん保険は補償内容をチェック

Q
もしも、自分ががんにかかってしまったら、治療費がかかりますが、がん保険ではなくて医療保険で備えは十分ではないのですか。
A
医療保険の場合は、入院1日に対して決まった保険金が支払われるというケースが多いです。一般に販売されているがん保険も同様ですが、がんに特化した保険ですので医療保険より少ない保険料負担で、大きな補償を用意することが可能です。しかし、がんの治療には、「自由診療」や「先進医療」の扱いになる治療法が適するケースもあり、その場合、健康保険が適用されません。
がんの治療では、入院日数は短縮傾向にありますが、それでも、受けた治療によっては、治療費が数百万円から数千万円と高額になることもあるのです。そのような場合に、健康保険が適用されない、となると、若い女性が自分で工面するのは大変ですよね。

 当社が提供しているがん保険「自由診療保険メディコム」は、がんの治療にかかった治療費をお支払いする保険です。また、「先進医療」や「自由診療」の場合でも、保険金をお支払いできます。入院の場合は無制限に治療費を補償できますし、通院治療でも5年ごとに1000万円まで補償しますので、経済的な心配をせずに、がんを克服するために治療に専念していただけます。 ※「先進医療」...重粒子線治療など、厚生労働大臣が定める高度な医療技術を用いた療養のこと。先進医療の治療費は全額自己負担となる。 ※「自由診療」...国内未承認の抗がん剤による治療など、健康保険などが適用されず、先進医療でもない治療。自由診療となる治療を行うと、本来健康保険が適用される治療も含め、すべての治療費が自己負担となる。
Q
医療保険や一般的ながん保険に入っていても、入院日額しか出ないと、治療費がまかなえない場合がありますね。若い女性は、まだ高額な貯蓄がない方も多いでしょうし、お金の問題で良い治療をあきらめるというのは悔しいですよね。「自由診療保険メディコム」には、金銭的な補償以外にも、メリットはありますか。
A
がんと告知されたら、まず精神的なショックが大きいと思います。
仕事をしている女性であれば、仕事を辞めなければならないのかと、不安になるかもしれません。そのような状況で、手術をして、がんを取り除きましょうと言われても、「はい」と即答できる人は少ないと思います。できれば、別の治療法はないかとか、自分が納得した上で治療を受けたいと思う方もいらっしゃると思います。

 そこで、「自由診療保険メディコム」のご加入者には、「メディコム・ナースコールセンター」で、看護師資格を持った当社のスタッフが、がんの治療や保険金請求についての相談をお受けしています。例えば、当社は自由診療にも対応するがん治療に定評のある全国約240の医療機関と協定を結んでいますので、お近くの医療機関をご案内できますし、治療法に不安のある方には、セカンドオピニオン外来のご紹介もしています。
Q
それは、心強いですね。がんと告知されたら、私も気が動転してしまうと思います。だからといって、誰に相談していいのかわからないので、これは安心ですね。
A
最近、「できれば、仕事を続けながらがんの治療をしたい」という女性も増えているので、手術の後の抗がん剤治療を自宅や職場から通院で行いたいという人が多いように感じますね。
抗がん剤は世界中で新薬が開発されていて、欧米では一般的に使用されている抗がん剤であっても日本ではまだ承認されていないものもあります。そのため、もし、そのような国内未承認の抗がん剤を使用して通院で治療を行う場合には、自由診療となり、高額な治療費がかかりますから、受けたい治療を選ぶことができるという意味でも通院による国内未承認抗がん剤の治療費を補償する「自由診療保険メディコム」がおススメです。
お金のために、人生をあきらめないための補償ですね。
写真:インタビュー

Q
確かに、がんの治療を受けるのに、高額だからそれは受けられない、など考えるのは、病気で精神的にも弱っているときに、つらいですよね。では、いつ加入するのがいいのでしょう。
A
先ほど申し上げたように、子宮頸がんなどは20歳くらいからみなさんにリスクのあることですので、健康なうちに、保険について検討されるのをおススメします。
というのも、がん保険は、一度かかってしまうと、もう加入することができない場合が多いからです。
「まさか私が・・・」ではなく、「私ももしかしたら・・・」と考えて、いざというときのために備えてください。

どうして、がんにかかったときのために備えておいたほうが良いのかが、よく分かりました。高額な治療費がかかっても、ちゃんと費用を補償してくれる保険に入っていて治療に専念できるのは、いざというときには大きな支えになるはずです。
がん医療は日々進歩していて、初期に発見できれば治療をして、今までの生活ができるケースも多いようです。健康な今こそ、定期的に検診を受けて、経済的な備えであるがん保険についても考えてみてはいかがでしょうか。

(本コラムに使用したがんに関するデータは、一般的に知り得た情報を参考にしています。)

関連情報

「自由診療保険メディコム」「自由診療保険メディコム」
セコムグループで損害保険事業を担う、セコム損害保険株式会社が、がんと診断された方に経済的な心配をすることなく、最良の治療を受けていただくことを考えてつくったがん保険。
先進医療や自由診療でも、かかったがん治療費を補償する画期的な保険です。

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