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あんしんコラム

まずは身近にできる対策から。「働く女性の安全委員会」のメンバーが対策をご紹介します。

第39回 痴漢対策万全で安心な通勤・通学を

こんにちは。新生活をスタートされた人は、新しい環境でいろいろな変化があって、週末はいい(?)疲れが出たのではないでしょうか。環境が変わるのは、新しい挑戦でもあり、新鮮で楽しいこともありますよね。でも、慣れない環境で自分が気づかないうちにストレスになっていることも。休日は、おもいっきりリフレッシュしましょう!

2011.4.11更新

通勤・通学の時間帯は、駅のホームやどの列車も混雑していますよね。不特定多数が乗り合わせる満員電車は、痴漢の発生率が高く、多くの女性が被害を受けています。
警視庁が発表した「都内における性犯罪(強制性交等・強制わいせつ・痴漢)の発生状況」を見てみると、2017年中におきた痴漢行為による迷惑防止条例違反は約1,750件
うち51.3%が電車内で最多です。駅構内での痴漢行為をあわせると71.3%が電車や駅構内で発生したことがわかります。

通勤・通学で満員電車を利用する女性は、特に効果的な痴漢対策を知っておくことが必要です。
警戒心を忘れずに、痴漢対策をチェックしておきましょう。

痴漢が多い路線は?

近年、痴漢被害を撲滅しようと、鉄道各社ではさまざまな対策が推進されています。
JR東日本では、セキュリティ対策として、新幹線およびすべての在来線に防犯カメラの設置を進めています。こうした取り組みは東京メトロや都営地下鉄、首都圏に乗り入れている私鉄各線にも、広がっています。

また、警察でも鉄道会社と連携して痴漢対策を強化。ポスターやキャンペーンなどで痴漢撲滅を訴えているほか、痴漢被害が多発する路線や時間帯を中心とした取り締まりや、捜査員の投入など、現行犯摘発に重点を置いた痴漢対策を推進しているそうです。

鉄道会社や警察によって、痴漢対策が強化されていますが、自分自身でも痴漢から身を守る対策を忘れないようにしましょう。

今日から実践!痴漢対策のポイント

電車内の痴漢対策1:痴漢にあいやすい場所を避ける
通勤・通学のラッシュ時は、どの車両も混雑しがちですが、中でも痴漢に遭いやすい場所があります

・乗り降りの多いドア付近
・車両の連結部分の近く
・大きな駅の改札口に近い車両

ドア付近は、何かあればすぐに降りられる!と思いがちですが、痴漢にとっても同じこと。
痴漢行為をした後、ドアが開いてからすぐに逃げることができるため、痴漢行為者にとっても都合のいい場所といえます。また、車両の連結部分は、人目が届きにくく危険です。
また、乗り降りのときに便利な改札・階段に近い車両は、多くの人にとって便利なので特に混雑し、そうした混雑を狙って痴漢が紛れ込んでいる可能性があります。
痴漢被害からの防犯対策としてこのような場所は避け、女性専用車両やあまり混雑していない車両などを利用しましょう。

電車内の痴漢対策2:痴漢を寄せ付けないための防犯対策を
痴漢を避けるのと同様に、痴漢を寄せ付けない態度をとることも重要な対策のひとつ。
例えば、防犯ブザーをバッグの外側など、外から見える位置に付け、"防犯意識が高い女性"ということを周りに示すこと。
できれば露出度の高い服装は避け、新聞や本を持つなど、凛とした強い女性を演出するのもいいでしょう。痴漢をしたら毅然とした態度で拒絶される...と痴漢行為者に思わせることが大切です。

電車に乗った後も、周囲に対する警戒を怠らないことが肝心。スマートフォンに熱中しすぎたり、ぼんやりしたりしていると、すきができ、痴漢に狙われるかもしれません。
キョロキョロして周囲を見回すなど落ち着きがなく、不審な様子の人には近寄らないようにしてください。

電車内の痴漢対策3:電車の乗り方を工夫する
いつも同じ時間、同じ場所から電車に乗る女性を狙う痴漢もいます。電車に乗る時間、車両や乗降ドアを変えるのも痴漢対策のひとつです。
また、連れあいのいる女性には痴漢も手を出しにくくなります。通勤・通学ラッシュの電車に乗るときは、可能なら方向の近い人と一緒に乗るほうが安心です。

痴漢対策については、防犯対策ファイル「痴漢対策」でも紹介しています。あわせてご一読ください。

電車で痴漢被害にあったときの対応は?

まずは痴漢にあわないよう、対策をしっかりと行うことが重要!
通勤・通学の電車内で痴漢被害にあって、不快な一日を過ごさないためにも、しっかり痴漢対策をして安全に安心して過ごしたいものです。

もし「痴漢かな?」と思ったら...まずは、バッグや傘などを動かして相手の反応をみましょう。
それでもやめず、痴漢行為を確信したら、躊躇せず「やめてください」というか、防犯ブザーを鳴らしてください。また、痴漢行為者の服装の色や指輪、時計などの特徴を覚えておきましょう。

万が一痴漢被害にあってしまったら、被害者を増やさないためにも勇気を持って駅係員か警察に届け出ましょう。最近では、女性の駅係員や警察官もよく目にするようになりました。
女性同士、協力しあって痴漢被害を減らしていけるといいですね。

※このコラムは内容の一部を更新して再公開しています