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あんしんコラム

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第357回 夜の帰宅で注意したい犯罪対策

夜の女性のひとり歩きには、犯罪被害のリスクがともないます。
テレワークで外出が減っているという方は少なくないと思いますが、帰宅が夜間になるときは、防犯対策を意識することが必要です。
どのような犯罪に、どのような場所で巻き込まれやすいのか、その対策をまとめます

2022.06.22更新

夜の女性のひとり歩きには、犯罪被害のリスクがともないます。 テレワークで外出が減っているという方は少なくないと思いますが、帰宅が夜間になるときは、防犯対策を意識することが必要です。 どのような犯罪に、どのような場所で巻き込まれやすいのか、その対策をまとめます

夜間のひとり歩きで女性が注意したい犯罪は何?

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警察庁の調査によると、女性の犯罪被害は夜間の時間帯(18時~24時)に発生割合が高いことがわかります。
女性が夜道を歩く際は、日中よりも犯罪リスクが高まるということです。
犯罪の前兆事案とされる声かけやつきまといも、18時以降の夜間に多くなっています。
女性被害の認知件数が多い犯罪を見てみましょう。

・ひったくり
ひったくり被害の認知件数のうち、7割以上が女性です。(2020年警察庁統計より)
女性は、財布や家の鍵などの貴重品をバッグにまとめて持ち歩くことが多いため、狙われやすいと考えられています。また男性よりも力が弱く、犯行がたやすいと思われている可能性も否定できません。
夜間の帰宅時間帯に狙われるケースも多く、自衛が必要です。

・ストーカー
警察が検挙したストーカー事案のうち、9割近くは女性が被害者です。(2021年警察庁統計より)
ストーカー事案とは、特定の相手に対して悪質なつきまといや、いやがらせを繰り返す行為のこと。20代の女性の被害が最も多く約3割を占めており、約7割の被害は30歳以下の女性です。
帰宅時を狙って待ち伏せたり、あとをつけたりするケースがあります。
夜間は特に注意が必要な時間帯です。

・性犯罪
女性が被害者となることが多い、強制わいせつや強制性交などの性犯罪。
2021年の警視庁の統計によると、強制わいせつの発生は、18時以降から明け方にかけて増加する傾向にあります。
発生場所は、路上や公園が多く、昼間は安全に見える場所でも、夜間の通行には注意が必要です。

夜間のひとり歩きで女性が注意したい場所はどこ?

女性が被害者となる犯罪は、周囲からの目が遮断される場所、死角が多い場所で発生しやすい傾向があります。

<夜間に女性が犯罪被害にあうリスクが高い場所>
(1)路上
・塀などで見通しが悪い道路
・駐車場や空き地に面した道路
・線路や田畑沿いの道路
・交通量や人通りが多い道路から一本入った住宅街の道
・空き店舗が多い通り

(2)駐車場・駐輪場
・前面道路から奥まったところにある駐車場や駐輪場
・駅付近の駐車場(マイカー利用者を狙って駐車場の車中で待ち伏せ)
・照明がなく、夜間に暗くなる駐車場や駐輪場
・隣接する道路からの見通しが悪い駐車場や駐輪場

(3)集合住宅
・集合住宅のエントランスや階段部分、エレベーター
・ブロック塀などで死角となった集合住宅の敷地内
・田畑・駐車場・公園などが隣接する集合住宅

(4)公園
・遊具などで死角が多い公園
・樹木や雑草が生い茂って前面道路から見通しが悪い公園
・ゴミや落書きなどが放置され、管理が行き届いていない公園

監視の目や、店舗や照明の光が行き届かない場所ばかりです。
夜間はなるべく近づかないようにするか、不審な人物や気配がないか警戒するようにしてください。
通勤や通学にマイカーや自転車を利用している女性は、夜間の帰宅時間帯に駐車場や駐輪場で待ち伏せされる可能性もあります。
周辺の人通りが多く、照明があって、監視カメラや防犯カメラが設置されている駐車場や駐輪場を選ぶのがおすすめです。

女性が夜道を歩くときに気をつけたい5つのポイント

女性が夜間にひとり歩きをする際には、以下のようなことに注意しましょう。

<女性のための夜道の安全対策>
(1)安全な道を選んで歩く

女性を狙う不審者は、「人の目」や「光」を嫌います。
夜間は、なるべく人通りが多く、明るい道を選ぶようにしましょう。
近道だからといって、暗い公園や駐車場などを通り抜けるのは危険。
いざというときのために、夜間でも営業しているコンビニやファミレスなど、すぐに逃げ込める場所を把握しておくことも大切です。
帰宅が深夜になったときは、タクシーを利用することも検討してください。

(2)「ながら」歩きはしない
スマートフォン操作をしながら、イヤホンで音楽を聴きながらなど、「ながら」歩きはやめましょう。
注意力が散漫になるので、「ながら」歩きを狙うことも考えられます。
夜道を歩くときは、ときどき後ろを振り返るなどして警戒しながら、キビキビと急ぎ歩きをすることを心がけましょう。

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(3)荷物は車道と反対側に持つ
ひったくり犯は、バイクや自転車などで迫って素早く荷物を奪うことが多くなっています。
狙われないよう、道路とは反対側に荷物を持つ習慣をつけましょう。
なるべく歩道と車道が区別された道を通るようにしてください。
またバッグはチャックやフラップでしっかり閉じられるものを選ぶと、スリ対策にもなります。

(4)防犯ブザーを目立つように身につける
防犯ブザーは、いざというときに危険を周囲に知らせてくれるものです。
バッグの表側に防犯ブザーをつけておくと、警戒心をアピールできるので、犯罪抑制効果も期待できます。
スムーズに手が届く位置にいつも携帯し、夜間に歩くときは、すぐに防犯ブザーを扱えるよう手元に引き寄せておきましょう。
また、防犯ブザーを使用しない場合でも、月に1度は実際に鳴らして動作確認をすることも忘れずに。

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(5)服装に注意を払う
露出の多い服装や、悪目立ちするような服装は、不審者の関心を引いてしまうことがあるようです。
帰宅が遅くなりそうなときは、服装にも気をつかい、いざというときに素早く行動できるよう、歩きやすい靴を選ぶことをおすすめします。

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自宅までつけられ、鍵をあけた瞬間に押し入られるケースや、自宅敷地内の死角で犯行にあうケースが少なくありません。
自宅前では必ず周囲を警戒しましょう
素早く鍵をあけ、ドアを閉めてロックするまで気を抜かないことが大切です。

オートロック式のマンションでも、セキュリティ設備がある安心感がすきになることがあります。
住人と一緒にオートロックを通過する手口があることを忘れないでください。
エレベーターに一緒に乗ろうとする人がいたら、見送るくらいの警戒心を持つようにしましょう

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