防犯 2022年02月02日

第348回 ひとり暮らしをはじめる女性に!お部屋探しのチェックポイント

4月からの新生活に向けて、お部屋探しをしている女性もいらっしゃるのではないでしょうか。
女性のひとり暮らしでは、立地や間取り以外にも物件周辺の安全面をチェックする視点も大切です。
安心して毎日を過ごせる物件を選ぶために、女性がお部屋探しの際に気を付けたいチェックポイントをまとめます。

2022.02.02更新

4月からの新生活に向けて、お部屋探しをしている女性もいらっしゃるのではないでしょうか。
女性のひとり暮らしでは、立地や間取り以外にも物件周辺の安全面をチェックする視点も大切です。
安心して毎日を過ごせる物件を選ぶために、女性がお部屋探しの際に気を付けたいチェックポイントをまとめます。

【女性のひとり暮らし】お部屋探しのチェックポイント

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まず、お部屋探しをする際に不動産会社を訪れると、物件の条件を聞かれますので、「防犯」を重視していることも伝えましょう
インターネットの物件検索でも、希望条件にセキュリティに関する項目がないかチェックしてみてください。

次に、内見のときは、自分自身の目でも物件の防犯設備や建物の安全性をチェックしましょう。
さらに最近では、オンライン内見を行っている不動産会社もあります。その場合も、建物や周辺環境なども含め、安全面で気になるポイントをスタッフに伝え、見せてもらえるようお願いするとよいでしょう。

<内見でチェックしたい防犯ポイント>
□ 建物のエントランスが周囲からの見通しが良い構造になっているか
□ 建物周辺に足場になるもの、侵入されやすい経路がないか
□ ゴミ置き場や駐輪場所、共用スペースの清掃・管理が行き届いているか
□ 玄関の鍵が1ドア2ロックになっているか
□ 鍵の形状はピッキングされにくいディンプルキーか
□ 郵便受けは他人が取り出せないよう鍵などが付いているか
<あるとより安心な防犯設備もチェック>
□ モニター付きのインターホンや宅配ボックスなどがあるか
□ エントランスやエレベーターに防犯カメラが設置されているか
□ オートロックがあり、非常階段には鍵が付いているか


オートロックは、女性がひとり暮らしをする際に重視したい防犯ポイントですが、オートロックがあっても絶対に安全というわけではありません。
オートロック付きの物件だからと過信せず、いろいろな視点から安全面をチェックしてみてくださいね。

【あわせて読みたい!関連コラム】
オートロック付きの物件でも油断大敵!一人暮らしのマンションやアパートの防犯対策

【女性のひとり暮らし】周辺環境のチェックポイント

女性のひとり暮らしでは、建物やお部屋の安全性だけではなく、物件周辺の環境にも目を向けましょう
通勤や通学で毎日のように通う道のりは、昼間と夜間、両方の時間帯に実際に歩いてみて、安全性をチェックするのがおすすめ。
物件周辺の雰囲気が昼夜でガラリと変わることもあります。
できればお部屋を契約する前に、物件の周辺を歩いてみてください。

<事前にチェックしたい周辺環境の防犯ポイント>
□ 地域の犯罪発生状況はどうか(市町村などのアプリやインターネットで確認)
□ 帰り道は、夜間も明るく、人通りがあるか(街灯や営業している店舗などを確認)
□ いざというときに逃げ込める安全な場所(交番、コンビニ、ファミリーレストランなどのお店)が帰宅経路にあるか
□ 見通しが悪い公園や駐車場が物件の近隣にないか

物件周辺や帰宅経路の付近に、交番や24時間営業しているような店舗があると女性のひとり暮らしでも安心です。
反対に、公園や駐車場・駐輪場などは、不特定多数が自由に出入りでき、見通しが悪い場合もあるので注意が必要です。

「万が一のとき、どこに助けを求めるか」を考えながら物件周辺を散策すると、女性が安心してひとり暮らしができる地域かどうかが見えてきます。

また災害時の備えとして、地域のハザードマップをチェックするのも忘れずに。
住みたい物件やエリアの災害リスクも把握したうえで、検討しましょう。

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お部屋探しでは、間取りやデザインなどに目を奪われがちですが、建物や物件の周辺環境も含めた安全面をしっかり確認し、総合的に判断することが大切。
すべてのチェックポイントを満たす物件はなかなかないかもしれませんが、防犯上のリスクがわかっていれば、対策が可能かどうかを検討して物件を選ぶことができます。

内見の際には「"防犯女子"の一人暮らし・住まいの選び方チェックシート」を持参して、活用してくださいね!

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