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第333回 女性の大敵!「夏の冷え」を改善するには?自分のカラダと向き合うコツ

夏めいた気配を感じる季節を迎えています。
エアコンを使い始めている方も多いのではないでしょうか。
外は汗ばむほどの気温なのに、室内にいるときは手先や足先がいつも冷たい...夏でも「冷え」に悩まされる女性は少なくありません。
テレワークなど在宅している時間が増え、いつの間にか「体が冷えている状態が当たり前」になっていることも。
今回は、あらゆる不調に関係しているという「女性の冷え」をクローズアップし、原因や対策をご紹介
セコム医療システム㈱の看護師の方に女性の「冷え」について話を聞いてきました。

2021.6.23更新

夏めいた気配を感じる季節を迎えています。
エアコンを使い始めている方も多いのではないでしょうか。
外は汗ばむほどの気温なのに、室内にいるときは手先や足先がいつも冷たい...夏でも「冷え」に悩まされる女性は少なくありません。
テレワークなど在宅している時間が増え、いつの間にか「体が冷えている状態が当たり前」になっていることも。
今回は、あらゆる不調に関係しているという「女性の冷え」をクローズアップし、原因や対策をご紹介
セコム医療システム㈱の看護師の方に女性の「冷え」について話を聞いてきました。

女性は夏でも冷えやすい?「冷え」の原因を知る

Q
いつも手足が冷たい、体が冷えるとなかなか温まらないなど、「冷え」に悩む女性が多いようです。そもそも「冷え」とは、どういうものなのでしょうか?
A
簡単に言うと、毛細血管にしっかりと血液が送られていない状態です。
毛細血管は体の隅々まで張り巡らされていますが、血流が悪いと末端に血液が行き届かなくなり、「体が冷える」状態が起こります。
また、体の中で熱をつくるのは筋肉の働き。
女性は男性に比べて筋肉量が少ないので、もともと熱をつくりにくい体質だと言えます。
反対に脂肪は冷えやすく、一度冷えると温まりにくいという特徴があります。
手足以外でも、脂肪が多いおなか周りなどは特に冷えやすい場所です。
Q
筋肉が少なくて脂肪が多いから、女性は冷えやすいのですね。筋肉の衰えや運動不足も冷えに関係しているのでしょうか。
A
筋肉を動かすと血液が循環し、体の中で熱がつくられます。
運動習慣があって適量の筋肉があると、体は温まりやすいと言えるでしょう。
動かずにいるとそのぶん血流が悪くなり、冷えやすくなります。
運動不足はもちろん、同じ姿勢で長時間デスクワークをしていると、冷えの原因になるかもしれません。
ハードな運動は難しくても、ときどき立ちあがって簡単なストレッチをするだけでも、血流が良くなりますよ。
また、座っているときに足を組んだり、寝るときにいつも同じ方向を向いたりする癖がありませんか?「ずっと同じ姿勢」は血流を滞らせる要因なので、意識して変えたほうが良いと思います。
Q
「冷え」の原因はひとつではないのですね!
A
そうですね。合わせて、女性には月経もあるので、血流が一定ではありません。
血液量が減って体の末端まで血液が行き届かず、冷える場合もあります。
スカートなど足を出した服装も冷えを招きますし、ウエストを締め付ける服が血流を妨げて、冷えの原因になっている場合もあります。
女性特有の事情や生活習慣など、いろいろな原因が絡み合って冷えが起きている。
このことを知ったうえで、今の生活の中でできる冷え対策をしていくことが大切です。

女性のための冷え対策:その1「エアコンの使い方に工夫を」

Q
すぐにできる冷え対策として、どのようなことがあげられるでしょうか。
A
夏場の冷えの大きな要因のひとつが「エアコン」。
コロナ禍で、家で過ごす時間が増えているので、例年以上にエアコンの使い方には注意を払いたいですね。
よくエアコンの設定温度は「25~28℃」と言われますが、女性にはそれでも低すぎることがあります。
外気温-3度くらいに設定するのがおすすめです。
また、エアコンの風が直接当たらないように過ごしましょう。
冷風ではなく除湿機能を使うのも良いと思いますが、その場合も風が直接体に当たらないようにしてください。
生活空間の広さの関係でエアコンの風が避けられないなら、ファンの向きを上の方にして、扇風機で空気をうまく循環させるようにすると、冷えを和らげることができます。
画像
Q
オフィスなど、自分でエアコン操作ができない場所ではどうしたら良いのでしょうか。
A
カーディガンやストールなど、羽織るものを常備しておきましょう。
足首やふくらはぎなどを温めると体全体が温まりやすいので、靴下やひざ掛けも効果的です。
また、おなか周りを温めるのもおすすめ。最近では薄手で目立たない腹巻などもたくさん市販されているので、活用してみてはいかがでしょうか。
自宅でテレワークをしている方も、タンクトップにハーフパンツなどの軽装だと体を冷やしてしまいがちです。
ウエストを締め付けないゆったりした長めのズボンや長袖のシャツなど、露出しすぎないことを意識したほうが良いかもしれません。靴下やレッグウオーマー、ひざ掛けなど、家でも足を冷やさない習慣を取り入れてみてくださいね。
Q
テレワークで長時間家の中にいると、快適な温度に慣れてしまいがちです。
A
外に出ないと、気候の変化にも疎くなりかねません。
近年は夏の暑さが厳しく、40度近くまで上がることもありますが、エアコンをかけた室内から急に屋外に出ると、体が気温差に耐えることができず、疲れやすくなったり、だるくなったりします。
これは、自律神経がバランスを崩しているということ。
自律神経は、環境に適応するために体の中でいろいろな切り替えをする働きをしていますが、家の中の温度と外気温の差がありすぎると、自律神経がバランスを取れなくなってしまうのです。
冷え予防のためにも、多少は汗をかくことも大切。
しばらくエアコンを切って窓を開けて外気を感じたり、朝夕の涼しい時間に外に出て夏の気候を味わったりしたほうが、自律神経が整います。
もちろん熱中症の危険もありますから、無理をするのは禁物ですが、「暑さ」を体の感覚として感じたうえで、適切にエアコンを使うことが必要です。

女性のための冷え対策:その2「夏もカラダを温める生活習慣を」

Q
近年の夏は厳しい暑さが続いています。つい食事でも、冷たい飲み物や冷たい麺類などを選びがちです。
A
冷えの改善や予防には、体の中に取り入れるものも、「温かいもの」がおすすめ。
食道や胃は体の真ん中を通っているので、温かいものを取り入れると全身が温まりやすくなるからです。
反対に冷たいものは、おなかから体を冷やします。
人間の胃は、体温と同じ36~37度くらいでよく消化機能が働くと言われていますので、それより冷たいものばかり入れていると、消化機能が落ちて食欲不振につながりかねません。
体温が下がっている寝起きは「白湯」を飲む、日中も温かい飲み物を飲む、食事のときは温かいスープを飲むなど、意識的に温かいものを取り入れてみてください。
ティータイムやデスクワークのお供には、体を温める効果の高い「生姜湯」もおすすめですよ。
Q
夏も「カラダを温める生活習慣」としては、ほかにどんなことがありますか?
A
夏はシャワーで済ませてしまいがちですが、できれば入浴したほうが良いと思います。
38~40度くらいのぬるめのお湯に、じんわりと汗をかくくらい浸かってみましょう。
入浴は、体を温めるのはもちろん、リラックスして自律神経を整える効果も。入浴習慣を続けると、一時的に冷えを解消するのではなく、自律神経の働きにより冷えにくい体質をつくっていくことにつながります。
女性の冷え対策は、「カラダを冷やさない対策」と「冷えにくいカラダづくり」の両方が必要なのです。
Q
女性の冷え対策とは言え、改善ポイントがたくさんあって、ちょっと大変そうですね。
A
確かに、ひとつだけ何かをすれば冷えが解消するわけではありません。冷えを意識して生活習慣を見つめ直すと、何かしらできることがあると思います。
肝心なのは、今の生活のなかで、できることをちょっとでも取り入れること。

たとえば......
・冷たい飲み物も飲むけれど、食事のときだけは温かいお茶やスープを飲むよう意識する
・毎日入浴はできなくても、時間があるときはゆっくりとお風呂に浸かる
・家の中でも靴下を履いたり、寝るときには長袖のパジャマを着たりする
・デスクワークのときは1時間に1度を目安に立ちあがって、少し体を動かすようにする

全部はできなくても、「これくらいならできそう」と思うものがあるのではないでしょうか。
女性の冷えは、今の体調だけのことではなく、不妊など将来にわたって影響を及ぼす可能性があります。
自分の体に関心を持って、自分で自分の体を大事にしてあげなくてはいけません。
体に意識を向けると、今の生活習慣の中で変えたほうが良いこと、自分のためにできることがきっとわかります。
ストレスのない範囲で「カラダを冷やさない」「カラダを温める」ことを意識して、元気に夏を過ごしてくださいね!

* * * * * * * * *

女性の冷えについていろいろ教えていただきましたが、「自分の体に関心を持って、自分で自分の体を大事にしてあげなくてはいけません」とおっしゃっていたことが、心に残りました。

長引くコロナ禍で、おうち時間が続く今だからこそ、「カラダとの対話」が大切なのかもしれませんね。冷えに悩む女性の皆さん、できることからはじめてみましょう!
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