第304回 大人の女性として知っておきたいSNSマナー

SNSに投稿したことで個人や居場所を特定される...このようなことはめったに起こることではないと思っていませんか？

なかには、ちょっとした油断や見落としで個人情報を記載してしまい、悪用されたりトラブルに発展したりするケースもあります。
自分だけではなく、友達の個人情報を流出させてしまうことにならないよう、SNSの投稿前には内容のチェックを習慣づけましょう。

＜投稿前に再確認！SNSアップ前のチェックリスト＞

写真や動画に一緒に映っている友達には掲載許可をもらっている？
自分や友人の名前を投稿していない？
第三者の顔が映りこんでいない？
位置情報はOFFになっている？
背景に場所が特定できる情報が映りこんでいない？
「今、〇〇にいる」など、居場所がわかる内容を記載していない？
「近所」「行きつけ」など、自宅の場所や行動パターンがわかるような投稿をしていない？
勤務先や学校・アルバイト先の制服など、個人や所属が特定されやすい服装で撮影していない？

写真や動画に含まれる情報・背景から、居場所や自宅を特定されてしまうこともあります。
ひとたびインターネット上に流出した個人情報を完全に削除するのは難しいということを、しっかり認識しておくことが大切です。

・「どこまで情報公開するか」の設定は慎重に！

SNSでは、誰もが気軽に投稿や写真・動画などを公開したり、シェアしたりできます。
それがSNSの楽しさでもあるのですが、プロフィールなどの個人情報が見ず知らずの第三者に知られる可能性があることも忘れてはいけません。

自分の投稿の公開範囲がどこまでなのかをもう一度チェックしてみましょう。

・「知らない人」からの友達申請に注意！

色々な人とやりとりができ、話題を共有できることもSNSの魅力のひとつ。
ただし、見ず知らずの人から友達申請を受けた際に、安易に承認するのは注意が必要です。
なかには「なりすまし」アカウントからの友達申請を承認して、ウイルスに感染したり、個人情報を抜き取られたりするトラブルも起きています。
本人確認ができない場合は、安易にフォローしたり、友達申請の承認をしたりしないよう、慎重に判断しましょう。

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最近はSNSを通じて身近な人とトラブルになり、いわゆる「SNS疲れ」になる女性もいるようです。
SNSの楽しさ、便利さだけに目を向けるのではなく、自分の投稿の一つひとつがどのような影響を及ぼすかを考えておきたいですね。

大切な人や自分の安全を守ることができる「SNSマナー」を身につけることが肝心。
SNSでも気遣いを忘れない防犯女子を目指しましょう！