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byセコム「働く女性の安全委員会」

あんしんコラム

まずは身近にできる対策から。「働く女性の安全委員会」のメンバーが対策をご紹介します。

第292回 暗い帰り道から女性を守る安全対策

「秋の日はつるべ落とし」と言いますが、最近は本当に暗くなるのが早くなりましたね。夕方、オフィスの窓に目をやると、「さっきまで明るかったのに、もう真っ暗!?」と驚くことがあります。なんとなく気が急いて、そこから仕事がスピードアップする私。
仕事を終えて外に出ると、空気がひんやりしていて、やはり秋の深まりを感じます。思えばまだ食べていない秋の味覚や、読書の秋に読みたかった本がたくさん!あっというまに駆け抜けていく季節。「あれも、これもやらなくちゃ!」とやはり気が急いてしまうのでした。

2019.10.9更新

女性が被害にあいやすい犯罪として、強制わいせつや公然わいせつがあげられますが、男性と比べて女性が被害にあいやすい犯罪はそれだけではありません。

警察庁が発表した「平成30年の刑法犯に関する統計資料」によると、「ひったくり」の被害者の77.1%が女性でした。実に8割近くが女性の被害者であることがわかります。

また、平成30年度に発生したストーカー事案についても、被害者の87.9%が女性です。
ストーカー犯罪に該当する行為には、さまざまな種類がありますが、つきまといや待ち伏せ行為が多くなっています。

暗くなると、死角が増えて不審者が身を潜められる場所が増える、周囲の気配に気づきにくくなるなど、犯罪に巻き込まれるリスクが高まります。暗い帰り道を女性がひとりで歩く場合は、特に注意が必要です。
会社や学校からの暗い帰り道で気を付けたい対策をまとめました。

暗い帰り道で注意したい女性のための安全対策

(1)安全な道を選ぶ

人目が少なく暗い路地はなるべく避け、人通りが多い、明るい道を通りましょう。交番、コンビニエンスストアや飲食店など、助けを求められる安全な場所が複数あるとより安心です。
また毎日同じ時間帯に、同じ道を通ると、待ち伏せされる可能性も否定できません。
できれば違う道順の帰り道をいくつか見つけておき、遠回りでも日によって通る道に変化をつけると良いでしょう。

(2)「ながら歩き」はしない

スマートフォンを見ながら、イヤホンで音楽を聴きながらなど、いわゆる「ながら歩き」は注意が散漫になり、危険に気づけないことがあります。
暗くなってからは特に、周囲への警戒をおこたらないことが大切です。
スマートフォンで話しながら歩くのも、安全対策としてはおすすめできません。周囲の音や気配に気づけないことがありますので、歩くことだけに集中しましょう。

(3)服装にも配慮する

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寒い季節には、マフラーや帽子、耳を覆うイヤーマフなどが重宝しますが、安全に歩くためには、視界を広く持ち、耳でも敏感に音を感じ取ることが必要です。
視覚や聴覚に影響しないよう、身に着ける小物選び、着け方にも工夫してみてください。
また、足のサイズにあわない靴や歩きにくい靴はとっさの行動に影響します。日ごろからなるべくサイズのあった、歩きやすい靴を選ぶようにしたほうが安心です。

(4)荷物は車道と反対側に持つ

女性が被害にあいやすいひったくり犯罪。バイクや自転車に乗った人から盗まれるケースが多くなっています。狙われないためにも、なるべく歩道と車道が区別された道を通り、バッグは車道と反対側に持つことを意識しましょう。
防犯ブザーをバッグにつけておくと、「狙いにくい」と思わせる心理的な抑止効果も期待できます。

(5)急ぎ足でキビキビ歩く

不審者は、すきのある人を見定めます。歩き方に警戒心の有無があらわれるものです。お酒が入っているときや、疲れているときなどの帰り道は特に注意。
「狙われるかもしれない」という意識で背筋を伸ばし、少し早歩きでキビキビと歩くことを意識してくださいね。

帰宅後のお出かけも油断禁物!「ちょっとそこまで」の注意点

自宅に帰ってから、「ちょっとコンビニまで買い物に行く」ということも、ときどきあるのではないでしょうか。
暗くなってからの女性のひとり歩きは、たとえ近所でも注意が必要です。

お財布だけ手に持って歩いていると「近所に住んでいる」と周囲にアピールするようなもの。
コンビニなどからの帰り道につけられたり、待ち伏せされたりするかもしれません。ひったくりにあうことも考えられます。きちんとバッグに入れ、しっかり持って歩きましょう。
また、ラフすぎるルームウエアなどで外出するのは、近所でも避けたほうが良いでしょう。

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自宅が近づいてくると、なんとなく安心して気が緩んでしまうことがありませんか。
そんなときほど気を引き締めるのが防犯女子!
自宅に入って鍵を閉めるまで、油断しないでくださいね。
玄関やエントランスの鍵を開けるときや、自宅マンションのエレベーターに乗る時などに、後ろから押し込まれる犯罪も発生しています。
帰り道では、ときどき後ろを振り返って、不審な人物がいないかチェックするのをお忘れなく!

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