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あんしんコラム

まずは身近にできる対策から。「働く女性の安全委員会」のメンバーが対策をご紹介します。

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第273回 女性が今、気をつけるべき防犯対策は?「日本人の不安に関する意識調査」から見えたもの

二十四節気の「大寒」を過ぎ、寒さが本格的になってきました。
一歩外に出ると凍えるようで、身を縮めて歩いてしまいがちではないでしょうか。
そんなときは、ちょっと立ち止まって深呼吸をひとつ。寒くてもシャンと背筋を伸ばして、全身をしっかり使ってさっそうと歩いてみてください。だんだんポカポカしてきますよ。厚手のコートやマフラーで防寒し、身を縮めながら歩いていると、まわりが見えにくく危険に気づけないこともあります。
姿勢よく歩くことは、防犯対策としてもおすすめです。

2019.1.23更新

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毎年セコムが実施している「日本人の不安に関する意識調査」。
今回は2018年12月3日から12月5日を調査期間とし、20代から60代までの男女500名に何に不安を感じているか、防犯・防災意識について回答していただきました。
また、同時に実施した「女性の『安全・安心』に関する調査」では、10代から30代の女性200名に犯罪に対する不安や被害状況を調査。その結果を昨年末に発表しました。
調査結果をもとに、女性が今の社会で不安を感じる要因や、気をつけるべき犯罪の対策を見てみましょう。

7割以上の女性が「最近不安を感じている」

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「最近、何か不安を感じていますか」という質問に対し、女性全体では72.4%が「感じている」と回答しています。
この「日本人の不安に関する意識調査」では、7年連続で7割以上の人が「最近不安を感じている」と回答する結果となりました。
女性でもっとも「不安を感じている」割合が高いのは20代(84.0%)。次いで40代(78.0%)、30代(76.0%)の順に高くなっています。

犯罪被害に遭わないために防犯対策をしている女性は3割未満!

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7割以上の女性が「最近不安を感じている」という一方で「犯罪被害に遭わないために防犯対策をしていますか」という質問に対して、「対策をしている」と回答したのは女性全体で26.0%となりました。
「不安を感じている」の割合が高かった20代~40代でも、対策をしているのは2~3割程度。不安を感じつつも、具体的な対策をしている女性は少ないことが明らかになりました。

犯罪の種類や手口が多様化するとともに巧妙化している現代。
スマートフォンやSNSを悪用した新たな犯罪も次々と生まれ、最近では「突き飛ばし通り魔」などすれ違いざまに意図的にぶつかってくる行為も話題になっています。
女性を狙った犯罪に対してどのように対策をしたらいいかわからず、戸惑っている方も多いのかもしれません。

女性をおびやかす「痴漢」。なにもできない状況を避けるために

女性が巻き込まれる不安がある犯罪と、実際に被害にあったことがある犯罪についての質問では、ともにトップが「痴漢」という結果に。犯罪の被害にあった場所で多いのは「電車」でした。
電車内という公共の場であり、多くの人が居合わせる場所であっても、女性にとって安全とは言い切れないことがわかります。また、実際に痴漢の被害にあった方の半数が、対応について「なにもできなかった」と回答しています。

犯罪をもくろむ者にとって、女性は体力的に弱く、狙いやすい存在。だからこそ被害を未然に防ぐ対策が必要なのです。
防犯グッズを携帯するなど、物による対策も有効ですが、より簡単でシンプルな方法は声をあげること。大声を上げるだけでも相手がひるみ、被害から逃れられることもあります。被害に遭いそうなときは、周囲の状況も見ながら、近くの人に助けを求めたり、その場で通報したりする方法もあります。冷静に対処することが重要です。

スマートフォンを利用した新たな犯罪手口も

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「実際に犯罪被害にあった」ことがあると回答された中で、「ネットでのトラブル、SNS悪用」の被害を受けたと答えた方へ、具体的な被害内容を質問したところ、「SNSアカウント乗っ取り」や「ネットいじめ、SNSいじめなどの誹謗中傷」(ともに41.2%)が最多でした。
次いで、「SNS投稿での勝手な写真公開、タグ付け」(35.3%)が高い数値に。
写真公開やタグ付けは悪気なく行われることが多いですが、プライバシー侵害や個人情報漏洩などの問題に発展することも珍しくありません。

近頃話題になっている「スマホ痴漢」(5.9%)の被害も出ています。
「スマホ痴漢」とは、近くにいる人とデータを共有できるスマートフォンの機能を悪用して、わいせつな画像などを一方的に送りつけてくる行為です。
主に街中や電車の中などで被害が多発しているようです。犯人の特定が難しく、今後も被害者が増えるかもしれません。スマートフォンを持っている方は注意が必要です。

スマートフォンやSNSなどでの問題や犯罪被害を防ぐためには、自らもできる対策をとっておくことが大切です。スマートフォンの端末やアプリの設定の見直し、通信機能の制限など、適切な対策を行っておきたいですね。

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「女性の『安全・安心』に関する調査」では、女性とスマートフォンの関係性も見えてきました。 「スマートフォンでメールや通話をしたり、音楽を聞きながら歩くことはありますか」という質問に対し、「はい」と回答したのは76.0%で、なかでも10代女性は90.0%。 20代の学生では94.7%が「ながら歩き」をしたことがあると回答しています。若い女性にとってスマートフォンが手放せない存在になっていることがよくわかります。 歩きながらスマートフォンを操作する女性を狙った犯罪や、通り魔など凶悪な犯罪もあります。まわりが見えなくなるリスク、狙われやすくなるリスクを意識しましょう。

「不安」を「不安」のままで終わらせず、しっかりとできることから対策を行い、ワンランク上の「防犯女子」を目指してくださいね!

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