防犯 2018年10月24日

第266回 「ハロウィン」イベントを安全に楽しく過ごすために

来週は、ここ数年で定番イベントの一つにもなったハロウィン。仮装した方達でにぎわいますね。その年のトレンドもあるそうで、今年は・・・?
イベントは楽しい一方で、不特定多数の人が集まる場所では危機管理も大切。なにか危険な目に遭っては、楽しい想い出が一気に台無しになってしまいます。帰宅後、「楽しかった!」と思えるよう、しっかりと対策して出かけましょう。

2018.10.24更新

ハロウィンイベント中、注意すべき5か条

出かける前に、ぜひ対策のポイントを確認しておきましょう。

1:荷物は最小限にし、貴重品は肌身離さず身体の前に持つ

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こういう時は、イベント用のバッグを準備しておくのがおススメです。貴重品はショルダーバッグなど、肌身離さず持っていられるバッグに入れて管理するようにしましょう。そして、バッグは後ろではなく、常に視界に入るよう前に持ちましょう。視界に入らない後ろ側にしてしまうと、スリや落とし物をしても気づかなくなってしまいます。また、大きく開いた口からお財布などの貴重品が丸見えでは、大変危険。バッグインバッグを活用し中身が見えない工夫や、ファスナーのついたバッグを選びましょう。

2:スマホの位置情報はOFFに

位置情報をONにして撮影した写真をSNSで公開する場合、位置情報がそのまま載ってしまうケースがあります。また、SNSやアプリによっては、位置情報がONになっていることで、自分が気づかない間に自分の個人情報や居場所が、SNS上の"友達"や、周囲に表示される場合も。SNS上で友達になる場合や位置情報を伝えるときこそ、安全に便利に使いたいものですよね。必要でないときは、位置情報をOFFにしておきましょう。

3:SNSへの投稿はいつも以上に注意

楽しいイベント中は、開放的な気分になりがちです。非日常空間のようすをSNSで公開し、皆と共有することは楽しいですが、公開する範囲や記事、写真の内容を再度冷静に読み直し、確認してから投稿しましょう。また、開放的な気分だからといって、安易な友達承認も注意してくださいね。

4:ながら歩きはNG、周りへの警戒心はいつも以上に

人混みでは、チカンなどの被害が発生しています。周りへの警戒心はいつも以上に忘れないようにしましょう。またイベントで混雑したり、行列ができていたりする場合、スマートフォンの操作をしながら歩くのは周囲の危険に気づかず、自分だけでなく周囲の方にとっても大変危険です。また、写真を撮るために突然立ち止まったりすると、後ろの人が急に止まれず、思わぬけがや事故につながる危険もあります。写真を撮るときなどは、周囲を確認し、道端に避けてから撮影するようにしましょう。

5:誘導員の指示に従う

混雑した場所では、導線の安全確保をしてくれている警備員や警察官の指示をしっかりと聞き、従いましょう。また、万が一の際にはすぐ助けを求めることができるので、警備員や警察官のいる場所を事前にチェックし、歩きながらも意識することが大切です。

簡単なことばかりですが、非日常空間というような楽しいイベントでは、開放的な気持ちになり、普段に比べて異常を判断する感覚が鈍っています。なにかあってはせっかくのイベントが台無しになってしまいます。危機管理意識を持ち満喫できる「防犯女子」になって、帰宅したときに「楽しかった!」と思えるハロウィンイベントにしましょうね。

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