防犯 2018年08月22日

第262回 あなたがターゲットになる可能性も?夜道の危険を再確認

こんにちは。8月も後半に入りましたが、まだまだ暑さが続いていますね。皆さんは海やプール、花火など夏ならではイベントは楽しめたでしょうか?私は今年、大好きなプールにまだ行けていないので、今週末こそは家族で足を運びたいと思っています!皆さんも、夏を最後まで満喫してくださいね。

2018.8.22更新

暑い日が続き、気温が下がってから帰宅したくなりますが、夜道には、"女性"というだけで犯罪のターゲットになってしまう危険が潜んでいます。「防犯女子」として、気をつけるべきポイントを改めて確認しましょう。

性犯罪は夜間に多数発生

2017年の警視庁の調べによると、「強制わいせつ」(暴行や脅迫をしてわいせつな行為をすること)は午後11時から午前2時の深夜の時間帯に、「強制性交等」(暴行や脅迫をして性交等をすること)は深夜から朝方にかけて多く発生しています。夏は薄着で出かけている方が多く、花火大会、フェスなどの屋外イベントがあり、気持ちも開放的になりやすい季節です。また、ビアガーデンなど会社の同僚や友人たちと楽しい時間を過ごし、帰りが遅くなってしまうことも。あなた自身が性犯罪のターゲットになってしまう危険性があるため、最後まで気を抜かずに帰宅しましょう。

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「防犯女子」的!夜道の防犯対策

帰宅時間が遅くなる場合は、タクシーを利用したり、家族に迎えに来てもらうのが基本です。しかし、どうしても夜道を歩かなければならない場合は次のポイントを意識して帰るようにしましょう。

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1:明るい道や人通りのある道を選んで帰る

人気や防犯カメラがない道を一人で歩いていると狙われやすくなります。ひったくりなどほかの犯罪の対策と同じように、少し遠回りになっても、明るく、人通りのある道を選んで帰りましょう。

2:姿勢を正して足早に歩く

背筋を伸ばして周囲に注意を払い、警戒心を持って歩きましょう。また、防犯ブザーをバッグの外側など、周囲から見える場所につけ、防犯意識が高いことをアピールすることも大切です。

3:「歩きスマホ」は厳禁

スマートフォンを操作しながら歩くと、注意力が散漫になります。また、イヤホンで音楽を聴いていると、耳からの情報を得にくくなり、周囲の変化や危険を察知するのが遅れてしまうので絶対にやめましょう。

4:自宅の前についても油断しない

「玄関を開けようとしたら後ろから抱きつかれた」「自宅アパートのエレベーターに乗り込んだら、後ろから不審者が入ってきた」といった被害の例もあります。自宅の敷地内に入ったあとも、周囲に不審者がいないかどうか注意を払いましょう。

5:不安を感じたらすぐに助けを求める

「もしかしてつけられている?」など、不安を感じた場合は、コンビニや交番など、人がいる場所に逃げ込みましょう。そこから、タクシーを利用するか、家族に迎えに来てもらったりするようにしてください。

以前行った海外女子のインタビューでは、「夜間は出歩かない」という声が聞かれました。もちろん、日本とは犯罪情勢が異なりますが、その防犯意識は見習いたいですね。女性というだけでターゲットになりやすいということを忘れずに、「防犯女子」として、「安全・安心」な毎日を過ごしましょう。

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