その他安全 2018年03月28日

第253回 「日経ウーマノミクス・プロジェクト」に協賛
福岡市で女性のための防犯セミナーを開催

3月13日(火)、「日経ウーマノミクス・プロジェクト(NWP)」の一環として、福岡・天神で女性のための防犯セミナー「あなたの防犯女子度をチェック!~暮らし、外出、個人情報、旅先まで」を開催しました。「日経ウーマノミクス・プロジェクト(NWP)」は、日経グループが女性の社会参画を応援する活動の総称で、仕事や家庭で「役立つ」情報の発信やさまざまなイベント、セミナーを開催しています。セコムはその趣旨に賛同し、協賛しています。

2018.3.28更新

「セコム働く女性の安全委員会」としては、初めての九州での開催となった今回のセミナー。当日は、ナレーターでスピーチコンサルタントの古賀静華さんを進行役に迎え、福岡天神センタービルにある「TKPガーデンシティ天神」で開催。50名を上回る方が参加してくださり、防犯への関心の高さが伺えるセミナーとなりました。

福岡県の犯罪統計をふまえ、防犯対策を解説


進行役の古賀静華さん(左)と講師を務めた
「セコム働く女性の安全委員会」メンバー2名


警察が公表しているデータによると、福岡県は性犯罪の認知件数が多く、7年連続でワースト3位。このことをお伝えすると、「ワースト3位!これは怖いですね・・・」と、福岡出身の古賀さんは衝撃を受けた様子。参加者の皆さんも、一様に驚いたような表情でした。まずは、「私は大丈夫」といった根拠のない 過信は捨てて、「自分の身は自分で守る」という意識を持つことの大切さをお話しました。

今回、参加した皆さんはお仕事をされている方が多いため、夜間に帰宅することも想定されます。これらのことから、夜道の歩き方については特に重点的にレクチャー。人通りが多く明るい道を歩く、帰宅が深夜になる場合はタクシーを利用したり家族に迎えに来てもらうなど、基本的ですがとても大切な防犯対策をお話ししました。

また、近年その危険性が叫ばれている「歩きスマホ」について、委員会メンバーが行った実証実験の結果を交えながら解説。
実験結果によると、「音楽を聴きながら歩いていると、後ろから近づいてくる人の気配に気づくのは平均約10cm」です。不審者の接近などといった危険に気づきにくくなるとお話しし、「歩きスマホ」の危険性について改めて知っていただきました。
さらに、自宅の防犯や旅行先での防犯など、女性のライフスタイルを意識しながらさまざまな防犯対策についてお話し、セミナーは終了しました。

セミナー終了後には交流会も開催、参加者の方から多くの質問が

セミナー後は、参加者の皆さんと講師を務めた委員会メンバー、そして九州各地から駆け付けたセコムの女性スタッフも加わり、交流会を開催しました。お茶や軽食をつまみながら、皆さんリラックスした表情。参加者の方々からは、防犯対策についてたくさんの質問やご相談をいただきました。
また、防犯ブザーなどの気軽に使える防犯グッズや、「セコム・ホームセキュリティ」のデモボードも展示。多くの方の注目を集め、セコムの女性スタッフが防犯グッズの使い方やホームセキュリティについてご案内し、盛況のうちに終了しました。

私たちの防犯セミナーでもっともお伝えしたいことのひとつは、「防犯対策で大切なのは、防犯意識を持つこと」でということです。「私は大丈夫」という過信は禁物。被害に遭ってからでは遅いのです。皆さんも、犯罪被害に遭わないためにぜひ今日から防犯対策をしてください。

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