ネットセキュリティ 2014年06月18日

第158回 手口はますます巧妙化・複雑化・・・サイバー犯罪にご用心!

こんにちは。梅雨の季節は、ジメジメしてなんとなく気分も落ち込みがちですよね。しかも、今年の梅雨は長引きそうだとか。だったら、雨の日を楽しくするグッズを探してみるのもいいかもしれませんね。最近は、カラフルな傘はもちろん、ファッション性の高いレインブーツもたくさん出ていますよね。オールウェザー対応のパンプスもありますが、思いっきりレインブーツを楽しんでみようかと、悩み中です。一見、レインブーツに見えないものもあって、探し出すとわくわくしますよ。

2014.6.18更新

便利なインターネットですが、その普及に伴い、サイバー犯罪は増加傾向にあります。最新の手口を知り、「防犯女子」として、対策を行いましょう。

インターネットバンキングによる不正送金が急増中!

 パソコンへのウイルス感染などが原因で、インターネットバンキングへアクセスしたときに入力したIDやパスワードなどが、第三者に取得され、他人名義の銀行口座に不正送金されてしまうという被害が多発しています。被害額は、2013年で約14億600万円。そしてなんと、2014年は5月の時点で約14億1700万円の被害が出ており、過去最高だった昨年を上回っています。「私は大丈夫」と思わず、対策を行いましょう。

ネットバンキングの不正送金被害

対策

  1. ウイルス対策ソフトを導入し、ウイルスを駆除する。
  2. パソコンのOSやソフトウエアは、アップデートを行い、常に最新の状態にしておく。
  3. 不審な入力画面が表示された場合は、個人情報は入力せず、金融機関などに連絡する。

知っていますか?ランサムウエアによる不正請求

「ランサム」とは、身代金のこと。不正にパソコンをロックし、解除のために金銭を要求する身代金要求型のウイルスがランサムウエアです。ロックを解除してもらうために、要求通り金銭を支払っても、ほとんどの場合、ロックは解除されません。専門家でも、パソコンの復旧は困難です。ウイルス対策をしっかり行いましょう。

知っていますか?ランサムウエアによる不正請求

対策

  1. ウイルス対策ソフトを導入し、常に最新に更新しておく。
  2. 万が一に備え、パソコン内のデータは、バックアップを取っておく。
  3. 要求されたからといってむやみに金銭を支払わない。

 自分の大切な財産や、パソコン内の大事なデータを守れるのは、自分自身です。サイバー犯罪は目に見えないネット空間で起こるため、なかなか"危険"を実感できないかもしれませんが、さまざまなリスクが潜んでいることを忘れないでください。便利なツールだからこそ、「防犯女子」として、常に安全で快適なネット環境を整えましょう。

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