ネットセキュリティ 2014年05月21日

第156回 今すぐ始める、ネットセキュリティ対策のキホン!

こんにちは。すっかり初夏の陽気で、ファッションも夏服を楽しむことができるようになりましたね。そうなってくると、油断できないのが紫外線です。毎朝の天気予報を見ていても、紫外線が強いという予報が出ています。この時期は、真夏とほとんど変わらない強さで降りそそいでくるそうなので、しっかり紫外線対策をしてから出かけたいですね。同時に、薄着になった分、「防犯女子」としては、痴漢対策も忘れずに出かけようと思います。

2014.5.21更新

近年は、スマートフォンの利用者も増え、ますますインターネットを利用する機会が増えています。手軽で便利な反面、ウイルス対策の重要性や情報漏えいなどのリスクがあることも忘れてはいけません。基本的な対策をしっかり行いましょう。

ウイルス対策ソフトを入れ、アップデートも欠かさず行う

 インターネットを利用する際はまず、ウイルス対策ソフトの導入とバージョンアップをしてください。導入後に定期的にくる更新の通知が来たら、すぐにアップデートすることが重要です。更新に時間を要する場合もあるので、つい「あとでしよう・・・」「時間ある時に・・・」と、更新せずに放置してしまうと、被害に遭うリスクが高まります。そのほかのアプリケーションも、アップデートの更新通知が来たら、すぐに、すべて最新の状態にしておくことも大切です。

ID・パスワードは徹底管理する

 ID・パスワードは、他人に見られないようにするのはもちろんのこと、パスワードは多少面倒でも、定期的に変更するようにしましょう。
 また、同じパスワードを複数のサイトで使いまわすと、あるサイトでパスワードが知られてしまった場合、他のサイトでも次々とアクセスされ、被害が大きくなるケースがあります。パスワードは複数用意して、使い分けるようにしましょう。
 さらに、推測されにくいパスワードを作ることも大切です。アルファベットの大文字・小文字、数字、記号をすべて使い、できるだけ長くするのがおススメです。(参照:パスワードの作り方

見覚えのないメールや不審なウェブサイトは開かない

 悪意を持って作られたサイトには、リンクをクリックするだけで高額な請求をされるものもあります。また、メールやSNSへの書き込みをきっかけにサイトへ誘導し、有料サービスを利用させてお金を支払わせる詐欺も多くなっています。(参照:第107回「サクラサイト商法」に騙されないで!)不審なサイトにはアクセスせず、見覚えのないメールは開かず削除しましょう。

もしも、被害に遭ってしまったら・・・・

 注意していても、万が一被害に遭ってしまったら、各都道府県に設置されているサイバー犯罪相談窓口に、電話もしくはメールで相談や情報収集をすることができます。一人で悩まず、被害が拡大してしまう前に相談するようにしてください。

 インターネットは、毎日のように使うものなので、自分でできる対策を取り入れ、安全に利用できる「防犯女子」になりましょう。

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