防犯 2013年04月10日

第128回 今日から実践!「防犯女子」の通り魔対策

こんにちは。新年度が始まり、環境が変わった方もたくさんいらっしゃると思います。お引っ越しなどをされた方は、新しい街でお気に入りのお店探しなど、楽しい時期ですよね。特に、周囲の環境が変わった時は、いろいろなことにチャレンジしやすい時。ぜひ、この機会に「防犯女子」になることにもチャレンジしてみてくださいね。

2013.4.10更新

 都内で、夜、一人で歩いていた女性が通り魔に殺害されるという痛ましい事件は、記憶に新しいところです。通り魔は夜に限らず、人がたくさんいるところや、明るい場所でも起こりえます。「私は大丈夫」と過信せず、しっかり対策をして、少しでも危険を遠ざけるようにしましょう。

通り魔とは

通り魔殺人事件の認知件数の推移(2012年警察庁調べ)

 「通り魔」とは、人が自由に行き来できる場所で、通りすがりの不特定の人に対し、殺傷などの危害を加える事件のことです。確たる動機がなく行われ、いつ・どこで発生するかわかりません。2009年には、14件発生。数字だけ見ると少ない印象があるかもしれませんが、被害が複数人におよぶこともあり、決して安心できるものではありません。常に、防犯意識をもって行動しましょう。

通り魔 ―リスクを遠ざけるために

 通り魔の怖いところは、いつ・どこで発生するのか、誰が狙われるのかわからないという点です。でも、そのリスクを遠ざけることはできます。夜間は、暗い場所、人通りが少ない場所など、危険が潜んでいそうな場所を把握し、慣れた道だから大丈夫という過信を捨て、他人事とは思わず、常に警戒心をもって行動しましょう。

1:常に警戒心をもって、周囲に気を配り、状況の変化に敏感になる

1:常に警戒心をもって、周囲に気を配り、状況の変化に敏感になる

 イヤホンで音楽を聴いたり、携帯電話で通話・メール・検索などをしながら歩くと、周りへの注意力が散漫になりがち。周囲に異変があった場合にすぐ気づくことができなくなります。警戒心をもち、周囲に異変があった場合は、近づかず、すぐに逃げるようにしましょう。

2:なるべく夜間に一人で出歩かない

 通り魔は昼夜問わず発生しますが、やはり夜間は危険が高まると言っても過言ではありません。女性の一人歩きは狙われやすいので、なるべく夜間は一人で出歩かないようにしましょう。
 帰宅が遅くなる場合は、タクシーを利用したり、家族に迎えに来てもらったりするのがオススメ。夜間に出歩く場合は、人通りのある明るい道を選んで歩きましょう。

3:逃げ込める場所を把握する

 帰宅ルートなど、よく使う道にある交番や24時間営業しているコンビニなど、いざという時に逃げ込める場所があるか確認しておきましょう。

4:防犯ブザーや屋外用携帯緊急通報システムを活用する

 いざという時に、大きな声で助けを呼べないときに備え、防犯ブザーを携帯し、緊急時に声の変わりに鳴らせるようにしておきましょう。緊急時に、ボタン一つでセコムに通報できる屋外用携帯緊急通報システム「ココセコム」を活用するのもオススメです。

 通り魔は、いつ、なんどき、あなたの周りで起こるかわかりません。まずは、「私は大丈夫」という根拠のない"安全過信"を捨て、日頃から対策バッチリの「防犯女子」として少しでもリスクを減らし、「安全・安心」な毎日を過ごしましょう。

今回紹介された商品は・・・

屋外用携帯緊急通報システム「ココセコム」
GPS衛星と携帯電話の基地局の電波を使い、人やカバンなどの位置検索ができるほか、非常時には、通報ボタンを押すだけでセコムのココセコムオペレーションセンターに通報。必要に応じてセコムの緊急対処員が現場に急行するサービス。

屋外用携帯緊急通報システム「ココセコム」

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