防犯のキホン

夜道の安全対策

日中は人通りが多くても、夜になると人が少なくなる道、にぎやかな商店街も夜になると真っ暗。同じ道でもお昼間と夜では様相が異なることがあります。人通りが少ない、街灯がなく暗い道は、犯罪発生の高まる場所のひとつ。しっかり対策しましょう。

路上だけでなく駐輪場・駐車場も要注意

警察の調べによると、強姦・強制わいせつの発生は、午後6時以降から明け方にかけて増加傾向にあります。また、道の人通りがなくなる時間などを狙ったひったくりが発生することも考えられますし、ストーカーなどの不審者が待ち伏せしている可能性もあります。
道だけでなく、駐車場や駐輪場などを利用するときも注意が必要です。利用者がいるからと言って安易に安心することはNG。なかには車上あらしを狙った犯罪者がいないとも限りません。監視カメラが設置されている駐車場や駐輪場、夜間でも街灯のある場所を選び利用することがオススメです。
また、音楽を聴いたり、携帯電話やスマートフォンを操作したりしながら歩く"ながら歩き"は注意力が散漫になってしまいます。そのため、周りの環境に変化が起きても気付かず、犯罪に巻き込まれた・・・といったことも考えられます。
特に夜間は警戒心を高く持つことが大切です。

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常に警戒心を持って行動を!

犯罪者が嫌うという「人の目」「光」「音」が少ない夜間。もし、人通りが少ない道で怖いと感じたとき、助けを求める人がいない、逃げ込める場所がなければ、犯罪に巻き込まれてしまうことも。しっかり対策しましょう。

1.人通りのある明るい道を歩く

疲れていると、暗くても近道を選んでしまいがち。でも、万が一の時のことを考えてください。人通りのある道を選び、さらにいざという逃げ込める場所もチェックしておくようにしましょう。

2.音楽を聴いたり、携帯電話を使用しながら歩かない

音楽や操作に夢中になり、後ろから不審者が近づいてきているのに気付かない・・・なんてことも考えられます。また、不安だから人と話しながら歩くという方もいるようですが、万一のときに、話している相手がすぐに助けにきてくれるとは限りません。そうならないために、"ながら歩き"は控えましょう

3.足早に、後ろにも注意を払って歩く

常に警戒心を持ち、周囲の変化には気を配りながら足早に歩きましょう。時々後ろを振り返りながら歩くのも防犯対策として効果的です。万が一、自分の身に危険がせまりそうな時、いち早く気づき、すぐに対応できるよう、気を抜かないように歩きましょう。

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4.バッグの見える場所に防犯ブザーをつける

防犯ブザーは、いざというとき声の代わりになり、身に危険が迫っていることを周囲に知らせてくれます。また、見える場所につけることで、防犯意識の高さを周囲にアピールでき、狙われにくくなります。

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