SECOM RUGGUTs

トップイーストリーグDiv.2
2011-2012

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観戦記

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トップイーストリーグDiv.2 第2節

セコムラガッツ  62 船岡自衛隊  14
開催日 2011年9月24日(土) キックオフ 13:00
天候 晴れ/微風 開催地 セコムラグビーフィールド
レフリー 田崎 富(関東協会) 観客数 60人

怒涛、圧倒、勝ちたいのは誰だ? 愚直に激しく、前へ! 今村六十の3連続含む猛攻9トライでチームに笑顔戻った

セコムラグビー部1:電光石火のトライ
開始わずか1分、先制はモールで電光石火のトライ
【PHOTOGRAPHED BY KUZU】
 力を与え給え。勇気を与え給え。
 背水の陣。いまは可能性がゼロにならない限り、信じて戦い続けることしか他に歩むべき道はない。そして、その先に輝く未来が待っていることをみんな知っている。
「ラガッツのこれからを明るいものにするためのリスタート。自分にできること。熱量を上げる、声を出す、走る」(海老沢洋)。
 第2戦、船岡自衛隊戦。勝つためには、チームにしみつく負の要素を取り去る必要がある。その一つが立ち上がりの悪さ。「特に前半の10分、後半の10分。この時間にこだわってほしいことは『ファーストプレイはなにがなんでも絶対に負けない』という強い気持ち。それぞれが個々のファーストプレイ、コンタクトであり、タックルであり、スクラムでありに全員がこだわることで10分、必ずその10分で試合を優位に戦える。気持ちで勝つこととは、すなわちプレーにこだわること。試合後、みんなの笑顔が見られるように」(上野進チームサポーター)。
 OBであり、かつてチームのキャプテンを務めたスタッフの気持ちを代弁するかのように、前半のキックオフから熱を帯びたラガッツが躍動した。
セコムラグビー部2:加藤選手
がむしゃらに前へ!気迫が伝わる加藤祐太の突進
セコムラグビー部3:今村選手
開幕戦の悔しさをぶつけた今村六十、3トライの大暴れ
 1分、縦に長いモールをぐいぐいと押し込んでHO安藤敬介がトライ。升本草原のペナルティゴールで追加点を挙げ8−0。課題の開始10分で先手を取ることに成功する。その後、ミスから1トライを返されるも、21分には再びモールから安藤がボールを抑えリードを広げる。
 さらに32分、34分と開幕戦でノートライに終わったCTB今村六十が連続トライ。「チャンスメークがしっかりできているし、常に体を張ったプレーをしてくれる。六十が絡むと必ず何かが生まれる」と渡邉庸介監督兼任も全幅の信頼を置くバックスリーダーの活躍で、29−7と大差をつけて前半を終えた。
 攻撃の手を緩めるな。つかの間のハーフタイム。後半が始まるまでの数分間に呼吸を整え、もう一度頭の中を整理する。大切なのは深呼吸と水分補給。「後半も出だしの10分で必ずスコアしよう」(CTB姫野拓也)。
 ここがこの試合のターニングポイント。「相手選手の鍛え上げられた精神力なら、どんなに差をつけても絶対に集中を切らさないはず。逆に少しでもスキを見せたらリズムに乗って激しく攻めてくる。僕らは自分で自分を、自分でチームを引っ張っていく。みんなで“勝つ”ために同じ方向を向き、みんなで最高のチーム状態を保たなければならない」(No.8西川匠)
セコムラグビー部4:池田裕選手
2年目の池田裕道は当たりの強さを生かして激しく肉弾
セコムラグビー部5:沢口選手
ガツガツと体をぶつけてラックサイドを攻める沢口高正
 後半も走り続けるラガッツは、縦横無尽にボールを動かして相手ゴールを脅かす。3分、ラックを連取し前に出るとCTB今村がインゴールに飛び込む3連続トライ。11分にはモールから途中出場のHO吉田竜二、17分には前節の敗戦後、悔しさを押し殺すことなく、強い口調で周りの選手たちに猛省を求めたWTB石橋秀基がトライを決め、スコアは大台の50点に到達した。
 気持ちがしっかりと入ったナイスゲーム。こう総括して本稿を締めくくりたいところだが、バックスリーダーの今村には思うところがあるようで──
「取られた2本のトライは余分だった。失点は外に余られているところを自分が詰めてしまったことによるもの。それに、お粗末なボディコントロールで持ち込んだボールを出せなかった場面もあった」。
 めざす場所がある。だからこれしきの内容では満足はできない。今村はこう続ける。
「前半から飛ばして走ったら最後はバテてしまった。フィットネスもこれから上げていかないと。春から十分にやってきたつもりでも、練習にゴールはない。もっと追い込めばゲームの中でもやりたいことができるようになる。こうして振り返ってみると、開幕戦と同じミスをいくつもした。ここから全勝してDiv.1に上がるにはまだまだ足りない。絶対に修正したい」。
 勝ちたい気持ちと戦いのノウハウで勝ったラガッツは試合終了間際にもFB加藤祐太、WTB小嶋辰紀の連続トライでダメを押し、計9トライ。大量62点をマークして今季リーグ初勝利に花を添えた。
セコムラグビー部6:石橋選手
万全とはいえない状況の石橋秀基、貫禄の今季初トライ
 筆者の雑駁な知識と、ひたすらに見ることだけで学んだ楕円球との付き合い方から選手たちへ、稚拙すぎる感謝の言葉をひとつだけ。やればできる。でも本当はもっとやれることもわかっているはず。
 この熱を帯びたラガーたちに笑顔が戻った。心を解き放って素直に1勝を喜びたい。残り4戦、負けられない戦いは続いていく。願わくば彼らのまわりにも、やわらかな風が吹きますように。
【the author BRAVO.K】
監督の目
FL 渡邉 庸介
「アタック、ディフェンスのポリシーの意識高めたい」
 初戦に比べ随分と良くなりました。内容は、まだまだチャンスをものにできていない場面が多く、小さなミスから大きなピンチを招いています。ゲームの作り方が下手。それでもしっかりと気持ちを入れて戦い、焦らずに試合運びができました。ケガ人が多く、練習も人数の少ない中でやっているのでできることは少ないですが、アタックのポリシー、ディフェンスのポリシーを中心にもっと意識を高めていきたい。シーズン中ですが、東京ガスとの練習試合があるので色々試してみようと思います。
セコムラグビー部7:渡邊監督
マンオブザマッチ
SO 升本 草原
「勝ちたい気持ちを出す、プレーに責任を持つことを実践」
 前日練習から選手・スタッフ全員に緊張感が走り、試合当日も集中した準備ができました。その結果、キックオフ直後にトライを取ることができた。FWのセットプレーとモールで前に出てくれたので、全員が前に出るきっかけになりました。勝ちたい気持ちを出す、プレーに責任を持つことは実践できましたが、リードを拡げた後、受けに回る時間帯もありました。もっと、セットごとに声を掛け合い、集まって、自分からチームの集中力が切れないよう働きかけていかなければと思います。
セコムラグビー部8:SO升本草原
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