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プレシーズンマッチ
2010-2011

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観戦記

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プレシーズンマッチ第2戦

セコムラガッツ  0 日本IBMビッグブルー  41
開催日 2010年7月3日(土) キックオフ 17:00
天候 曇り/弱風 開催地 IBM八千代台グラウンド
レフリー 伊藤理(関東協会A2) 観客数 100人

新たな歴史築いた1年、最後は「笑顔」の似合うシナリオ。痛快なトライラッシュはファンへのささやかな恩返し

セコムラグビー部1:丸山選手
外国人顔負けの突進で暴れてほしい丸山隆正
【PHOTOGRAPHED BY KUZU】
セコムラグビー部2:升本選手
このプレーで負傷し無念の退場となった升本草原
 心にアミューズ。酸いも甘いも噛み分けて激動の春が終わった。一週間前に今季の初陣を飾ったばかり、2戦目のこの日は早くもラガッツにとって春シーズンの総決算となった。対戦相手は、似たようなチーム環境で活動している日本IBMビッグブルー。今の立ち位置を図るには最適の相手と云えるだろう。
 ケガ人の回復待ちで、初戦に続きリザーブは全員FWといういびつなバランスの布陣。それでも気負うことなく勝負に出たラガッツは前半17分、SO升本草原が足を痛めて退場するアクシデントに見舞われる。急きょ浅野和義がFLに入り、NO.8の高根修平主将がCTBに入るシフトを敷く。昨シーズン後半でもあったスクランブル態勢。実は高根主将、春初戦の富士ゼロックス戦の後半でも、FB石橋秀基に代わってバックスラインでプレーしていた。「オプションで何人かのFWの選手がバックスに入るパターンは用意してあるので練習もさせている。当然、彼らには本職の選手とは違う部分で力を発揮してもらうつもり」と平然と話すのは渡邉庸介監督。当の本人も「試合ができるだけでありがたいので、バックスをやることに抵抗もストレスもない。自分が抜けてもFWはしっかりやってくれるので、むしろ楽しみ」とニヤリ。
セコムラグビー部3:モール
縦に長いモールを組んで10m以上押し込む場面も
 とまぁ、人数不足を嘆くわけでもなく、今ある環境の中で最大限のパフォーマンスをしようとどこまでも前向きな選手たち。そのマインド、決して悪くない。だが、念入りに準備してきた肝心のアタックでは、IBMの鋭いプレッシャーを前に、やりたかったことは何もさせてもらえなかった。パスミスを拾われ、独走トライ。ボールをつなぐ意識、スペースへ運ぶ意識は明確だったが、まだ阿吽の呼吸とまではいかず、乱れたラインのほつれを見透かされ、カウンターから失点のオンパレード。
 思わぬ一方的な展開に選手たちも「崩されて取られた感じがなかったので、自分的には試合が終わって点数を見て、こんなに離されていたのか」(西川匠)と唖然とするだけだった。前節は後半暑さもあって攻め疲れ、この日はディフェンスに多くの時間を割いたが後半、やはりバテた。フィットネスリーダーを務める藤田大吾は語気を強める。「単純にIBMの方がいい準備をして個人がいいパフォーマンスを出した。それだけのこと。仕事とラグビーの両立はしんどいし、練習する時間も限られている。でも、そんなことは最初から覚悟していたはず。まだまだ変えられることは、たくさんある。練習の質、練習の中で自分やチームメイトへの厳しさ。食生活や体調管理、休養の取り方、全体練習以外での自分へのアプローチ。ラグビーが好きなら、セコムラグビー部が好きなら、今年シーズンで勝ちたいならもう一度、自分自身をあらためないと」。
セコムラグビー部4:西川選手
西川匠の潔いほどに刈り上げた短髪は決意の表れ
セコムラグビー部5:都出選手
昭和のロック・都出清士郎は今季も楕円球とともに
セコムラグビー部6:泥まみれジャージー
泥にまみれたジャージー、勝負の夏がもうそこまで
 昨年の二の舞はごめんだ。いまならまだ間に合う。今季のトップイーストリーグ。評論家ヅラして予想するなら上位は混戦必至だ。チャンスは転がっている。昨年、ことごとく接戦を落としたラガッツ。1トライでゲームをひっくり返せる5点差以内の惜敗は、リーグ10敗のうち実に半分の5試合に上る。「善戦だとか、よくやったと声をかけられるのがだんだん苦痛になっていた。勝負事は勝たないと意味がない。競って勝てないというのは本当の力がないということ、ゲームマネジメントができない未熟な集団と言われても仕方ない」(渡邉監督)。
 ラグビーに番狂わせはないのか──。子どもの頃から選挙特番が大好きだった。開票が進むにつれゾクゾクする。落ち着きなくテレビのチャンネルを回し、どの局がいつ誰に当確のバラをつけるかに一喜一憂する。しかしそんな幼心を、世の中の進歩が曇らせた。正確すぎる出口調査は、午後8時の投票締め切りと同時に選挙結果を白日のもとに晒してしまう。世紀の政権交代からわずか1年、誰がこの結果を予想しただろう。
 そして、参議院議員選挙の投票日と同日、南アフリカで行われたサッカーW杯決勝。EURO2008に続き、ついに悲願のW杯を手にしたスペイン。その無敵艦隊に対し、理想を捨てなりふり構わず勝負を挑んだオレンジ軍団。サッカーの母国が誤審に泣き、カナリアは大空を飛ぶことを許されず、南米の英雄が顔を覆ったあとで、残ったこの2チームの激突を予想できたのは知性あるタコだけだった。
 言わずもがな、ラグビーはサッカーとは違う。しかし、波乱は起こる。そして、誰もが予想だにしなかったチームの躍進こそが、ざわざわと血が騒ぐのを加速させる。
 41点差。これがラガッツとIBMの現段階での力の差と見ていいだろう。両チームはトップイーストリーグの序盤(9/26 第3節)、再びこの場所で相まみえることが決まっている。「この点差をひっくり返すために何をしなければいけないか、みんな理解している。春やってきたことは間違ってはいない。シーズンが始まるころには面白いチームになっているはず」(高根主将)。リーグ開幕まであと2カ月。灼熱の夏、2年ぶりの北見で一叩きして、果たしてうなる末脚は届くか。
【the author BRAVO.K】
セコムラグビー部7:高根主将 主 将  高根 修平
「内容云々以前、気持ちで負けないチームづくり徹底する」
 立ち上がりからミスが目立ち、自滅したのが痛かったです。ミスの後のリアクションも悪く、相手にペースを与えてしまいました。ケガでメンバーが代わる展開は、実際のシーズンでも十分考えられることなので、もっと準備が必要だったと反省しています。ただ、この敗戦で何ができるか、何をしなければならないかを選手たちは理解できたと思います。内容云々以前に、下のボールへのリアクションやミスした後の反応が悪すぎました。そこって、気持ちの部分がすべてだと思うので、もっと相手を凌駕する必死さや貪欲さを前面に出していかないと。綺麗なラグビーで勝てるほど甘くはないので、気持ちで負けることだけはなくします。
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