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プレシーズンマッチ
2010-2011

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観戦記

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プレシーズンマッチ第1戦

セコムラガッツ  38 富士ゼロックス  12
開催日 2010年6月27日(日) キックオフ 14:00
天候 晴れときどき雨/無風 開催地 セコムラグビーフィールド
レフリー 平賀誠司(関東協会A2) 観客数 150人

これが2010年度、ニュータイプのラガッツ見参仕留め≠ヘすべてバックス! 姫野拓也充実の3トライ

セコムラグビー部1:渡邉選手
1対1の勝負にこだわり、走り続けた渡邉庸介
【PHOTOGRAPHED BY YUKA SHIGA】
 熱風が胸を吹き抜けた。「またここに戻ってくることができた」。今季バイスキャプテンを務める升本草原が空を仰いだ。ラガッツのホームグラウンドがある狭山市の上空には、航空自衛隊入間基地から飛び立った輸送機が残していったのであろう一筋の飛行機雲が伸びている。
 春シーズン、仕事とラグビーの「真の両立」をめざし、厳しく、楽しく、ラガッツにしかできない活動をしてきた。新チーム発足から2カ月半、ようやく迎えた2010年度のファーストマッチ。昨年来、恒例となった試合前のジャージープレゼンテーションでは荒川泰部長が一人ひとりの名前を呼び、ジャージーを手渡していく。昨季、ケガで出場が適わなかったPRの中井高志、HOの赤嶺良太郎が元気にメンバーに名を連ねた。
セコムラグビー部2:山賀選手
山賀敦之は「まだのびしろがある」と自らに手ごたえ
セコムラグビー部3:高根キャプテン
攻守の大黒柱に成長した高根修平キャプテン
 次々に呼ばれる名前、拍手と野次で送り出す仲間。試合1時間前のロッカールームの温度は、一気に沸点まで振り切ってしまう。しかし、その声は21番で止まった。ラグビーでフィールドに立つ選手は15人。リザーブとしてジャージーに袖を通し、ベンチで出番を待つ人間は7人。どのチームも毎試合この22人を勝ち取るため、激しいレギュラー争いが繰り広げられるのだが、ご承知おきの通り、ラガッツは現在ギリギリの人数で戦いに挑んでいる。ケガで出場できない人間を除くと、初戦グラウンドに立てるのは21人ですべてだった。
 それでも、選手たちの表情は明るい。「昨年の初戦は17人からのスタートだった。今いるメンバーの総力を結集して、最大限のチャレンジをしたい。昨年までとは違う、成長した自分たちを肌で実感し、その姿を見てもらいたい」(高根修平キャプテン)
 高らかなキックオフの笛とともに、試合に飢えたラガッツのフィフティーンが躍動する。セコムのコーポレートカラーに染め抜いた新ジャージーが湧き上がるようにボールに群がり、グラウンドを駆け巡る。「最初の10分で圧倒して相手に戦意を失わせるつもりだった」(高根主将)という言葉通り、前半5分、前キャプテンのCTB姫野拓也がラインを突き破って先制トライ。8分、WTB加藤祐太のトライをはさみ、12分にも姫野はトライを決める。「春、徹底してやってきたアタックの部分を出したかった。1対1にこだわって、自分の間合いで勝負できた」。
セコムラグビー部3:石橋選手
野生児らしい獰猛な突進が戻った石橋秀基
セコムラグビー部4:赤嶺選手
赤嶺良太郎は8年ぶりの実戦復帰を果たす
 ラックを作らず、素早いテンポでボールを動かし、ポジション関係なく、15人がプレーに参加する。FWからFWへのパス、相手の間を走ってスペースを呼び込む動き。これまであまりボールを運ぶイメージのなかった元日本A代表PRの山賀敦之も、たびたびFWの近場を走り、華麗にパスを放った。「練習では失敗ばかりしていたけど、思った以上に流れの中でプレーできた。この年(35歳)になっても新しいことができると、まだまだ自分ののびしろを感じる」とベテランは愛嬌たっぷり、ご満悦のえびす顔。 32分にはスピードスター・加藤がライン際を快走すると、36分には初めてCTBに入ったとは思えない万能性を見せつける樋口勝也にもトライが生まれ、33−0と大量リード。理想的なゲーム運びで上々の立ち上がりを見せた。
 ところがロスタイムにミスからトライを許すと、後半、途端に選手たちの足が止まる。雨と汗でボールが滑り、ミスを連発。リザーブ7人を入れてオプションを試したが自陣に釘付けにされ、前半とはまったく別のチームになってしまった。今季めざす『アタッキングラグビー -AT is the best DF-』は言わずもがな、80分間走り続ける強じんなフィットネスとタフな集中力が要求される。まだ今のチームスキルはそこに到達していないということか。ノーサイド寸前、姫野がタックルから相手ボールを奪いこの日3本目のトライをマークしたが、これが後半最初で最後の得点。試合後、最後まであきらめない男・姫野を直撃した。
セコムラグビー部5:姫野選手
元気有り余る姫野拓也が3トライの大暴れ
 「後半はみなバテました。練習時間が少ない分、各自がもうひと踏ん張りしないとダメ。休みたいところで自分を律する部分というか。フィットネスって結局は己との戦いですから。自分はどんなに疲れていても何もしないで寝るのはやめようと心に決めています。せめて部屋で腹筋やって体をいじめ抜く。トレーニングって人に『こうやれ』と言われるのも、言うのも違う。走れない人、体重足りない人、課題はそれぞれ。全体練習よりも個人で努力する時間の方が長いわけだから。平日練習に参加できない人はなおのこと」。 誰彼ポニーテールの2010年夏。人に見えないところで努力するヤツが、人のわからないところで額に汗するヤツが一番かっこいい。努力なくして天才は生まれない。決して見返りを求めずに大きな壁に挑み、体を張り、がんばることのできる集団だから。ラガッツが愛されるべき理由はそこに尽きるのだ。
【the author BRAVO.K】
セコムラグビー部7:渡邊監督 監 督  渡邉 庸介
「収穫多き初戦、復帰組とルーキー・池田の可能性に期待」
 初戦としては、前半はいい出来だったと思います。ボールをつなぐことを意識していたので、練習の成果が少しずつ出てきたかなと。戦い方やディフェンスはまだ全然やっていないので気にしていません。後半はキックをしすぎてペースを作れませんでした。敵陣でやりたいのはわかるけど、もっとアタックで相手にプレッシャーを掛けないと。今の時期なので、収穫も反省材料もどちらもたくさんあったことには満足しています。 OBからの復帰組(赤嶺・都出・松葉)も、体を張ったプレーをしてくれました。新人の池田裕道は本職でないポジションでしたが、これからも起用法を工夫して、さまざまなポジションを試したいと考えています。

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