SECOM RUGGUTs

2006年オープン戦

秋シーズン

●第1戦

夏シーズン

●第1戦
●第2戦
●第3戦
●第4戦

春シーズン

●第1戦
●第2戦
●第3戦
●第4戦


試合日程/結果

セコムラガッツ  15 リコーブラックラムズ  22
オープン戦 夏季第4戦 開催地 リコー砧グラウンド
開催日 2006年8月19日 (土) キックオフ 17:00

勝てないラガッツ。トンネル抜け出せぬままシーズンへ

小池主将スタメン落ちの荒療治も実らず。タアラは要所で存在感見せた

セコムラグビー部1:リコー戦大野選手
不動の9番小池善行主将を抑え、先発出場したSH大野達也
セコムラグビー部2:リコー戦艶島選手
ラインの裏を狙う艶島悠介の突破、今季も頼れるバックスの中心
セコムラグビー部3:リコー戦下瀬選手
思い切りの良さを武器にFBでレギュラー獲りをめざす下瀬央輔
セコムラグビー部4:リコー戦タアラ選手
昨季トライ王、セネ・タアラが戦列復帰。起用法にも注目が集まる

 メンバー発表、衝撃が走った。入社以来5シーズンで公式戦52試合中49試合に出場。うち44試合が先発出場という絶対的不動の9番、キャプテンの小池善行がトップリーグ開幕前最後のオープン戦でスタメンを外された。就任以来、「これまでの実績、名前は一切関係ない」と公言してきたウェイン・ラブヘッドコーチ。その言葉が現実のものとなった。


 「今は誰が試合に出るかわからないし、みんな必死。もちろんオレも。それが本当にいいと思う。チームの底上げになるし、自分自身もがんばらないと」。先週のクボタ戦の後、そう話していた小池主将だったが、クボタ戦ではいいところなく前半で交代。事実、後半SHにベテラン大野達也が入るとボールがテンポよく動いた。
 翌週の練習からは大野がAチームのビブスを付け練習に参加し、試合では元主将のFL渡邉庸介がゲームキャプテンを務めた。小池主将はリザーブからのスタート。対戦相手は開幕で激突するワールドファイティングブルと10−10で引き分けているリコーブラックラムズ。力試しにはもってこいの相手だ。「今日はトップリーグのリハーサル。総仕上げとなるパフォーマンスを見せてくれ」と力強く選手を送り出したラブヘッドコーチだったが、前半から集中を欠いたプレーの連続に表情はみるみる曇っていく。
 9分、連続攻撃からリコーのWTB池上真介にトライを奪われると、攻め込んでも取りきれない展開が続く。FWの接点では圧倒しながらも、取ったトライはわずか2本、終了間際にようやく勝ち越して前半を終了した。
 「ボールがそこに落ちているのに飛び込めないのはなぜなんだ」。普段は温厚なラブヘッドコーチもハーフタイムで檄を飛ばした。「圧勝できる内容。この点差(10−5)はすべてミスのせい。集中できてないからミスが起きる」。色々なサインを試してラガッツが次に何をしてくるか、相手が混乱し、想像できなくなる状況を作ることが必要だった。「グラウンドの幅を使おう。やってきたボールを動かすラグビーをしよう」(ラブヘッドコーチ)。
 しかし後半、展開するゲームプランのはずだったがついつい<いけてしまう>FWがピックアンドゴーを繰り返す。途中出場で意気込む小池主将も積極的にバックスを前へ出そうと試みるが、思うようにボールを運べず、逆に3トライを許す最悪の展開。「この1ヶ月で最もレベルの低いゲーム。状況判断が悪いから、個人の群れでしかない。チームでラグビーができていない」(ラブヘッドコーチ)。
 考えてするラグビーをするチームでなくなったとき、ラガッツはラガッツではなくなってしまう。これでオープン戦6連敗。つかみかけた手ごたえを現実のものにできぬままリハーサルは終了した。せめてもの救いは昨季のトップリーグトライ王、セネ・タアラが後半出場し、存在感を見せたところか。「セネが間に合ったのは大きい。まずは開幕戦。ここに照準を合わせて、勝ちに行くしかない」(小池主将)。
 多摩川の土手べりに位置するリコー砧グラウンド。試合後の夜空には夏を彩る多摩川花火大会の美しい大輪。スターマインやナイアガラが次々と上がったが、選手たちの心は晴れない。「プレシーズンの結果は本番ではまったくあてにならない。でも、これからは結果が全て。しっかり反省して、全員がもっと密接なチームになろう」(ラブヘッドコーチ)。
 いよいよ開幕──4年目のトップリーグ。ラガッツ3度目のチャレンジ。目の前にある山が高ければ高いほど、攻略したときのエクスタシーは大きい。そのスタートラインに立てる喜びをかみ締めながら。いざ、光の射す方へ。

【文責=小谷 たけし】

セコムラガッツ   リコーブラックラムズ
前半 後半 得点 前半 後半
2 1 T 1 3
0 0 G 0 1
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
10 5 5 17
15 合計 22
10 反則 不明

セコムラガッツ position リコーブラックラムズ
山賀 敦之 → 小松 学 (PR) 中村 浩二
上野 進 → 安藤 敬介 (HO) 岡崎 匡秀 → 滝澤 佳之
千巖 和彦 (PR) 片岡 俊介 → 笹倉 康義
丸山 隆正 → 沢口 高正 (LO) T.ジャックス
鈴木 学 → S.タアラ (LO) 遠藤 哲
渡邉 庸介 (FL) 松田 雄
S.カウチ → 高根 修平 (FL) 伊藤 鐘史
堀越 健介 → S.カペリ (NO8) 相 亮太
大野 達也 → 小池 善行 (SH) 春口 翼 → 月田 伸一
R.アパヌイ → 小原 義巧 10(SO) 乗本 賢吾
正木 健介 11(WTB) 齊藤 敦
艶島 悠介 → 升本 草原 12(CTB) 河野 好光
及川 英典 13(CTB) 西村 圭哉
石橋 秀基 14(WTB) 池上 真介
下瀬 央輔 → J.リチャーズ 15(FB) A.ピトゥー
[セコム得点者]
トライ 堀越1(前29分)、鈴木学1(前39分)、安藤1(後36分)
コンバージョン アパヌイ0/2、ジェームズ0/1
[リコー得点者]
トライ 池上1(前9分)、乗本1(後2分)、齊藤1(後24分)、相1(後27分)
コンバージョン 河野1/4

ページトップへ戻る


SECOM 信頼される安心を、社会へ。 お問い合わせ セコムラグビー部