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2005年オープン戦

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試合日程/結果

セコムラガッツ  19 ワールドファイティングブル  26
冬のオープン戦 第1戦(40分×3本) 開催地 ワールドグラウンド
開催日 2006年1月28日 (土) キックオフ 12:00

白熱のポジション争い! がっぷり四つの神戸遠征

ボール保持率で上回るも効果的なアタックできず、1勝1敗1分け

写真1
写真2
写真3
写真4

 東北で育った人間というのは物静かな印象がある。長い冬を雪と共に過ごすからだろうか。口数は少なく、それでいて、人の話にじっと耳を傾け堪えるすべを知っている。だが、そんな彼らの体内の血流は熱くたぎる。齊藤泰裕もそんな朴訥とした東北の血を引く男だ。
 ワールド戦とのオープン戦、あれはもう1年半も昔になるだろうか。試合前、ロッカールームの扉に張り出された相手のメンバー表を、怒りに満ちた目でじっと見つめていた齊藤は、奥歯を噛みしめながら吐き捨てた。「完全2本目(二軍)じゃねえか。なめやがって」───。


 トップリーグを終えたラガッツは入替戦までの1ヶ月の間、実戦感覚を失うことのないよう2試合を消化することになった。まずは20日の部内マッチ。ラグビー界では俗に「内ゲバ」と称されるゲームは、し烈なポジション争いを繰り広げる、熱のこもったセレクションマッチとなった。
 そして、翌週28日には、ケガ人を除く全選手を送り込んでの神戸遠征。同じ入替戦組のワールドファイティングブルとの40分×3本の変則マッチ。今季トップリーグでの出場が1試合もない選手たちが猛烈にアピールした。その一人が北国育ちの齊藤だ。関東学院大から入社し4年目。大学時代は長身を生かしLOとして活躍したが、ラガッツではこれまでFLでの出場が目立つ。
 昨季はレギュラーとしてフルシーズン活躍した。トップリーグ昇格を懸けた豊田自動織機とのチャレンジマッチでもスタメン出場したが、終了間際にタックルに入った際、もんどり打って倒れ込み、脳震盪で退場。ノーサイドの瞬間、グラウンドに立てず悔しい思いをした。
 この日は久々のゲーム、ディフェンスに奔走するシーンが多かったが、しつこい密集での絡みでターンオーバーを見せるなど、随所に光るプレーを見せた。
 かつて、関東学院大のFWコーチとして、春口廣監督を支え、箕内拓郎(NECグリーンロケッツ)や宮下哲朗(東芝府中ブレイブルーパス)など現役トップリーガーを育て上げた経験を持つラガッツの黒岩純コーチも「ずば抜けてよくもなかったが、よく仕事はするし、運動量豊富な動きは相変わらず。コンタクトでも社会人レベルで通用するようになってきた」と太鼓判を押す。
 しかし、本人は自身の出来には満足できないようで「全然フィットしてない。スタミナが持たず、走れなかった。ラインアウトに不安を残したのも、自分個人の責任が大きい。」(齊藤)。
 久々のゲームと云えば、この人も然り。ベテランのLO都出清士郎は胸を張った。得意の精度が高いタックルを何本も決め、ゴールラインを背負った幾多のピンチをしのいだ。「久しぶりにラグビーをやった感じ。試合形式の練習とゲームは全然違うからすごく楽しめた。途中、記憶が飛んでいてよく覚えてはいないけど」(都出)。
 ゲームの方は、若手で臨んだ1本目は0−14と落としたが、ベテラン組の2本目は少ないチャンスを生かし14−7と勝利。メンバー混在の3本目は5−5でドロー。合計トライ数3−4本で敗れた。それでも「一人ひとりがイメージして、今何をするべきか」(PR山賀敦之)のこだわりが見えてきたラガッツ。リーグ戦から、また一つ前進した印象が残る2試合で、チーム状態には一抹の不安も感じられない。
 気持ちのいい緊迫感を持って九州電力との入替戦に備える。来週からは狭山で直前合宿。チームから一切の妥協を排し、万全の準備を怠らない。そんなラガッツ本年度最後のショータイム。秩父宮の大舞台での演目は「圧倒的な勝利」。それが一番似合う。
 
【文責・フォトグラフ=小谷 たけし】

セコムラガッツ   ワールドファイティングブル
1st 2nd 3rd 得点 1st 2nd 3rd
0 2 1 T 2 1 1
0 2 0 G 2 1 0
0 0 0 PG 0 0 0
0 0 0 DG 0 0 0
0 14 5 14 7 5
19 合計 26

1st
セコムラガッツ position ワールドファイティングブル
千巖 和彦 (PR) 前川 賢司
安藤 敬介 (HO) 本多 貴
石塚 陽介 (PR) 藤本 護
堀越 健介 (LO) M.コベーン
鈴木 学 (LO) 真羽 闘力
齊藤 泰裕 (FL) 大内 亮助
渡邉 庸介 (FL) 舛尾 敬一郎
S.カウチ (NO8) 田中 正純
小池 善行 (SH) 中山 浩司
S.バイ 10(SO) W.ウォーカー
鈴木 貴士 11(WTB) 沼田 邦光
艶島 悠介 12(CTB) 大西 将太郎
及川 英典 13(CTB) 南 繁治
石橋 秀基 14(WTB) 谷崎 正洋
長井 達哉 15(FB) 由良 康美
※得点者はセコムのみ掲載

2nd
セコムラガッツ position ワールドファイティングブル
山賀 敦之 (PR) 前川 賢司 → 島田 啓文
川口 和晃 (HO) 本多 貴 → 安田 昇
竹内 基詔 (PR) 藤本 護 → 北川 公章
生沼 知裕 (LO) 羽根田 智也
鈴木 学 → 都出 清士郎 (LO) 大西 亮
齊藤 泰裕 → 堀越 健介 (FL) 大内 亮助 → 馬渕 勝
S.カウチ → 姫野 拓也 (FL) 舛尾 敬一郎 → 津田 健太朗 
小松 元気 (NO8) 田中 正純
神尾 卓志 (SH) 岡 孝次
仲野 哲也 10(SO) W.ウォーカー → 佐佐木 光一
鈴木 貴士 11(WTB) 沼田 邦光 → 四宮 洋平
艶島 悠介 → 遊佐 和彦 12(CTB) 大西 将太郎 → E.ルイヴァンドラ
今井 通 13(CTB) 中矢 健
石橋 秀基 → 及川 英典 14(WTB) 南 繁治 → 大向 将也
N.リガイリ 15(FB) 由良 康美
※得点者はセコムのみ掲載
[セコム得点者]
トライ 石橋1 (15分)、今井1 (38分)
コンバージョン長井2/2

3rd
セコムラガッツ position ワールドファイティングブル
山賀 敦之 (PR) 島田 啓文 → 小倉 正隆
川口 和晃 (HO) 安田 昇
千巖 和彦 (PR) 北川 公章 → 岡田 親典
澤口 高正 (LO) 大内 亮助
都出 清士郎 → 丸山 隆正 (LO) 大西 亮
小嶋 辰紀 (FL) 馬渕 勝
姫野 拓也 (FL) 津田 健太朗
脇屋 洋一 (NO8) G.スタワーズ
大野 達也 (SH) 長田 剛
小原 義巧 10(SO) 佐佐木 光一
正木 健介 11(WTB) 四宮 洋平
遊佐 和彦 12(CTB) E.ルイヴァンドラ
松田 耕記 13(CTB) 新山 耕平
下瀬 央輔 14(WTB) 星山 邦彦
N.リガイリ 15(FB) 大向 将也
※得点者はセコムのみ掲載
[セコム得点者]
トライ 下瀬1 (5分)
コンバージョン下瀬0/1

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