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2005年オープン戦

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試合日程/結果

セコムラガッツ  82 高麗大  7
夏のオープン戦 第1戦 開催地 北見東陵公園グラビー場
開催日 2005年8月3日 (水) キックオフ 14:30

ウルトラエースデビュー! 韓国の強豪校を激しく圧倒

山賀のトレードマーク・ピチピチパンツがこの夏で見納めに

写真1
写真2
写真3
写真4

 「そりゃ、寂しいよ」。伝説の男がうつむきポツリと呟いた。<もう終わりだね〜君が小さく見える>。胸に去来するはオフコースの名曲「さよなら」のイントロか。ファンの間では、絶大な人気と圧倒的な知名度を誇る山賀敦之のベルトレスパンツがもうすぐ見納めとなる。


 トップリーグ10チームが北海道に集結し、話題を集めている今年の夏合宿。ラガッツは7月27日から北見入りし、順調に練習を重ねてきた。北の大地で組まれたゲームは全部で3試合。まずはナショナルチームの代表を多数擁する韓国の強豪校・高麗大。続いて、昨年トップイースト10で最後まで優勝を争った三菱重工相模原、最後にトップリーグのライバル・NECとのガチンコ対決だ。
 初戦の高麗大戦は前半、現状一本目に近い布陣で挑んだラガッツ。春シーズン出場のなかった新外国人のスコット・カウチ、ピア・エイスがバックローで揃ってデビューを果たす。南アフリカ代表キャップを持つエイスは、持ち味の激しいコンタクトで前進。初トライを挙げるなど40分間をプレー。「合宿に来てみんなとたくさん話ができた。この日のゲームは相手との力の差があったので出来を述べるのは困難だが、早くトップリーグの強い相手と戦いたい」と意欲十分。
 来日した際には、メディアがこぞって「セコムにエースがやってきた」と名前のエイスと、トランプの「A」(同じ印のカードの中で一番強い力を持つの意。野球では主戦投手を表す)を掛けて取り上げた。そのことについて本人がどう思っているのかを尋ねると「南アには、エースやヒーローというものは存在しない。ラグビーはみんなでやるスポーツだし、私はノーマルプレーヤーだよ」と至って真面目なコメント。さすがに背中にファスナーはついていないが、その名にふさわしく、ウルトラマンエースのような優等生ぶりだ。
 ゲームは、国境を越えたルール解釈の違いなどで、前半ロースコアな展開となったが後半はスタミナの落ちた相手に畳み掛け、終わってみれば12トライ。82点を奪っての快勝。「ミスもあったし、取りきれなかった場面も多かったが仕上がりとしては手ごたえを感じている」とスクラム戦完勝の山賀敦之も語気を強める。だが、まったくの別理由で山賀の胸中には、複雑な思いが去来していた──。
 ラガッツきっての人気者・ヤマちゃんこと山賀。強烈なインパクトのスキンヘッド。ズングリとした愛くるしい体系。一見すると怖いお兄さんだが、誰からも慕われるきめ細やかな性格と、軽快で巧妙な話術は誰にも真似することはできない。そんな山賀は昨年、40歳まで現役宣言。「オレがこいつには勝てないと思える選手が出てきたときには、すっぱりジャージーを脱ぐ覚悟はできている」と周囲に語り、若手からの突き上げを促している。
 その山賀を象徴するアイテムといえば、今では珍しいベルトレスタイプのピチピチパンツ。以前は当たり前だったこのパンツも時代と共に減っていき、現在ではほとんどお目にかかることもなくなった。そんな中、「周囲から見苦しいとの罵声を浴びながら」(山賀)も一人で履き続けたパンツ。「スパッツとかじゃなくて、このフィット感がいいんだよ。オレはこれじゃないと」。
 以前チームがスズキスポーツのジャージーを着ていた頃には、特注で作ったパンツに、スズキの三角形ロゴをマジックで書いていたというのはあまりにも有名な話。だが、トップリーグ復帰を果たした今季。チームのオフィシャルサプライヤーとなる「KooGa」のラインナップに、ベルトレスの型は存在しない。「メーカーにも頼んで探してもらったけど、海外でこのパンツを作っているところがもうない。スポンサーシップの重要性は理解しているし、気持ちを切り替える」と話す山賀。早ければ8月中のオープン戦からユーロデザインの「KooGa」新ジャージーを着用するラガッツ。プリプリしたお尻で走り回る山賀の雄姿を、最後にしかと見届けたい。  
【文責・フォトグラフ=小谷 たけし】

セコムラガッツ   高麗大
前半 後半 得点 前半 後半
4 8 T 1 0
4 7 G 1 0
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
28 54 7 0
82 合計 7
3 反則 13

セコムラガッツ position 高麗大
山賀 敦之 → 千巖 和彦 (PR) Kim Gwang Sik
安藤 敬介 → 上野 進 → 川口 和晃 (HO) Kim Jong Wook
田村 義和 → 石塚 陽介 → 竹内 基詔 (PR) Han Sung Woo
生沼 知裕 → 都出 清士郎 → 鈴木 学 (LO) Jung Tae Kyun
澤口 高正 → 丸山 隆正 (LO) Youn Kwon Woo
渡邉 庸介 → 岡本 信児 (FL) Moon Sang Yong
S.カウチ → 小嶋 辰紀 (FL) Jung Sung Kyun
P.エイス → 堀越 健介 → 脇屋 洋一 (NO8) Lee Kwang Moon
小池 善行 → 大野 達也 (SH) An Sung Hugk
仲野 哲也 → 鈴木 健 10(SO) Hong Jun Ki
正木 健介 → 鈴木 貴士 11(WTB) Cho In Su
艶島 悠介 12(CTB) Oh Jong Han
今井 通 → 遊佐 和彦 13(CTB) Huh Dong Ku
及川 英典 → 下瀬 央輔 → 松田 耕記 14(WTB) Park Min Woo
長井 達哉 15(FB) Chae Jae Young
高麗大は先発メンバーのみ掲載
[セコム得点者]
トライ 遊佐2(後21分、31分)、川口2(後28分、34分)、艶島1(前19分)、エイス1(前28分)、生沼知1(前34分)、上野1(前38分)、鈴木貴1(後9分)、大野1(後17分)、脇屋1(後36分)、不明2(前6分、後39分)
コンバージョン 長井4/4、下瀬7/8
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