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試合日程/結果

セコムラガッツ  73 横河電機  14
トップイーストリーグ10 第5戦 開催地 江戸川区陸上競技場
開催日 2004年10月17日(日) キックオフ 14:00

開幕5連勝! 優勝街道ひた走る

途中出場の石塚が連続トライで流れ呼び込む

 本拠地狭山での3戦を終え、久々競技場で行う公式戦。チームにとってはスタンドの観衆に成長した姿を披露する絶好の機会となった。スタメンに3人、さらにリザーブに3人。計6人のルーキーがメンバー入りしたヤングカラーの強いラガッツは、一つのゲームで対照的な二つの顔を覗かせた

写真1  まずは3分、この日24歳の誕生日を迎えたHO川口和晃がモールから持ち出して先制トライ。その後もNo8フレティ・マホニを軸にモールで得点を重ね、5分間隔で4連続トライを挙げ28−0と大量リードを奪う。ところが直後、マホニが負傷退場し、FW8人が純和製の編成になると途端にリズミカルな攻撃は小休止。ハーフタイムをはさんでおよそ30分間、スコアボードは微動だにしなかった。
写真2写真3  「つまらないミスとペナルティのオンパレード。相手の動きに左右されるのではなく、自分たちがどんなラグビーをするかに貪欲にならないと」(加藤尋久ヘッドコーチ)。たゆまぬサポート、スムーズな球出しがようやく戻ってきたのは後半10分を過ぎてから。新外国人セレマイア・バイの独創的なステップからチャンスを作ると、ノーマン・リガイリとのフィジアンホットラインでトライを演出。やっとスコアが動いたところで加藤ヘッドコーチも次のカードを切る。「サップ、そろそろいくぞ!」。呼ばれたのはグラウンド脇のトラックで入念に体を動かしていたPRの石塚陽介だった。
写真4  総合格闘家ボブ・サップにちなんだ「サップ」の愛称で親しまれる石塚。風貌は似ても似つかず、特別な由来はないが「本人がサップ、サップと騒いでいたから名付けた。きっと憧れの人だったんでしょう(笑)」とチームメイトの山賀敦之。夏合宿の最後に肉離れで戦線離脱し、今季初めてのメンバー入り。巡ってきたチャンスに「怪人サップ」がいきなり応えた。33分、自らが基点となったラックから献身的なサポートでトライを決めると、39分にもSO鈴木健をフォローして15mを走りきりゴール真下にダイブ。これには苦虫を噛み潰したような表情で戦況を見守っていた浅野和義コーチも「今日のヒーローは決まりだね」と安堵の笑顔を見せた。
写真5  石塚投入で、動きが硬かった若手も徐々にフィット。同じく初出場のルーキー・FB下瀬央輔も豪快なライン参加で嬉しい初トライをマークした。「周りから相手ディフェンスが流れてると指摘されたので、思い切ってラインの裏に出たらスパッと抜けた。でも本当は自分で状況判断をできるようにならないと」と下瀬。初トライには「まあ、おまけみたいなもんです」と照れくさそうに肩をすくめた。
 今季から横河電機を指揮する元日本代表WTB、世界選抜では伝説的なトライを決め「世界のヨシダ」と呼ばれた吉田義人ヘッドコーチは「さすがは去年トップリーグを戦ってきたチーム。上を目指しているチームだけあってラグビーの質が違った。いい勉強になりました」と舌を巻いた。
 トップイースト10の前半5試合を全勝で折り返したラガッツ。順調な歩みだが、手放しで喜んでる人間は一人もいない。「まだまだ満足できる内容じゃない。やることがいっぱいありすぎて時間が足りないくらい」と加藤ヘッドコーチ。このゲームで露呈した「空白の30分」はきちんと反省、遠くにぼんやりと映っていたトップリーグへの階段がやがて、そして静かに像を結んでいく。
【Text by 小谷たけし】

セコムラガッツ   横河電機
前半 後半 得点 前半 後半
4 7 T 0 2
4 5 G 0 2
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
28 45 0 14
73 合計 14
17 反則 14

セコムラガッツ アキ 横河電機
トライゴールペナルティゴールドロップゴールプレーヤーノート ポジション トライゴールペナルティゴールドロップゴールプレーヤーノート
    山賀 敦之  (PR)     藤田 登 
    川口 和晃前3,後46分 (HO)     谷口 剛 
    千巖 和彦  (PR)     坂尾 英之 
    澤口 高正  (LO)     O.ハッサネン 
    丸山 隆正  (LO)     内藤 公洋 
    脇屋 洋一  (FL)     安藤 達也 
    渡邉 庸介  (FL)     宮野 隼 
    F.マホニ前11,21分 (NO8)     荒川 治後32分
    小池 善行後16分 (SH)     石橋 章匡 
    仲野 哲也後29分,6/7 10(SO)     F.フィリ1/1
    正木 健介  11(WTB)     多賀 秀記 
    S.バイ後11分,2/3 12(CTB)     深堀 敏也 
    艶島 悠介  13(CTB)     橘 昇治 
    鈴木 貴士前6分 14(WTB)     菅原 将悟 
    下瀬 央輔後36分,1/1 15(FB)     佐藤 幸士後13分
    安藤 敬介  16(R)     小坂 俊介 
    石塚 陽介後33,39分 17(R)     古閑 満 
    生沼 知裕  18(R)     H.ポフイバ 
    小嶋 辰紀  19(R)     山崎 豪 
    鈴木 健  20(R)     池原 忠治1/1
    及川 英典  21(R)     金野 至 
    N.リガイリ  22(R)     篠塚 俊和 
凡例
前半23分8.マホニ → 18.生沼 弟 交替 前半22分7.宮野 → 19.山崎
後半5分7.渡邉 → 16.安藤 前半34分9.石橋 → 20.池原
後半6分14.鈴木貴 → 22.リガイリ 後半21分15.佐藤 → 22.篠塚
後半21分3.千巖 → 17.石塚 後半25分6.安藤 → 18.ポフィバ
後半30分10.仲野 → 20.鈴木健 10.フィリ → 21.金野
後半34分13.艶島→ 21.及川 後半32分2.谷口 → 17.古閑


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