SECOM RUGGUTs

2006 Hot News

【YC&ACセブンズ】応援で圧倒も、学生相手に2敗喫し無冠

ケガで途中退場の石橋秀基、「これ以上の屈辱はないだろう」

嬉しいトライ小原選手
 鳴らせ、鳴らせ。勝利の鐘。昨年大会準優勝に終わったラガッツ。借りを返しておきたかった日本IBMは不在だが、狙うは頂点ただひとつ。
 異国情緒漂う閑静な住宅街が年に一度、ラガッツ応援団の咆哮に包まれる日。毎度お馴染みの「勝手に」テーマソングにしているミュージックが青空の下、次々と響き渡る。シーズンの到来を告げるYC&ACセブンズに、ラガッツが今年も殴りこみをかけた。
 泣く子も黙る大団長を務めるのはいまさら紹介するまでもない。いまや日本ラグビー界の隠れた宝・山賀敦之。リーダーのコールに従って繰り出されるメロディは『学園天国(小泉今日子)』、『ら・ら・ら(大黒摩季)』、今年からは新たに『お嫁サンバ(郷ひろみ)』までもが仲間入り。若干郷愁を感じさせる懐メロばかりだが、一体全体「これは何事だ」と来場者も目がテンのスパークぶりだ。
激を飛ばす小池主将
 これまで、YC&AC応援団として山賀団長をサポートしてきた盟友が次々とグラウンドを去った。盛り上げ役の一人だった渡部英明氏(現本社金融法人営業三部所属)、赤嶺良太郎氏(現本社営業開発部所属)、遊佐和彦氏(現本社NBS推進室所属)らベテランが引退し、チームの顔ぶれは大きく変わった。それでも山賀はミクシーやブログを使って大々的に応援を呼びかけ、若手とも手を携えて「グラウンド内外で過去最大」をテーマに準備を進めてきた。「ここでチームの力を一つにして優勝を勝ち取る」(山賀)。
 歌に踊りにステップにと、大騒ぎのラガッツ応援団を目の当たりにして、訪れた観客も大喜び。応援といえばこの人、ご存知「タヌママ」ことリコーブラックラムズ・田沼広之選手のお母さんもその一人だ。「これぞ応援よ。日本の応援はおとなしすぎるからね。海外なら、みんなで揃って足踏みしたり、もっと大騒ぎするのが当たり前。みんな一生懸命やっていていいじゃない。楽しいわ」と手を叩いてお褒めの言葉をいただいた。
素早い仕掛け神尾選手
 さぁ、その応援に応えるのは選手たち。今回は若手成長株を揃えての布陣だ。初戦の相手は関東学院大。ところが、早々に先制トライを許すと立ち上がりから防戦一方となる。なんとか前半終了間際に下瀬央輔が抜け出し、1トライ返すのがやっと。後半も一進一退の攻防が続くが終了間際に痛恨のトライを奪われ万事休す。まさかの初戦敗退で、敗者復活のコンソレーションカップに進んだ。
 気を取り直して臨んだカップ戦では、2回戦でYC&AC選抜を破ると、準決勝では早大を下した大東大を圧倒。姫野拓也の2トライなどでリードを拡げ、守っては強力なトンガ人二人を完璧に封じ込めた。「今日のこのグラウンドで行われたどのゲームよりタフで素晴らしいゲーム」とフィットネスコーチのウォーリック・ブラントも絶賛。勢いに乗って決勝戦にコマを進めたが、日体大との対戦では選手がボールに集まりすぎてラインが乱れるなど、どこかちぐはぐなまま点の取り合いに。二転三転の末、最後は連続トライで突き放され、なんと一日に二度も学生に敗れる失態。無冠のまま大会を終えた。
トライ量産姫野選手
 今大会、小池善行主将からエースに任命されていた石橋秀基は、2回戦で強烈なタックルを受け、担架で退場。力を出し切ることができず「これ以上の屈辱はないだろう」と悔しさをにじませた。負け試合の中で光ったのは2年目のFL姫野。オールラウンドに非凡なところを見せた。「ゲームは楽しめたけど、ただ悔しいのひと言。来年必ずこの借りは返します」(姫野)。
 今年は毎年春先に行ってきたJ-ヴィレッジでの合宿を取りやめ、じっくりと狭山で身体を作っているラガッツ。オープン戦が始まるのは5月2週目から。6戦のうち5戦がトップリーグ勢との対戦が組まれており、選手たちの士気も上がっている。
 梅が落ち、椿崩れ、牡丹零れて、桜舞い散るこの季節。出鼻をくじかれたラガッツの怒涛の逆襲が始まる。

山賀団長 タイトル:ラガッツ大応援団
岡本選手 サブリーダー
応援席ではみんないい仲間 I LOVE RUGUTTs
上野選手の応援 ちびっ子たち
田沼選手 いい子
澤口選手 団長アップ


【試合結果】
 1回戦セコムラガッツ 14−22 関東学院大 
↓ コンソレーションカップ(敗者復活戦)へ進出
 2回戦セコムラガッツ 21−17 YC&AC選抜 
 準決勝セコムラガッツ 31− 5 大東文化大 
 決 勝セコムラガッツ 28−31 日本体育大 
詳しくはトーナメント勝敗表をご覧ください(→トーナメント勝敗表)

【出場選手】
川口和晃、丸山隆正、姫野拓也、堀越健介、小松元気、小池善行、神尾卓志、小原義巧、石橋秀基 、下瀬央輔

ページトップへ戻る

SECOM 信頼される安心を、社会へ。 お問い合わせ セコムラグビー部