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メンバー紹介


インタビュー/コラム

小池right
小池left
 入社以来、公式戦では21戦連続出場を果たすなど、小さな体ながらガッツ溢れるプレーで観衆を魅了する小池選手。今シーズンは左手薬指の骨折というアクシデントで途中2試合に欠場し、連続出場は途切れましたが、骨折が癒えぬままリコー戦に志願の強行出場。2トライをマークするなどチームを引っ張る活躍を見せました。
 昨年の韓国・釜山で行われたアジア大会では、初めて日本代表にも選出され将来が楽しみな選手です。

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◆ ◆ 生まれも育ちも東京。家庭はどんな雰囲気ですか?
実家は、東京の昭島です。寮に近いので週に1回は顔を出してます。兄と姉がいて3人兄弟の末っ子なんです。いかにもって感じでしょ(笑)。昔からペットを買ってるんですが、今は犬が3匹と猫が1匹います。

◆ ◆ そんなにいっぱい!?まさかペットブームに乗じてとか?
そういうわけじゃないです。昔から色んな生き物を飼っていて。今実家にいる犬は、ゴールデンレトリバーのメイ。プードルのやっちゃん。チワワのダンディー。猫のトップは血統書付きなんです。みんな可愛がってますよ。

小池選手1
◆ ◆ ペットも可愛いけど、死ぬのが辛い。
そうなんですよ。子供の頃、フェレットを飼っていたんですが、病気で元気がなくなってきて。その日も朝からぐったりしてたので、心配で学校から急いで帰ってきたら、急に元気になったんですね。それで「もう大丈夫だね」って親と話してたら、次の日に死んじゃったんです。「きっとオレのことを待ってたんだな」って思って。その時は、悲しくて悲しくてすごい泣きました。

◆ ◆ 確かスポーツ一家なんだよね?
オヤジが野球で、母親が陸上の選手でした。兄姉は水泳の選手で、インターハイに出ました。姉は今、体育教師をしています。

◆ ◆ ラグビーやっていたのは善行だけってこと?
色々やりましたよ。水泳、野球、水球・・・。中学の時に仲の良かった友達のお兄さんがラグビーをやっていて「皆でやろうぜ」って感じで始めました。決してスクールウォーズに憧れたわけじゃありません(笑)。

◆ ◆ 中学時代の戦績は?
多摩辺中でラグビー始めて都大会で2位になりました。決勝で明大中野中に負けました。中学の時のポジションはフランカーだったんですよ。オール東京にはスクラムハーフで選ばれたんだけど、チームに戻ったらまた3列でした。

◆ ◆ 順を追っていきましょう。高校は東海大菅生高。花園目前で散りました。
高校からはずっとスクラムハーフです。3年の時はバイスキャプテンでした。新人戦で国学院久我山高に初めて勝って、都大会では久我山と別ブロックに入りました。「今年は花園いけるぞ」みたいな雰囲気があったんですよね。都の決勝で大東大一高とやって、20点のリードをひっくり返されて、最後は1点差で負けました。花園には行きたかったです。相手の主将は、現チームメートの生沼元(大東大→セコム)でした。

小池選手2
◆ ◆ そのまま東海大に進学。1部と2部を行ったり来たり、まさに激動の4年間。
あの経験は今に生きていると思います。入学したときは関東大学リーグ戦の1部に所属していたんですが、1年目で2部に落ちて、2年は2位で入替戦に出るも上がれず。3年の時に2部で優勝して、入替戦にも勝って1部に復帰しました。4年ではキャプテンだったんですが、入替戦に回ってしまい。それでも何とか残留することができました。3年の時に勝って上がった入替戦と、4年の時に初めて1部で勝った流経大戦は思い出に残っています。

◆ ◆ 4年間入替戦とはすごいな。最近の東海は1部に定着して、評判もいいですよね。
木村さん(監督)のやりたいことが浸透してきたんだと思います。ラックからのテンポの速いラグビーが。体は大きくないけど組織で機能している。

◆ ◆ そういえば、ここでラグビー人生初のキャプテンを経験です。どうでした?
90人くらい部員がいたんで、伝えたいこととか行き渡らないことがあったり。隅々まで見てあげられないというのが難しかったです。でも、周りの奴らもフォローしてくれたし。下もしっかりしてたんで特に、問題なく務められたと思っています。

◆ ◆ 企業からの誘いもセコムだけじゃなかったはず。その中から選んだのはなぜ?
関東や関西も含め、数社の誘いがありました。最終的には木村さんが「セコムに行け」と言ってくれた。自分から動いてテンポを作っていく、そんな私の持ち味を一番発揮できるチームがセコムだと言われました。

◆ ◆ 入社以来21戦連続出場。チームにとってなくてはならない選手になりましたね?
まだまだ、全然ダメです。今年加藤さん(尋久ヘッドコーチ)がきて、自分が考えるスクラムハーフ観がいかに小さいものだったと思い知らされた。10年以上ラグビーやっていて初めて自分のことを考えられるようになった気がしています。

◆ ◆ 今年加藤コーチと出会えたのは、セコムに入ったおかげかもしれない?
そうですね。加藤さんのことは尊敬しています。プライベートも含めて、あの人から吸収することはたくさんあるし、ポジションは違うけど「この人を超えたい」と思う人。タッチラグビーをやっていても、絶対抜かれたくないし、抜いてやりたい。

◆ ◆ ライバルは誰ですか?
同じポジションの田中澄憲さん(明大→サントリー)、村田亙さん(専大→東芝府中→バイヨンヌ→ヤマハ発動機)には負けたくないです。みんな凄いプレーヤーだし、見習うところがたくさんある。田中澄憲さんには電話でアドバイスをもらったり、いつもお世話になってます。あと、池田渉さん(流経大→三洋電機)には絶対負けたくないですね(笑)。

小池選手3
◆ ◆ 去年のアジア大会では日本代表に選ばれました。
正代表は初めてだったんで、ワクワクしました。やはりジャパンは目標ですから。結局あの時もチャンスはもらえたのに、生かせなかったし力不足を痛感しました。まだ可能性はあるので、次のワールドカップは自分にとってラグビー人生最大の目標です。

◆ ◆ セコムはプロ選手を認めていない。プロに対する意識とかはある?
もちろんないといったら嘘になります。可能性が広がるだろうし、ラグビーでここまでこれたし、挑戦したい気持ちはある。でも、今は加藤さんのもとでやっていたい。まだまだ勉強することが山のようにありますから。

◆ ◆ なんだかんだでラグビー一筋の人生だよね?
いくつかのスポーツをやってきて結局、ラグビーが一番自分に合ってるんだなと感じました。体が小さいからパワーで勝てるわけでもないし、足がむちゃくちゃ速いわけでもないけど、相手の動きとかを予想して、裏をかいたり、だましながら攻撃するのがやってて楽しい部分ですね。

◆ ◆ 何か、大切にしてるモノとかありますか?
去年から履いてる白いスパイクを大切にしています。たくさんの思いが詰まってるんで。一番調子のいいスパイクでもあるんですよ。あとは、ラグビーとは関係ないけど皮のブレスレットとかお守りとか。一番大事なモノは家族ですね。

◆ ◆ ここまで来たら一生ラグビーに携わっていたい?
もちろんです。現役を終えたらラグビーを教えたいと思っています。どんな形であれ、ずっとラグビーとは離れないでいたい。自分の人生において、やっぱりラグビーはなくてはならないものですから。
[2004.1.29]

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【聞き手】セコムラグビー部 元広報担当 小谷 健志

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