第9回
躍進するアジアの雄、中国(3)青島篇

夕陽に浮かぶ青島胶州湾跨海大橋

 世界最大の人口を誇る中国。約13億人の人口を有するこの大国は、1900年代後半から急速な経済発展を遂げ、2010年にはGDP(国内総生産)で日本を抜き、アメリカに次ぐ世界第2位の経済大国に躍り出ました。世界における中国の影響力はますます大きく、その動向に世界中が注目しています。
 ここ、中国にもセコムは進出しています。国土が広大であることから、北京にある持株会社・西科姆セコム中国有限公社のもと、主要都市ごとにグループのセキュリティ会社を設立し、その地域に密着した「安全・安心」を提供しています。シリーズ第3回は青島をご紹介します。
 青島市は中国の山東半島にある港都市で、美しい海岸線を持つ中国でも有名な観光地です。人口は約800万人ですから、大阪市・横浜市の2倍以上になります。
 そして、青島と言えば、なんといっても青島ビールが有名です。青島ビールは100年の歴史を持つ中国最大のビールメーカーで、中国一のビール生産地である山東省青島市に本拠地を置いています。毎年8月に青島にてビール祭りが開催されており、世界中のビールが飲めますし、観光客がにぎわっています。

日本人からも親しまれる青島、多様化する犯罪被害には注意

高層ビルの立ち並ぶ海沿いの風景。

高層ビルの立ち並ぶ海沿いの風景

 近年、多くの日本人が商用や観光で青島市を訪れており、日系企業の山東省各地への進出が背景となり、青島市における日本人の長期滞在者は約3,000人(2011年10月現在)にのぼります。この数字は、上海市、北京市、蘇州市、広州市、大連市には及ばないものの、中国国内では上位に位置し、日本人からも親しまれている都市と言えます。
 青島市または山東省で、最近、日本人が巻き込まれるトラブルや犯罪被害の多数は、スリや置き引きの窃盗によるものです。しかし、これ以外にも経済トラブルによる軟禁・暴行、各種詐欺被害、タクシー運転手による金品持ち逃げ被害など、犯罪被害は多様化する傾向にあります。
 一方で、トラブルの原因が日本人であるケースも少なくありません。例えば、詐欺まがいのビジネスを行ったり、不適切な男女関係、ビザ(査証)・居留証の期限切れ、違法DVD(海賊版DVD)の持ち出し、無許可での未開放地域立入りなどに対し、行政処分を受けるといった事例が挙げられます。

高まる食の不安、進む日系企業の進出

 最近、中国で起こった食品の安全問題から、食に対する不安や危惧が高まりつつあり、日系食品メーカーや外食産業の進出が目覚しいものとなりました。特に、青島では最近、元来の居酒屋に加え、大型日本料理の店(高級バイキング方式が多い)が次々とオープンするようになり、刺身、寿司など新鮮食材を誇る一方で、高級牛肉なども食べさせてくれます。こうした店は値段が高いものの、多くの食客でにぎわっており、中国の食材と調理への不安が背景にあることがうかがえます。
 そのほかでは、青島近くの農地を借りて独自の農場を経営する日本企業が出てきており、青島に安全で新鮮な野菜や牛乳を提供しています。

青島西科姆のめざすもの

青島西科姆のコントロールセンター

青島西科姆のコントロールセンター

 青島西科姆電子安全有限公司は、1997年4月に青島市保安服務総公司との合弁にて設立され、1997年8月から青島市で初のオンライン・セキュリティシステムの提供を開始しました。
 現在では、青島市とその周辺にて、オンライン・セキュリティシステムやCCTV・出入管理システムなどの安全商品、常駐マネージメントサービス、さらに2008年からはホームセキュリティと、セキュリティに関することを幅広く提供し、お客様の悩みに対応できるよう事業を展開してます。
 青島西科姆は、青島地域社会に根を下ろし、青島並びに山東省の一流企業となることを目指して挑戦し続けます。セキュリティについてお困りのことがありましたら、お気軽にお訪ねください。
青島西科姆の仲間たち

青島西科姆の仲間たち

話し手: 青島西科姆電子安全有限公司
副総経理(副社長) 劉 健 氏
[2011/11/15更新]
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