第5回
躍進するアジアの雄、中国(1)大連篇

中国有数の貿易港である大連は海外との玄関口

 世界最大の人口を誇る中国。約13億人の人口を有するこの大国は、1900年代後半から急速な経済発展を遂げ、2010年にはGDP(国内総生産)で日本を抜き、アメリカに次ぐ世界第2位の経済大国に躍り出ました。世界における中国の影響力はますます大きく、その動向に世界中が注目しています。
 ここ、中国にもセコムは進出しています。国土が広大であることから、北京にある持株会社・西科姆セコム中国有限公社のもと、主要都市ごとにグループのセキュリティ会社を設立し、その土地に合った「安全・安心」を提供しています。今回からシリーズで各地域を紹介していきます。第1回は東北の街、大連をご紹介します。
 大連市は中国の東北地区、遼寧省に属し、アジア大陸の東海岸に位置しています。中国東北、遼東半島の最南端にあり緯度は北緯38度と、日本の仙台市とほぼ同じです。東北、華北、華東地域が世界各地とつながる“門”であり、重要な貿易、工業、観光都市でもあります。

多くの点で日本人が住みやすい街

 大連で日本人は約6,200人(2010年10月領事館情報)在住しており、街を歩いていると必ず日本語を聞くことができます。私も含め、中国の中で大連が一番住みやすいという日本人が非常に多くいると感じています。

■その理由として

1.
気候が良い(冬は若干寒い日が続きますが、湿度が低く夏場も過ごしやすい)
2.
空気がきれい(快晴の日が多く、きれいな青空が広がっています)
3.
物価が安い(タクシー初乗り8元[日本円で100円程度]、バスが1元[13円程度])
4.
日本人に優しい
豊富な海の幸を求めて釣りを楽しむ人も多い

豊富な海の幸を求めて釣りを楽しむ人も多い

といったことが上げられます。
 海もきれいなので、夏になると国内外から観光客が海水浴に訪れ、市内のホテルはたくさんの人で賑わいます。市内から車で1時間程度で司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』で有名な203高地(旅順口区)に行くこともできます。
 食事については特に海鮮料理が有名で、街中にたくさんある海鮮料理店では日本に比べると驚くほど安い値段で新鮮なウニやアワビといった高級海鮮料理を食べることができます。

基本的には治安は良い街、でも油断は禁物

 大連は中国の中では比較的治安が良いと言われていますが、スリや置き引きといった軽犯罪も少なくなく、繁華街を歩く際は貴重品を必ず肌身から離さないようにしなくてはいけません。また、レストランや食堂の椅子に上着やカバンをかけて食事をしている際に財布やパスポート、デジタルカメラなどを盗まれることもありますので十分に注意してください。
 人気のないところを1人で歩くのも危険です。過去に日本人が夜間1人歩きをしていて暴行を受けた上で金品を略奪される事件も発生しています。
 ホテルやマンションの部屋にいる際に呼び鈴がなっても不用意にドア開けずに必ずドアスコープから確認してください。また、ドアを開ける必要がある場合も、まずはドアチェーンをかけた状態でドアを開けるなどの用心をしましょう。
 事務所や工場の犯罪傾向については、日本に比べ圧倒的に内部犯罪が多いということが挙げられます。これは大連に限らず中国および東南アジア諸国共通していることですが、社員および取引業者、守衛などの関係者が自ら犯罪を行う、あるいは犯罪の手助けをするということが非常に多いのです。そのためセキュリティについても外部からの犯罪だけでなく内部犯罪を考慮に入れる必要があります。

セコムの中国での第一歩だった「大連西科姆(セコム)」

 大連西科姆電子安全有限公司は1993年に設立されました。セコムグループが中国で最初にセキュリティ事業を始めた現地法人です。
 日本と同様、オンライン・セキュリティシステムを始め、監視カメラや出入管理システム、屋外のボーダー型センサー、金属探知機等々、各種商品によるセキュリティの総合的な提案を行っています。現地の金融機関にもセコムのサービスの品質を認めていただいており、今では大連市の銀行の90%以上が大連西科姆のお客様となっていただいています。
 大連にいらっしゃる際には気軽に弊社・大連西科姆を訪れてください。
大連西科姆には女性の緊急対処員も

大連西科姆には女性の緊急対処員も

話し手: 大連西科姆電子安全有限公司
副総経理(副社長) 衛藤 靖 氏
[2011/4/26更新]
大連西科姆の社員一同

大連西科姆の社員一同

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