第3回
自然も都市も楽しめる国 オーストラリア篇

オーストラリアを象徴する建築「シドニー・オペラハウス」

オーストラリアを象徴する建築
「シドニー・オペラハウス」

 オーストラリアは、日本の約21倍の面積を持つ広大な国で、「グレート・バリア・リーフ」、「エアーズ・ロック」など世界に類を見ない壮大な景観や、カンガルーやコアラなどオーストラリアにしか生息しないユニークな動物など、豊かな自然があります。
 その一方で、街に目を向けると、オペラハウスやハーバーブリッジに代表される港沿いのランドマーク、高層ビルの建ち並ぶビジネス街と隣接する豊かな緑、古い建物が残る歴史的スポットなど美しい景観のシドニー、英国風のたたずまいを見せるメルボルン、一年中温暖で「世界でもっとも住みやすい」と言われるパースなど、魅力的な都市も多い大変魅力的な国です。

オーストラリアの犯罪事情

 比較的治安が良いと言われるオーストラリアですが、それでも凶悪事件は毎日のように発生しています。最近では、「バイキーズ」と言われるモーターサイクル・ギャング間の抗争が激化し、殺傷事件が多発していることや、ATMを爆破して現金を強奪する事件も多発しています。
 最新の犯罪統計によれば、殺人・強盗などの凶悪犯罪から、侵入盗・自動車盗などの財産犯、薬物・銃器犯罪にいたるまで、日本と比較して犯罪発生率は大変に高いものがあります。全体の犯罪発生率はここ数年、横ばい状態が続いていますが、強盗などで銃器が使われる割合が増えるなど、凶悪化が顕著になってきています。

犯罪発生率:人口10万人あたりの犯罪発生件数

  豪州全体 日本
殺人 1.5 1.1
殺人未遂 1.8 -
暴行傷害 798 -
性的犯罪 91.7 9.8
誘拐 3.6 0.2
強盗 99.2
侵入盗 1,777.90 261.2
自動車盗 497.1 50.3
窃盗 3,214.30 1,752.20

【参考】在留邦人向け安全マニュアル シドニー生活安全の手引き
(在シドニー日本国総領事館)

増えるスキミング被害

 日本人観光客が遭う被害としては、ホテルの部屋からパスポートや所持品を盗まれる窃盗事件、繁華街でのスリ・ひったくり、置き引き被害、さらに白昼に電車に乗っていたところ、若者数名に突如殴りかけられて所持品を奪われるという強盗事案も報告されています。
 また、最近ではファストフード店舗で、キャッシュカード、クレジットカードのスキミング(磁気情報の盗み取り)被害が増えています。さらに“偽造カード捜査のため”と称し、ニセの警官が観光客にクレジットカードを提出させ、カード読み取り機でスキミング、さらに暗証番号を入力させ、その後ATMで現金を限度額一杯引き出されてしまうケースもあります。
 オーストラリアに旅行される際のアドバイスとして、カバンの盗難被害が多いので、予防のために目の前に置くか、両足ではさむようにしましょう。カバンも肩にかけると、後ろからひったくられやすいので、肩ひもを丸めて手で持って歩くとよいでしょう。電車を利用する際は、セキュリティガード(車掌)が乗っている列車の中央部(車両の外側に青いランプが点灯)に乗車したり、駅のホームでは監視カメラによってモニターされている中央部の「Night Safe Area」と書かれた場所で待つよう心がけましょう。
 万一、事件・事故に遭遇し、緊急に救助を求める必要がある場合は、緊急連絡番号「000」に電話してください。警察、消防、救急の要請ができます。英語に不安があっても、オペレーターが通訳者につないでくれます。せっかくの楽しい旅行が台無しにならないように、常に身の回りのもの、そして身の安全には十分に注意し、魅力的なオーストラリアを存分に味わってください。

APECでも大役を担ったセコムオーストラリア

モニタリングセンターで異常信号などを受信

モニタリングセンターで
異常信号などを受信します

 セコムオーストラリア(株)は1992年、ニューサウスウェールズ州(NSW)シドニー市に設立されました。日本同様、高品質なセキュリティサービス事業を開始、現在ではメルボルン、ブリスベン、キャンベラなどの主要都市をはじめとして、全国すみずみまで「安全・安心」のネットワークを構築しています。
セコムオーストラリアの緊急対処員(エマージェンシー・リスポンス・パーソネル)と業務車両

セコムオーストラリアの緊急対処員(エマージェンシー・リスポンス・パーソネル)と業務車両

 昨年(2010年)日本で開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力)が、2007年にオーストラリアで開催された際は、セコムは首脳会議が開催されたシドニーで、民間のセキュリティ会社として最大規模のセキュリティサービスを提供しました。
 今後もセコムオーストラリアでは、オーストラリアの全土にわたって一段ときめの細かいサービスを提供していきます。国と同じく、さまざまな国の仲間が活躍しているセコムオーストラリア。皆のルーツはそれぞれですが、“オーストラリアNo.1のセキュリティ会社を作る”という目標のもと、一体となって邁進していきます。
セコムオーストラリアの社員一同

セコムオーストラリアの
社員一同

話し手: セコムオーストラリア(株)
会長 余慶 徹 氏
[2011/1/18更新]
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