第13回
躍進するアジアの雄、中国(5)広州篇

高層ビルの立ち並ぶ広東の夜景

高層ビルの立ち並ぶ広東の夜景

 世界最大の人口を誇る中国。約13億人の人口を有するこの大国は、1900年代後半から急速な経済発展を遂げ、2010年にはGDP(国内総生産)で日本を抜き、アメリカに次ぐ世界第2位の経済大国に躍り出ました。世界における中国の影響力はますます大きく、その動向に世界中が注目しています。
 ここ、中国にもセコムは進出しています。国土が広大であることから、北京にある持株会社・西科姆セコム中国有限公社のもと、主要都市ごとにグループ会社を設立し、その地域に密着した「安全・安心」を提供しています。シリーズ第5回は広東省広州市をご紹介します。
 広東省は中国大陸の南側に位置し、南シナ海に面した華南エリアと呼ばれる地域にあります。それだけでは、広い中国のどの場所にあるのかイメージしにくい方も多いかと思いますが、それならご存知の方も多い香港・マカオの隣と聞けばどうでしょうか。実は、香港・マカオの両特別行政区の北側にあるのが広東省なのです。


「世界の工場」と呼ばれる広東省

広州タワーとスタジアム

広州タワーとスタジアム

 一般に、「広東」と聞くと「広東料理」を連想される方が多いと思います。たしかに、ここ広東省広州市は「食の都」と呼ばれていて、古い歴史を持った都市であります。しかしながら、経済的に発展したのは近年のことで、1979年の開放政策のあと、香港と近接する広東省は外資の導入によって、中国のなかでも大きく発展することができました。
 現在、中国は「世界の工場」と呼ばれるようになりましたが、広東省は正にその象徴と呼べる存在です。経済的に発展した近年、都市も綺麗に整備されつつあり、広東省(香港・マカオを除く)に在住する日本人も約15,700人(2010年10月時点 広州領事館情報)を超え、多数の日系企業が広東省に進出しています。

経済的に裕福≠治安が良い

 先に述べた通り、近年の広東省は経済的に発展し、非常に裕福な省のひとつとなりました。しかし、それにより広東省の“工場”に広東省以外の中国人が出稼ぎに来ていることも多くなり、広東省のなかで裕福層と貧困層との二極化が進んでいます。
 そのため、裕福な省ではありますが、必ずしも治安が良いというわけではなく、現地における治安情報を積極的に取得する必要があります。

注意が必要な「春節」の時期

人でにぎわう北京路の様子

人でにぎわう北京路の様子

 現地で犯罪に巻き込まれないようにするために、特に注意を払わなければならないのが「春節」と呼ばれる旧暦の正月の時期です。
 多くの中国人は「春節」になると出稼ぎ先から故郷に帰りますが、その際に悪いことを考える人間がなかにはいます。というのも、出稼ぎ労働者は「お金を稼いで田舎に帰ること」が目的であるため、故郷に帰る際により多くのお金を手に入れようとして、犯罪に手を染めてしまう人間がいるのです。そのため、この時期には置き引きやスリなどの軽犯罪が多く発生し、さらに強盗事件・空き巣被害などの発生も報告されます。
 特に人気(ひとけ)のない場所でのひとり歩きは危険ですが、人が混み合っている場所でも、自分のバックなどの荷物は前に抱えて持つなどして、用心することが必要です。被害に遭うのは中国人・外国人関係はありませんが、外国人の場合は標的にされやすいこともあるので注意しましょう。

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 広東金鵬西科姆電子安全有限公司は、2006年に深圳西科姆電子安全有限公司として設立し、2010年に現在の社名に商号を変更しました。日本と同様に、オンライン・セキュリティシステムや監視カメラ、出入管理システムなど幅広いサービス提供を行っています。また、オフィスや店舗などの小・中規模物件はもちろんのこと、現在では工場やショッピングセンターなどの大型物件に対しても総合的な提案も行っております。
 広東省におけるセキュリティに関するご相談は、いつでもお気軽にお問い合わせ下さい。
広東西科姆の仲間

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話し手:広東金鵬西科姆電子安全有限公司
部長 湯浅 吉幸 氏
[2012/6/12更新]
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