第8回
火災に備えて、消火器を使った消火訓練を行いました

セコム(株)研修部 池本丈記インストラクター
セコム(株)研修部
池本丈記インストラクター

 明日11月9日(水)から15日(火)まで、「秋季全国火災予防運動」が実施されます。そこで、今回はいざというときのために、消火器についてセコム(株)研修部の池本丈記インストラクターにお話を伺い、実際に消火器を使って、消火訓練をしました。

Q.消火器にはどんなものがありますか?
消火器にある3つの丸
消火器にある3つの丸
 消火器は、住宅用の消火器、業務用の消火器に分かれ、消火器の薬剤も強化液、粉末など、さまざまな種類のものがあります。
 たとえば、皆さんがよく目にされている『粉末ABC消火器』を見ると、3つの丸い印が付いています。この丸は、それぞれ対応できる火災の種類を表しています。
<図>
  • 白い丸:木材・紙・布などの普通火災用
  • 黄い丸:灯油・ガソリンなどの油火災用
  • 青い丸:電気器具・電気設備などの電気火災用
 ご家庭での設置の場合は、住宅用消火器を選びましょう。
Q.家では、どこに設置すればよいですか?
 台所など、火を使う場所の近くで、直射日光があたらない、湿気の少ないところを選びましょう。また、火災の際にすぐ使えるように普段からよく目につく場所で、倒れるおそれのない場所に置いてください。ただし、コンロの近くに置くと、実際の火事の時には温度が上昇するので、消火器に手が届かないこともありえます。
Q.消火器の寿命はどれくらいですか?
 使用期限が書いてあるものもありますが、保管場所によって大きく変わります。たとえば湿気の多い場所に保管していると、消火器本体が錆びたり、消火剤の粉末が湿気で固まってしまうおそれがあります。
 せっかく消火器があっても、“いざ”という時に使えなかったり、本体が破裂してケガをすることがあります。日ごろから消火器の点検をしてください。
Q.どのような点検をすればよいですか?
消火器の点検
消火器の点検
 次のチェックポイントを見てください。
  • (1)安全ピンがついているか。
  • (2)ホースに詰まりやひび割れはないか。
  • (3)圧力ゲージのついている消火器の場合は、圧力を示す針が緑色の範囲にあるか。
  • (4)キャップがゆるんでいないか。
  • (5)容器が錆びたり変形していないか。
 異常が見つかった消火器は、購入したお店や、消火器メーカーに問い合わせてください。
Q.火事が起きたらどのようにしたらよいでしょうか。
 火事が起きているのを見つけたら、まず大きな声で、「火事だ!火事だ!」と叫んで、まわりに状況を伝えてください。家族や隣近所の人など、まわりの人に火事を知らせるのが第一です。
 また、大きな声を出すことで、落ち着いて対応することができます。
 次に、119番通報をしてください。まわりの人に頼んでもよいでしょう。119番通報するとともに、消火器を使い、初期消火を行います。もし火が天井まで広がっていたら初期消火できませんので、避難してください。
 それでは、実際に消火器を使って、消火訓練をしてみましょう。

第8回 消火器を使って、消火訓練をしてみました 12

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