第7回
【救急の日特集】
いざというときに備えてAEDの操作を学びました(2)

AEDを実際に操作してみました

 セコム社員の研修を担当されている、セコム(株)研修部企画運営グループの米井秀樹主務にAEDの操作方法をご指導いただきました。
Q.AEDはどのように使ったらよいですか?
 倒れている人を発見したときには、119番通報やCPRを行いながら、AEDを手配することになります。AEDの操作自体はとても簡単ですが、あわてずに対応しましょう。
米井主務にご指導いただいている構図
 <AEDの操作手順>
  • 1)ふたをあけて電源を入れる
  • 2)電極パッドを貼る
  • 3)指示がでたら通電ボタンを押す

1)ふたをあけて電源を入れる

 まずはAEDのふたを開け、電源を入れてください。ふたを開けるだけで電源が入るものもあります。電源が入ると音声ガイダンスが流れますので、そのガイダンスのとおりに行うだけです。
Q.説明書を読む必要はありませんか?
 AEDは種類によって多少デザインや仕様は異なりますが、基本的な操作方法は同じです。音声ガイダンスが正しい手順を教えてくれますので、それに従って順番に対応してください。

2)電極パッドを貼る

 次に、倒れている人の服を脱がせて、電極パッドを2枚、胸とワキの下に貼ります。
 貼る位置もパッドに描かれているので、そのとおり貼ってください。
Q.貼るときに気をつけることは何ですか?
心臓は胸の左側ではなく中央
心臓は胸の左側ではなく中央
 電気を流すため、身体が汗や雨などで濡れている場合は、拭いてからパッドを貼ってください。
 パッドからビニールを剥がす際は、1枚ずつビニールを剥がしてください。2枚同時に剥がすと、パッド同士がくっついてしまい、身体に貼れなくなってしまう可能性もあります。
 また、パッドは、「心臓をはさむ」形で貼っていただければ結構です。
 よく誤解される方がいらっしゃるのですが、心臓は胸の左側ではなく、中央にあります。
Q.2枚のパッドに左右はありますか?
電極パッドにも貼る位置が書いてある
電極パッドにも
貼る位置が書いてある
 特に気にしなくて大丈夫です。ただし、1枚ずつビニールを剥がして貼ってください。2枚同時に貼ろうとすると、パッド同士がくっついてしまい、身体に貼れなくなってしまう可能性もあります。

3)解析後、指示がでたら通電ボタンを押す

 パッド2枚を身体に貼ると、AEDから「解析中です」という音声ガイダンスがあり、身体の状態をAEDが解析します。解析後、電気ショックが必要と判断された場合、「身体から離れて、通電ボタンを押してください」というガイダンスがあります。倒れている方に触れていると、正常に通電されない場合がありますので、必ず離れてください。
Q.ボタン押したら終わりですか?
AEDの操作だけでなくCPRも大切
AEDの操作だけでなく
CPRも大切
 再び、AEDが解析を開始しますので、AEDのガイダンスに従いましょう。AEDを使ったことで安心しないで、必ずCPRを続けてください。電気ショックを与えた直後、震えを取り除いた心臓はほとんど動いていない状態になります。この状態から少しでも早く心拍を再開させるためにも、心臓マッサージ(胸骨圧迫)が非常に重要です。
Q.電気ショックが不要と判断された場合はどうすればよいですか?
 AEDを使用した場合も同様ですが、電極パッドは貼ったままの状態で、AEDのガイダンスに従ってください。AEDは必要に応じて解析を繰り返します。
Q.ありがとうございました。AEDの操作は簡単ですが、それだけでは不十分ですね。
 AEDの操作だけでなく、その前後で行うCPRについても必ず覚えておいてください。万が一に備えて、ぜひ各消防署や関係機関が開催している講習会などにも参加していただければと思います。

第7回 【救急の日特集】いざというときに備えて
                AEDの操作を学びました12

長嶋茂雄さん 看板豆知識・伝説・語録
暮らしに役立つ “暮らしのノウハウ”体験レポート
役立つ生活情報ハウス セコム安心マガジン
関連サービスのご案内