第3回
これだけは知っておきたい火災保険の確認ポイント

セコム損害保険(株)営業企画推進部の濱村光洋課長代理
セコム損害保険(株)
営業企画推進部
濱村光洋課長代理

 みなさんは、ご自宅の建物や家財にかけている火災保険の契約内容をしっかり把握していらっしゃいますか?
「ずいぶん昔に契約した火災保険の満期案内が届いたけれど、今後はどうすればいいのかよくわからない・・・」という方や、「住宅ローンを申し込んだときに、担当者が勧めてくれた火災保険に加入したという記憶はあるけれど・・・、詳しい補償内容まではよくわからない・・・」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 そこで、いざというときに備えるために、セコム損害保険(株)営業企画推進部の濱村光洋課長代理から、火災保険のポイントを教えていただきました。

Q.私自身、損害保険という商品は内容がとても複雑で、完全に理解するのは非常に難しいという印象があります。火災保険については、まずどのようなことから考えていけばよいでしょうか。
 とても基本的なことですが、もし建物が燃えてしまったら・・・、もし泥棒に入られてしまったら・・・、発生した損害をしっかりカバーできる補償内容にしておくことが何より大切です。
 現在ご加入の火災保険がどのような補償内容であるのか、もしくは、新たに契約しようしている火災保険が本当にご自身に適した補償内容であるのか、ご自身のまわりに潜んでいる危険をイメージしながら確認してみてください。

5つの確認ポイント

確認ポイント1:補償内容について 確認ポイント2:割引制度について 確認ポイント3:家財についても考えよう 確認ポイント4:地震保険は別契約です 確認ポイント5:保険金額は適正額に

確認ポイント1:補償内容について

Q.どのように確認したらよいですか?
 現在の契約内容を知るには、まず保険証券を確認してください。そして、契約内容について少しでもわからないことがある場合は、ご契約された保険会社や代理店に、納得いくまでご相談ください。
 面倒なことかもしれませんが、思い込みや勘違いが原因で、万一の際に十分な補償を受けられないようなことがあっては保険の意味がありません。
 もし手元に保険証券が見つからないような場合は、とても大事な書類ですので、これもご契約されている保険会社や代理店にご相談ください。
Q.火災保険には、一般的にどのような補償内容がありますか?
 「火災」「落雷」「破裂・爆発」等の災害が対象です。
 他にも、「風災」「雹災(ひょうさい)」「雪災」や「盗難」「水災」など、さまざまなものがあります。
Q.とても種類が多いですね。
 以前はどの保険会社でも同じ補償内容でしたが、現在では各社異なるさまざまな商品が販売されています。補償や特約を自由に組み合わせることができる商品や、プランを選択する商品など様々です。
 だからこそ、ご自宅がどのような被害に遭う可能性があるのか、リスクをしっかりイメージしながら、必要な補償内容が受けられるのかを確認することが重要になってきているのです。

確認ポイント2:割引制度について

Q.保険会社によって、ほかにどのようなことが違いますか?
 火災保険には、保険会社によってさまざまな保険料の「割引制度」があります。
 割引を適用させるにはどのような条件が整っていればいいのか、自分の家にはどのような割引が適用できるのか、という点にも興味を持っていただけたらよいと思います。

割引制度の例:

ホームセキュリティ割引/オール電化住宅割引/耐火性能割引/長期年払い割引 など、保険会社によって異なります。

確認ポイント3:家財についても考えよう

Q.ほかに確認しておいたほうがよいところはありますか?
 火災保険は建物だけでなく、家財を補償の対象にすることもできます。
 言い換えると、建物と家財、どちらに損害が発生してもしっかりと補償を受けたい場合 は、建物・家財両方を補償の対象とした火災保険にご加入いただく必要があるということになります。
 特に盗難被害にあわれた場合、大きな損害を受けるのは主に家財ですが、建物のみを補償の対象としたご契約では、家財に損害が発生しても、保険金を受け取ることができなくなってしまうのです。
 「建物」「家財」、補償の対象についてもしっかりとご確認ください。

確認ポイント4:地震保険は別契約です

 また、私たちが暮らす日本においては「地震」も大きなリスクの一つとしてとらえていただき、地震保険の必要性についても考えてみてください。
 これはぜひ知っておいていただきたいことなのですが、火災保険では地震によって発生した火災損害を補償することができません。
 たとえ建物・家財、両方をしっかり補償の対象にした火災保険をご契約されていたとしても、「地震」によって発生した火災による損害は補償されません。 これは延焼損害(もらい火)であっても同じです。大規模な地震が発生した場合、ご自宅から火災は発生しなくても、延焼・拡大によってご自宅を消失してしまうケースも考えられますので、火災保険の補償内容だけでなく、地震保険の加入についても十分な検討が必要と言えるでしょう。
 地震保険は単独で契約することができず、火災保険とセットで加入する必要があるため、火災保険のご加入時にあわせてご検討いただくことをおすすめします。
 もちろん、火災保険加入後の補償期間中に、後から中途でご加入いただくことも可能ですのでご安心ください。

確認ポイント5:保険金額は適正額に

 補償内容、補償の対象だけでなく、補償を受けられる設定金額(保険金額)についても確認が必要です。
 建物や家財を、再築または再取得するのに必要な金額を保険金額として設定してご契約いただくことが一般的ですが、これをしっかり確認せずに契約してしまうと、余分な保険料を支払うことになってしまったり、万が一損害が発生した場合に十分な補償を受けられないということも起こりかねないので注意が必要です。

 補償内容、補償の対象、保険金額など、契約内容を確認していく過程で、不安な点やわからない点がある場合は、気軽に保険会社や代理店に問い合わせてみてください。
Q.実際、セコム損害保険にはお客様からはどのような問い合わせが多いのですか。
 お客様からの問い合わせについては、セコム安心マイホーム保険サポートセンターへご案内しますので、そこで確認してみましょう。

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第3回 これだけは知っておきたい火災保険の確認ポイント12

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