第10回
震災に備えて転倒防止器具をつけてみました(2)

転倒防止グッズを取り付けてみました

Q.一番気になるのは寝室にある本棚です。
【本棚への対策】
本棚への対策
家具の底に楔(くさび)を入れる
 背の高い本棚には、できればL字金具や鎖を使って壁に固定するのがよいのですが、賃貸住宅だったり、コンクリートの壁だったりすると穴をあけるのが難しいと思います。今回は、つっぱり棒を使ってみましょう。まず楔(くさび)を本棚の下に入れてください。
Q.楔を入れることで、本棚が壁側に少しだけ寄りかかるのですね。
本棚への対策
天井と家具の間につっぱり棒をつける
 次に、天井と本棚の間につっぱり棒を入れ、つっぱり棒の長さを微調整してください。強く締めすぎると天井が破れてしまいますので注意が必要です。長さのほかにも、設置位置にも気をつけてください。天井を叩いてはりを探し、はりのある場所に取り付けてください。また、家具の手前でつっぱろうとする方もいらっしゃいますが、効果がなくなってしまいます。できるだけ壁側に取り付けてください。また、上を向いての作業になるので、バランスを崩して落ちないように気をつけてくださいね。
Q.次は、食器棚やパソコンのモニターへの対策を教えてください。
【食器棚への対策】
食器棚への対策
扉の開閉ストッパーをつける
 食器棚の扉が地震の揺れで開き、中の食器が落下するのを防ぐため、地震の揺れで扉の開閉ロックがかかる器具を取り付けましょう。
【テレビやパソコンへの対策】
テレビやパソコンへの対策
パソコンや液晶テレビを寝かせて
底辺に粘着力のあるゴムを敷く
 テレビやパソコンの底に、粘着性のあるゴムを敷くとよいでしょう。持ち上げながらゴムをつけるのではなく、一旦寝かせてからゴムを底につけてください。ゴムの粘着は時がたつとだんだん弱まってきますが、水をつけると戻るものが多いので、粘着が弱まってきたなと思ったときには試してみてください。
 また、横滑りを防止するために、ワイヤーで壁に固定することもおすすめします。
Q.ありがとうございました。
 家族の命を守るためにも、地震対策で一番はじめに行っていただきたいのは、家屋の倒壊や家具の転倒を防ぐことです。まず、家族の命を守れる住環境にして、そのあとに非常用持ち出し袋などの準備をしていただければと思います。

第10回 震災に備えて転倒防止器具をつけてみました12

長嶋茂雄さん 看板豆知識・伝説・語録
暮らしに役立つ “暮らしのノウハウ”体験レポート
役立つ生活情報ハウス セコム安心マガジン
関連サービスのご案内