第10回
震災に備えて転倒防止器具をつけてみました

セコムIS研究所セキュリティコンサルティンググループ 濱田宏彰さん
セコムIS研究所
セキュリティコンサルティング
グループ 濱田宏彰研究員

 東日本大震災の発生から1年が経過しました。被災された皆さまには、あらためて心からお見舞い申し上げます。
 震災後、あらためて住宅の地震対策の重要性が認識されるようになり、家具の転倒防止や非常食の準備などさまざまな対策をご家庭でも実施されているかと思います。実際、大規模な地震が起きる可能性が日本各地で指摘されていて、決して油断できないのが現状です。
 そこで今回は、セコムIS研究所セキュリティコンサルティンググループで、防災士でもある濱田宏彰研究員にお話を伺い、実際に家具の転倒防止器具をつけてみました。

Q.まず、転倒防止対策について教えてください。
まず、転倒防止対策について教えてください。
 大地震が発生した際、ケガの原因として大きな割合を占めるのが家具の転倒です。家具が倒れて下敷きになると、命を落とす危険性もあります。地震発生直後、揺れている家具を見てあわてて抑える方もいらっしゃったかと思いますが、とても危険です。まずは自分の置かれている状況を冷静に把握し、身の安全を確保することが大切です。
Q.どこを対策すればよいでしょうか。
 まず命を最優先に考えて、頭を守る必要があります。自分の頭より高い位置からの落下に備えましょう。特に気をつけておく必要があるのは寝室です。就寝中に地震が起きた場合、起きているときと比べてすぐに動きを取ることが難しいうえ、寝ている姿勢のほうがいつもより頭の位置が低くなっているはずです。目線を下げて考えてみてください。
Q.どの家具に注目すればよいですか。
 背の高いタンスや本棚、食器棚などのほか、高い位置にある戸棚などは中の食器が落下することを考えてみましょう。頭に当たるだけでなく、ガラスや食器の破片が散乱して踏むとケガをしてしまいます。
 また、テレビやパソコンなどの重たいものも固定せずに置いておくと、横すべりに人に向かって飛んできたというケースもあります。液晶画面が割れて飛散したり、データが壊れてしまうことも考えられます。
Q.どのように対策すればよいでしょうか。
 家具を固定するために、さまざまなグッズがありますので実際にいくつか取り付けてみましょう。

第10回 震災に備えて転倒防止器具をつけてみました12

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