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第7回
2016/01/19

海外に誇れる日本の街

鎌倉(前編)自然と文化が融合する古都

東の古都・鎌倉は東京から日帰りで遊びに行ける観光地。静かな海街を走るかわいいローカル私鉄「江ノ電」で1日のんびりと旅してみよう。見所はひと駅ごとにあって、とても贅沢な気分になれること間違いなし。

一日乗車券「のりおりくん」を買う

 江ノ電こと江ノ島電鉄は、神奈川県の藤沢市と鎌倉市を結ぶ10キロの私鉄ローカル線。15の駅と単線のためのすれ違い用信号所1カ所がある。開業は1902(明治35)年。地元の人々の生活の足、というだけでなく、今では鎌倉・湘南観光の人気者。週末ともなれば、たくさんの観光客が江ノ電に乗り、電車そのものがひとつのアトラクションのようになっているのだ。
 出発前に駅で一日乗車券「のりおりくん」を買う。600円(子どもは300円)で乗り降り自由の上に、乗車券を見せると観覧料の割り引きや粗品進呈という施設もあって、なかなかお得なチケットである。

江の電の模型
 乗車前に、「ことのいち 鎌倉」というエキナカショップにある「江ノ電グッズショップ」に立ち寄った。江ノ電のおもちゃやオリジナルグッズなどを扱う専門店だ。お土産にもちょうどいい。





海岸線を走る江の電
 江ノ電の運転間隔は12分に1本。駅でのんびり待っていたら、ほどなく電車の到着を知らせるアナウンスがあった。
 江ノ電の車両はバラエティに富んでいて、これも魅力のひとつ。昔の面影を残す300形。江ノ電の顔とも言われる1000形。広いフロント窓でパノラマビューも楽しめる2000形。クラシックな雰囲気の10形と20形。最新の省エネルギー車500形。ラッピング列車も走っているので、どの車両がくるのか、ちょっと楽しみ。
 やがて、到着したのは20形2両、1000形2両の4両編成。ドアが開くとたちまち車内は満席になった。

鎌倉彫・教会・文学館

 鎌倉駅のお隣が和田塚駅。鎌倉時代、幼い源実朝を将軍に立て、執権政治を推し進めようとする北条氏に反旗を翻して滅亡した和田一族終焉の地である。海側に少し歩いたところに一族の墓所があり、これが和田塚だ。「和田一族戦没地」という大きな碑がある。

鎌倉彫工芸館
 塚の向かい側にあるのが「鎌倉彫工芸館」。伝統鎌倉彫事業協同組合が運営する施設で、組合員の作品の展示、販売などを行っている。鎌倉彫は木地に彫刻を施し、漆を塗って仕上げる技法で、鎌倉時代に禅の教えと共に中国から伝わり、日本独自の工夫を加え仏具の技法として確立されたもの。室町時代には茶道具として珍重され、広く知られるようになった。
 お皿やお盆など普段の暮らしの中で使えるものも多く、木の肌触りに温かみがあるので、実は私も愛用している。工芸館を出て踏み切りを山側に渡る。由比ガ浜大通に出ると、手作り鞄の店やアクセサリーの店、アンティークの店など、おしゃれな店が多い。静かに鎌倉らしさを味わうには良いところだ。

六地蔵
 六地蔵交差点には、ちゃんと6体のお地蔵様が並んでいた。鎌倉時代には刑場だった場所で、霊を弔うためにお地蔵様が祀られたのだという。
 路地を少し奥に入ると教会があった。1913(大正2)年設立のカトリック由比ガ浜教会だ。鎌倉では最初にできたカトリック教会だそうだ。ヨーロッパの田舎町にありそうなかわいい建物は、関東大震災で損傷した初代の聖堂に代わって建てられたもの。詩人の中原中也もミサに通っていたのだという。

和田塚の駅に戻って、次の駅・由比ガ浜へ。


鎌倉文学館
 駅から由比ガ浜大通りを山側に渡って「鎌倉文学館」に向う。鎌倉ゆかりの文学者の文学資料の展示、収集保存を行う施設だが、『東京物語』や『秋刀魚の味』で知られる映画監督・小津安二郎の資料なども見ることができる。本館の建物は旧前田侯爵家の鎌倉別邸だったもので、国の登録有形文化財。和洋が混在する独特の外観は山の緑と溶け合って実に美しい。バルコニーから見える由比ガ浜の海や、季節に庭園に咲き誇るバラも見ものだ。
 再び一駅揺られて長谷駅に。上りと下りの電車がすれ違う大き目の駅だ。ひとまず、旅の前半はここまでとしよう。


取材先住所
  • 【江ノ電グッズショップ】鎌倉市御成町1-15(ことのいち内) TEL:0467-22-2223
  • 【鎌倉彫工芸館】鎌倉市由比ガ浜3-4-7 TEL:0467-23-0154
  • 【カトリック由比ケ浜教会】鎌倉市由比ガ浜1-10-35 TEL:0467-22-2269
  • 【鎌倉文学館】鎌倉市長谷1-5-3 TEL:0467-23-3911
  • 【御霊神社】鎌倉市坂ノ下4-9 TEL:0467-22-3251
※『セコムライフ』2009年春号に掲載した記事をWEB用に再構成したものです

第7回 鎌倉 自然と文化が融合する古都(前編)

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