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初心者でもわかる!保険の基本

第5回 保険の原則①

前回、保険は、相互扶助の考え方に基づいた仕組みであるとお話をしましたが、今回はこの仕組みを公平に運用するための基本となる原則(法則)についてお話しましょう。

まず、このひとつめの原則は、『大数(たいすう)の法則』というものです。

例えば、サイコロを振って1から6の目が出た回数をカウントすることとします。
10回振ってみると、何回も出ている目があったり、逆に1回も出ない目があったりと、目によって出た回数もばらばらで、確率が異なるように見えます。

サイコロを10回ふると・・・目によって出た回数もばらばらで、確率が異なってしまう

しかし、100回振るとそれぞれの目が出る回数がだんだん同じ回数に近づいていき、1~6の目が出る確率は1/6に近くなっていきます。
さらに1,000回、10,000回と振っていくと、確率はどんどん1/6に近づきます。
このように、少ないサンプルでは法則が分からなくても、たくさんのサンプルを集めることで一定の法則が判明する、これがいわゆる「大数の法則」です。

サイコロを100回ふると・・・それぞれの目が出る回数がだんだん同じ回数に近づいていき、1~6の目が出る確率は1/6に近くなっていく

保険では、この大数の法則を使い、多くの人のデータを分析することによって、年齢別・男女別などにまとめた死亡率を予測し生命保険の保険料を導き出したり、多くの火事や自然災害の事故データを集めることで、建物の構造や地域ごとなどの事故の発生確率を予測し、適正な火災保険の保険料の金額を導き出したりするのです。

次回は、ふたつめの保険の原則のお話をします。