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第6回
被災時に注意すべき健康とその対処法 (2)

からだはもちろん、心のケアも大切

Q.実際に見てこられて、成果をあげていたことは。
 心身のケアとして高い成果をあげていると感じたのは、自衛隊の方々が設営したお風呂でした。入浴は、冷えたからだを温めますし、何より精神的にもリラックスできます。ただし、元気な人は自分で入浴できますが、寝たきりの高齢者はそうはいきません。一人で入浴することが困難な方もいました。我々のチームには、リハビリを専門とする作業療法士がおりましたので、そのような方の入浴の介助を積極的に行いました。これは、とても喜ばれましたね。
 もし今後、できることがあるとすれば、たとえば心が安らぐ音楽をかけるのもいいのではと思います。私の病院でも、クリスマスにコンサートを開催していますが、患者さんにはとても好評です。
Q.からだだけでなく、心のケアも必要ですね。
 確かにこれだけ長く避難所生活が続くと、精神的なストレスも相当だと思います。すべてを失って、先が見えない不安感もあるでしょう。そういったことが原因で、不眠やうつなどにつながっていく可能性もあります。
 また、人が流されていくところを見たなどの精神的なダメージを受けている方も多いので、今後PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの問題も出てくると思います。医療支援チームの中にも精神科医がいて、ケアに当たっていましたが、この先さらに重要な役割を担うことになるだろうと思います。

前を見て、希望を持とう

Q.今回の震災では、被災者以外にも精神的なダメージを受けている方が多いと聞きます。最後に何かアドバイスをお願いします。
 今のような状況のなかで、なかなか難しいことだとは思いますが、まずは希望を持つということ。私たちがふだん診ている患者さんにも言えることですが、前を見る気持ちを強く持たなければ病気にも勝てません。いまだ自粛ムードも漂っていますが、早くふつうの生活を取り戻すことが何より大事なことだと思います。
 幸い着々とインフラも復興してきていますので、被災者の方々も強い気持ちを持って、この難局を乗り切ってほしいと思います。私たちはオールセコムの一員として、今後とも、できるかぎりの支援を継続させていただきたいと考えています。

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これ以外にも・・・ 実は、気になってる症状ありませんか?

村井 信二(むらい しんじ)
医療法人財団 荻窪病院
院長/外科部長
【略歴】
1987年 東海大学医学部卒
1987年 慶應義塾大学外科学教室入局
2004年 千葉大学医学部大学院卒業
2009年 荻窪病院 病院長
2011年 慶應義塾大学医学部客員教授(外科学)
医学博士、日本外科学会指導医、専門医
日本消化器外科学会認定医、日本消化器内視鏡学会指導医、専門医
日本内視鏡外科学会評議員、日本肝胆膵外科学会評議員

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