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第2回
放っておけない、糖尿病 (3)

糖尿病の治療法は種類によって異なる

Q.治療法を教えてください。
 治療法は、糖尿病の種類によって異なります。1型糖尿病は、基本的にはインスリン注射による治療です。注射をしないと命が維持できません。また、合併症を防止するために頻回の注射が必要になります。
 2型糖尿病は体質的に糖尿病になりやすい人が、食事、運動に問題があって発症しますので、食事と運動療法が非常に大事です。食事については、肥満の人は食事制限が必要ですが、そうでなければ「食べ過ぎないように気をつける」こと、「脂肪分を控える」こと、「バランスのいい食事をする」ことです。厳しく制限すると長続きしないので、神経質にならないほうがいいでしょう。
 運動療法が有効なのは、運動をすると筋肉へブドウ糖が入り、血糖が下がるからです。運動は行っただけ効果があるので、できるだけ歩くようにしましょう。手足を伸ばすストレッチ運動も大切です。
 しかし、多くの患者さんで薬による治療が必要になります。代表的な薬剤に、インスリンの分泌を促進する薬、肝臓で糖が過剰に作られるのを抑える薬、脂肪細胞に作用してインスリンの働きをよくする薬、食後腸からのブドウ糖の吸収を遅らせる薬などがあります。最近、食後腸から分泌され、インスリンの分泌を促進するホルモン(GLP-1)に関係した経口薬と注射薬が開発され、治療に用いられようになりました。食事をした後にインスリンを分泌させる働きがあるので、これから多くの患者さんに処方されるでしょう。
 重症の場合は、インスリンの注射が必要になります。食事、運動、薬を組み合わせて患者さんに合った治療を行います。
Q.糖尿病予備軍の方へアドバイスをお願いします。
 糖尿病にならないよう日頃から食事に気をつけ運動しましょう。そうすればかなり予防できます。また、特に2型糖尿病は症状が現れないので年2回は血糖検査を受けるようにしましょう。その際、予備軍の方でも動脈硬化が進みやすく、現に心臓の病気である冠動脈疾患が多いので、心電図の検査をされるとよいでしょう。もし合併症が発見されても、軽症の段階にきちんと治療すれば進行を阻止できますので、糖尿病も早期発見・早期治療が大事です。

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金塚 東(かなつか あずま)
医療法人社団誠馨会
千葉中央メディカルセンター 糖尿病センター長
医学博士
日本糖尿病学会専門医
日本糖尿病学会指導医
【略歴】
千葉大学医学部卒業
1973年 千葉大学 医学部第2内科入局
1998年 大日本インキ化学工場 千葉工場診療所所長
1999年 千葉中央メディカルセンター 糖尿病センター長
千葉大学医学部非常勤講師 愛媛大学医学部非常勤講師
【所属学会】
日本内科学会認定医
日本糖尿病学会専門医
日本糖尿病学会指導医
日本糖尿病学会1型糖尿病調査委員会委員

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