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第2回
放っておけない、糖尿病 (2)

重大な糖尿病合併症

Q.どういうメカニズムで発症するのでしょうか。
 ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源で、大変重要な物質ですから、常に血液中に一定の量のブドウ糖が必要です。そのために肝臓でブドウ糖がつくられ、インスリンがその量を調節しています。またインスリンは糖を筋肉の中に取り取り込む働きもします。ですから、何らかの原因で膵臓のβ細胞からインスリンの分泌が悪くなり、また肝臓や筋肉での働きが低下すると、肝臓で過剰のブドウ糖がつくられ、筋肉に糖が取り込まれなくなります。その結果、血液中のブドウ糖が過剰になる、即ち高血糖になります。高血糖の状態が長く続くと血管と神経は大きなダメージを受け、これが糖尿病性合併症です。
Q.合併症が怖いのはどうしてですか。
 合併症には、細い血管の病気と太い血管の病気があります。
 細い血管の病気(微小血管障害)には糖尿病性網膜症と糖尿病性腎症があります。前者は眼底の血管におこる障害で、進行すると失明します。糖尿病性網膜症は失明の原因の一つです。糖尿病と診断されたら必ず眼の検査を受ける必要があります。後者は、腎臓の糸球体(血液がろ過されて尿ができるところ)が硬くなる病気です。進行すると腎不全になり、血液透析が必要になります。この二つは糖尿病にだけ起こる血管の障害です。
 脳や心臓、足の血管に動脈硬化が進行して起きる病気(大血管障害)も糖尿病があると悪化します。脳梗塞や狭心症は大血管障害が原因で起こる病気です。脳梗塞を発症すると半身不随や言葉の障害が起こります。狭心症が発症すると胸痛・痛みを感じますが、糖尿病の患者さんは痛みを感じない場合があり、かなり重症になってから分かることがあります。いずれも生命に係わる重大な病気です。足の血管に大血管障害が進むと閉塞性動脈硬化症を発症します。痛みが起こり細菌も感染しやすくなり、足を切断する場合もあります。
 もう一つは神経障害です。足の神経に障害があると、足にぴりぴり感、痛みが生じます。さらに進行すると感覚が鈍くなるため足の傷に気づかず、ばい菌が入って化膿し、足を切断する原因になります。心臓・血管の自律神経が侵されると立ちくらみがしたり、胃腸の自律神経が侵されると便秘、下痢を繰り返す、膀胱(ぼうこう)の神経が侵されると尿の出が悪くなるなど、さまざまな症状が起こります。
 このように合併症は非常に厄介な病気ですが、ふだんから糖尿病の治療を怠らず、血糖をコントロールしていれば進行を阻止することができます。
重大な糖尿病合併症
重大な糖尿病合併症
糖尿病
遺伝因子
体質
環境因子
過食
運動不足
加齢
高血糖
インスリン
分泌障害
作用不全
合併症発症
網膜症
腎症
大血管障害
神経障害
臓器障害
失明
腎不全
冠動脈疾患
脳梗塞

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