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暖房器具を安全に使うためのルール

更新日:2014.02.20

冬場に心配なのは暖房器具による火災です。
暖房器具による火災原因として最も多いのは「電気ストーブ」なのをご存じでしょうか。大人が常にそばにいて気をつけていられるときはいいのですが、子ども部屋にいるときや、留守番を頼んだときなどは心配ですよね。東京消防庁の資料をもとに電気ストーブをはじめとする暖房器具の取り扱い方についてまとめます。安全に使用するための知識を、親子でもう一度おさらいしてみてください。

▼ 「電気ストーブは安全」という誤解
電気ストーブやカーボンヒーター、ハロゲンヒーターなど、「電気」をエネルギー源とする暖房器具は、すぐに温かさを感じられ、コンパクトで持ち運びしやすいものが多いですね。石油や火を使わない安心感もあって、お子さんのいるご家庭では特に重用されているようです。

ところが、東京消防庁によりますと、過去5年間に起きたストーブ火災のうち、出火原因の第1位は電気ストーブ(73%)。ついで石油ストーブ(19%)、ガスストーブ(8%)となっています。比較的、簡便で安全と認識されている電気ストーブですが、そのことが注意不足を招き、火災につながっているとも言えるのではないでしょうか。

▼ こんな状況で火災が起きる
電気ストーブは火を使ってはいませんが、可燃物が接触すれば出火します。
また、近くに燃えやすいものがあると、熱せられて発火につながることもあります。東京消防庁の資料によれば、電気ストーブ火災の発生状況として多いものは、「可燃物が接触」「可燃物が落下」「放射を受けて発火」の順となっています。また、着火物として多いものは、「ふとん類」「衣類・繊維類」「紙類」などです。

ご家庭で電気ストーブを使用されているなら、上記のような着火物のそばで使用していないか、もう一度確認してみましょう。電気ストーブの使用中に、近くにあるものが熱く感じられるようなら、置き方や置き場所を見直してみてください。

電気ストーブをはじめとする、暖房器具を安全に使うための基本を以下に挙げました。

(1) 暖房器具の周りを整理整頓する
衣類や布団、カーテンや雑誌など、燃えやすいものを暖房器具の近くに置くのは絶対にやめましょう。お子さんが遊んでいれば、おもちゃや絵本で部屋が散らかるものです。床置き型の暖房器具のそばにものがあるのを見つけたら、すぐ注意して片づける習慣をつけましょう。子ども自身に「危険なこと」として認識させてください。

(2) こまめに消すことを呼びかける
人のいない部屋で作動していた暖房器具が火災を引き起こすケースもあります。光熱費も無駄になりますから、部屋を離れるときは、エアコンでもストーブでも「OFF」にするルールをご家庭で決めておくといいと思います。

(3) 暖房器具のそうじ・点検をする
器具についたホコリや汚れが原因になって、不完全燃焼や異常燃焼による火災が発生するケースも多く見られます。電源プラグやコードなどはこまめにホコリをはらい、異常がないか確認してください。定期的にそうじと点検をおこなうのも、安全に暖房器具を使用するポイントです。

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