週刊ニュースサプリ

誘拐・連れ去りから子どもを守れ

更新日:2014.02.20

「略取誘拐」の被害者は、8割以上が子ども。
特に小学生の被害がもっとも多く、下校時から夕方にかけて発生しています。どのような状況で事件が起きているのか、そしてどうしたら子どもを守れるかについて考えてみたいと思います。

▼ 誘拐や連れ去りの手口を知っておこう
子どもを狙った誘拐や連れ去りといった略取誘拐は、一時期に比べると若干減少していますが、だからといって安心できるわけではありません。
略取誘拐の前段階といえる「声かけ」は、全国いたるところで毎日のように起きており、「幸い大事に至らなかった」という未遂事件も数多く存在すると考えられます。
子どもへの声かけには、いくつかパターンがあります。万が一、お子さんが不審者に声をかけられてもだまされないよう、以下のパターンを学んでおきましょう。

(1)助けを求める
例:「道に迷ってしまったから、案内してくれる?」
(2)気を引く
例:「新しいゲームがあるよ。一緒に遊ぼう」
(3)緊急を装う
例:「お母さんが交通事故にあったから、一緒に来て!」
(4)誘惑する
例:「かわいいね!モデルになってみない?」

▼ 略取誘拐から身を守る三原則
  「断る」「逃げる」「近づかない」

子どもが身を守るためには、「誘いには絶対に乗らずはっきり断る」「危険を感じたら大声を出して逃げる」を徹底する必要があります。近づいて声をかけてくる以外にも、「無理矢理」「脅迫する」といった強引な手口も考えられます。特に小学生の場合だと、車に引き込まれるケースが多く見られます。知らない人に不用意に近づかないことはもちろん、特に車から声をかけられても十分な距離をあけ、「絶対に近づかない」ことが大切です。

お子さんにこれらを理解させるには、防犯シミュレーションが有効です。誘い言葉の断り方に加えて、どのくらいの距離をおけば車に乗った大人から手が届かないかなど、実践的な部分も体験してみるといいと思います。「断る」「逃げる」「近づかない」を合言葉に、入学まで何度も練習してみてください。

▼ 持ち物への記名にも工夫が必要です!
子どもの持ち物を見て、外からわかる場所に名前が書いてあれば、子どもを狙う悪い人がそれを悪用することも考えられます。「○○ちゃん」と親しげに話しかけられると、子どもの警戒心が緩んでしまうものです。

ランドセルや帽子、上履き入れなど、子どもが持ち歩くものに名前を書き込む際には、外から見てすぐにわかるところは避けましょう。ランドセルに付けた防犯ブザーや定期入れなどの裏側に名前を書き込んでいる子も見かけますが、向きによっては簡単に名前がわかってしまいますから、気をつけてください。

また、お子さんの持ち物だけではなく、玄関の表札、家の外に置いてある自転車や遊具などから、お子さんの名前や住所などの個人情報が漏れる可能性があります。不用意に個人情報を外に漏らしていないか、総点検してみましょう。

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