週刊ニュースサプリ

SNSに潜む子どもの犯罪被害対策

更新日:2013.12.25

▼ 子どもが被害にあう最大の理由は...「親」?
被害児童のうち、「サイト利用を親に話していないので注意されたことがない」という子が約30%。「注意を受けたことはない、放任」が約25%。「ゲームサイトであると親に話していたので、注意を受けたことがない」子も含めると、全体の6割近くがいっさいの注意を受けておらず、保護者が子どものインターネット利用にノータッチだったということになります。


この割合は、前期(平成24年下半期)とほぼ横ばい。被害児童が増えている実態があるにもかかわらず、改善しようと考える保護者が増えていないことを示しています。
お子さんがいつ、どんなサイトを利用しているのか、きちんとご自身の目で確かめていますか?

 

▼ フィルタリングは不可欠、それだけでは不十分
また、同調査結果によれば、被害児童のうち95%がフィルタリングサービスに加入していなかったことがわかっています。携帯電話を所有して扱いに慣れてくると、子ども自身が設定を変えてしまうこともあります。また、使いたいサイトが利用できないことを理由にフィルタリングの解除をせがまれ、保護者が聞き入れてしまうケースもあるようです。


「子どものプライバシーに介入しすぎなのでは?」と気にされる親御さんも多いのですが、インターネットに関しては注意しすぎということはありません。前述のように、コミュニティサイトを介して子どもが簡単にだまされてしまうという状況が改善されない限り、強姦や強制わいせつ、児童ポルノといった犯罪は今後も増えていくことが考えられます。
保護者が利用状況を把握して、利用時間や投稿内容まで含めて、定期的にチェックすることが絶対に必要です。

 

▼ 親子で学ぼう!コミュニティサイトの特性
コミュニティサイトでは、だれもが交流しやすいよう、さまざまな便利な機能が用意されています。しかし、利用者にとって便利な機能が、危険につながることもあり、安易な利用は控えたいものです。以下に、コミュニティサイトに潜む危険をあげてみます。

 

<安全キッズの「コミュニティサイトの危険って?」>
・ SNSやゲームの交流サイトの利用者の中には、子どもを狙って登録する人もいます
・ 自己紹介や日記を公開すると、世界中の人が閲覧できることになります
・ 学校名、住所、個人名など個人情報がわかる記述をすると、トラブルにつながることがあります
・ 友だち検索機能やメール交換機能、伝言板機能などは、子どもを狙う大人が悪用することがあります
・ コミュニティサイトで知り合った人のプロフィールは、真実ではないことがあります
・ コミュニティサイトで知り合った人と直接会うと、トラブルにつながることがあります
・ コミュニティサイトで知り合った人に写真を送ると、悪用されるケースがあります

 

インターネット上で何か、行動を起こす前に「もしこれをしたらどうなるか?」を考えることが非常に大事。ちょっとした発言ひとつでも、深刻なトラブルにつながることがあることを、まずは理解させましょう。

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