地球環境を守ることは、今や私たちひとりひとりが考えなくてはいけない重要なテーマ。
このコーナーでは、今日からすぐに実践できるエコライフのアイデアをご紹介していきます。

地球と走ろうエコドライブ 出典:交通エコモ財団

第6回目は、クルマを運転される方には、ぜひ知っておいていただきたい「エコドライブ」。今回は、交通エコロジー・モビリティ財団さんにお話をお伺いしました。帰省や旅行など、クルマで出かけることが増えるこの時期に、とくに役立つエコドライブ情報です。

監修
交通エコロジー・モビリティ財団

エコドライブって何?

エコドライブとは、ひと言でいうと「環境に配慮したクルマの使用」のこと。「やさしい発進を心がける」「無駄なアイドリングを止める」などを実践して燃料の節約に努め、地球温暖化に大きな影響を与える二酸化炭素(CO²)の排出量を減らす運転のことです。
エコドライブは、地球にやさしいだけでなく、お金の節約にもなり、さらに安全運転にもつながります。

ふんわりアクセル『eスタート』

クルマは発進時に、もっとも多くの燃料を消費します。しかし、ふつうよりゆっくり発進することで、約11%程度、燃費が改善します。最初の5秒で時速20kmが目安です。やさしいアクセル操作は安全運転にもつながります。時間に余裕を持って、ゆったりした気分で運転しましょう。

加減速の少ない運転

速度にムラのある走り方をすると、加減速の回数が多くなり、その分、市街地で2%程度、郊外で6%ほど、燃費が悪化します。また、同じ速度であれば、高めのギアで走行する方が燃費はよくなります。交通の状況に応じ、できるだけ速度変化の少ない安全な運転を。速度を一定に保つには、車間距離を十分にとるのがコツです。

早めのアクセルオフ

エンジンブレーキを使うと、燃料の供給がカットされるので、2%程度、燃費が改善されます。停止位置がわかったら、早めにアクセルから足を離して、エンジンブレーキで速度を落としましょう。また、坂道を下るときにもエンジンブレーキを有効に活用しましょう。

高速道路でのエコドライブ

空気抵抗が増える高速道路では、巡航速度を80kmに抑えると、90km走行より約1割、燃費がよくなります。この際、タイヤの空気圧が低いと接地抵抗が増えて燃費が悪化するので、適正な空気圧を心がけましょう。また、空気圧が低いまま高速走行するとタイヤ自体の発熱量が増え、場合によっては破裂につながることもあり危険。安全運転のためにも定期的な点検は大切です。

エアコンの使用は控えめに

気象条件に応じて、こまめに温度・風量の調整を行いましょう。とくに夏場に設定温度を下げすぎないことがポイントです。外気温25℃のときに、エアコンを使用すると、12%程度、燃費が悪化します。
乗り込む際、車内が暑ければ、しばらく窓を開けて、走行しながら換気するか、運転席以外の窓を開けて、運転席のドアを2〜3回開閉すると、熱した車内の空気が入れ替わります。冷房を入れたら「内気循環」に切り替えると効率よく冷やすことができます。

炎天下に駐車する場合は、フロントガラスに日よけを設置。後部窓ガラスに断熱フィルムを貼っておくのも効果的ですが、周囲の視認性を低めるので、過度な色付きフィルムは避けましょう。
いかがでしたか、これからドライブの季節。ぜひ、運転の際には、実践してくださいね。

監修

交通エコロジー・モビリティ財団
交通エコロジー・モビリティ財団は1994年9月「交通アメニティ推進機構」の名称で設立。
国土交通省所管の外郭団体で、日本財団の助成を受けて活動。
1997年12月、現在の「交通エコロジー・モビリティ財団」に。
活動の柱は主に2つ。高齢者や障がいのある方をはじめ、すべての人々がスムーズに移動できる、バリアフリーの交通機関の実現を推進するモビリティ事業と、運輸交通部門でCO²排出問題を中心に、地球温暖化防止方策、地球環境と共生できる交通システム構築の実現を推進するエコロジー事業。
【オフィシャルサイト】http://www.ecomo.or.jp/