第89回 傷んだ畳のリニューアルにおすすめ!「畳の張替えサービス」

 昔ながらの日本家屋の床材としておなじみの「畳」。新しい畳から香るイ草の匂いは、どこか懐かしく心落ち着かせてくれるものです。
 その一方で、古くなった畳は表面の傷みや日焼け、さらに家具を置いた跡などが気になってくるものです。「新しい畳に替えたいけど、全部交換するのは費用が心配」というお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
 そうした時にお役立ちするのが、今年10月から「セコム・ホームサービス」が提供開始した「畳の張替えサービス」の中の「畳の表替え」と呼ばれるメニュー。既存の畳の表面を張り替えるものでお手軽にリニューアルを実現します。
 そこで今回は「畳の表替え」についてご紹介します。

交換よりもお手軽な「畳の表替え」

写真:畳の構造

 一般的な畳は、畳床(たたみどこ)と呼ばれる芯にあたる部分と、畳床を覆うイ草で編まれた敷物状の畳表(たたみおもて)、そして畳の両端につく畳縁(たたみべり)の3つに分けられます。
 私たちが普段目にし、直に接するのが畳表になります。ですので、畳をすべて交換するのが難しい場合、この畳表を交換するだけでも見た目や使い心地がとても良くなります。そして、その畳表を交換する作業のことを「畳の表替え」と言います。

「畳の表替え」を実施する目安

 「畳の表替え」は、5~6年が目安といわれており、また次のような症状が出てきた時にもおすすめです。
 ・表面が傷み、毛羽立ちが目立つ
 ・畳表のイ草が衣服に付着する。
 ・ダニやカビが発生している。

 では、実際の作業の流れを見てみましょう。

(1)引き取り

 お客様宅まで表替えを行う畳の引き取りに伺います。畳の上に家具が置いてある場合も、移動も含めスタッフが対応します。

(2)畳縁、畳表の取り外し

写真:畳床から畳縁、畳表を順に取り外していく畳床から畳縁、畳表を順に取り外していく

 引き取った畳の古い畳縁と畳表を取り外し、畳床のみの状態にします。また、畳にへこみなどがあった場合は、この時に補強も行います。

(3)框縫い

写真:機械と手作業で畳表がたるまないよう丁寧に縫い付ける機械と手作業で畳表がたるまないよう丁寧に縫い付ける

 畳の短い辺にあたる框(かまち)に、畳表を縫い付けます。畳表がたるまないようにしっかりと張った状態で片方ずつ作業していきます。

(4)畳表の裁断、畳縁の取り付け

写真:機械で畳表を裁断し、畳縁を取り付けて完成機械で畳表を裁断し、畳縁を取り付けて完成

 あらかじめ測った畳の寸法をコンピューターに登録し、機械で畳表の裁断と畳縁の取り付けを行います。また、こまかな作業については、プロの技で丁寧に仕上げていきます。

(5)敷込み

 表替えの完了した畳をお客様宅に敷込みに伺います。朝に畳を引き取った場合、敷込みはだいたい夕方と1日で作業を完了できます。

  • 写真:BeforeBefore
  • 写真:AfterAfter

 以上が「畳の表替え」の作業の流れになります。表替えによってリニューアルされた畳からはイ草の香りが立ち込め、とても気持ちが良いものです。
 なお、せっかくリニューアルした畳を少しでも長持ちさせるためにも、日ごろのお手入れに関しては次のことに注意しましょう。
・掃除する際はほうき、もしくは掃除機、乾拭きで畳の目に沿って行う。
・水拭きをするとイ草表面を保護する白土が取れてしまうため、なるべく避ける。
・カビやダニ対策として風を通すなど換気を行うことも大切。ただし、畳は日光に弱いため、室内換気の際は気を付けましょう。
 また、「畳の張替えサービス」では今回ご紹介した「畳の表替え」以外にも、畳の新調や今使っている畳表を裏返し、畳縁を新しく張替える「裏返し」などもできますので、お気軽にお問い合わせください。


 「セコム・ホームサービス」では、「畳の張替えサービス」のほかにも、「床のコーティング」や「お部屋の模様替え」など、室内環境を快適にするサービスをご用意しています。暮らしのお困りごとは「セコム・ホームサービス」までぜひご相談ください。