防犯対策もできて、お庭もこんなにきれいになりました

最近では、ホームセンターなどでも、よく見かけられるようになった防犯砂利。防犯目的だけでなく、お庭の外観をきれいに見せられることから、ガーデニングなどで実際にご利用されている方も多いのでは?
でも、この防犯砂利。一見すると、ただお庭に敷き詰めるだけで、簡単に作業ができてしまうように見えますが、実は作業の際に、一手間、二手間とかけることが意外と大事だったりするのです。そればかりか、正しい敷設ができていないと、せっかくの防犯効果も十分に発揮されない恐れがあります。

そこで今回は、「セコム・ホームサービス」のメニューのひとつである、「防犯砂利の敷設」の現場を取材し、正しい防犯砂利の敷き方を紹介したいと思います。

そもそも「防犯砂利」って?

防犯砂利とは、通常よりも一つ一つの粒が大きく、そのうえを人が歩くと、粒と粒がこすれあって、大きな音を出す砂利のことです。空き巣などの侵入者は、音を立てることで人に気付かれることを嫌がります。お庭や玄関まわりに敷き詰めることで防犯対策として効果的です。
もともとヨーロッパでは、美観と防犯の両方の観点から、ガーデニングの際に、割れたレンガの破片をお庭や玄関まわりに敷き詰めることがありました。
日本でも、ここ10年くらいの間で、防犯意識の高まりから、一般のご家庭でも防犯砂利をお庭に敷かれるケースが増えているようです。

侵入犯の傾向と対策・6つのポイントはこちら

形やカラーバリエーションもさまざまあります

今回は4種類を準備

一般的に防犯砂利として売られているものは、ガラスを高温で溶解し、発泡させた軽石状のものが多いようです。見た目は、普通の石のようですが、重さが非常に軽く、一般の方でも扱いやすいのが特長です。また、石と石がこすれあうと、耳が痛い高周波の音を発するため、防犯効果も高いのです。
そのほかにも、防犯砂利としては販売されてはいませんが、実際に上を歩いた時に音を出すもので、レンガを砕いたものや、通常の石でできたものも使われています。形や粒の大きさ、カラーバリエーションもさまざまな種類があり、どれを選べばいいのか迷いそうになりませんか?
そこで大事にしたいのは、建物の外観やお庭の景観にあった砂利を選ぶことです。

今回、施工にあたった専門会社の方にもお話を伺いましたが、やはり「お庭と建物との調和」には、特に注意されているとのこと。「日本風の家なのか、洋風の家なのか」「お庭にはどういった種類の木が生えているのか」など、事前に建物やお庭のようすを確認し、お客様の要望をしっかりヒアリングすることが、作業をするうえで欠かせないそうです。

それでは、実際の作業現場を見てみましょう。ここでは、防犯砂利を敷くうえで、失敗しないための2つのポイントをまとめました。

失敗しないためのポイントその1 「除草作業」

防犯砂利を敷くうえで、意外と手間になるのが「除草作業」。実はこの作業が、防犯砂利の敷設で、失敗しないための大事なポイントとなります。
もし、この除草作業をしないで防犯砂利を敷いてしまうと、せっかく敷いた防犯砂利の下から雑草がどんどん生え、やがて防犯砂利を覆い隠してしまいます。そうなると、防犯砂利の上を人が歩いても、雑草が邪魔になって、音が十分に出なくなります。
さらに、この状態から慌てて雑草を除去をしようとしても、作業をするには、すべての防犯砂利を別の場所に移さなくてはなりません。これは非常に手間もかかる作業です。だからこそ、防犯砂利を敷く前の除草作業がポイントとなってくるわけです。

では、除草作業を見てみましょう。ここでは以下の3つの作業にわけて説明します。

(1)雑草の除去
(2)防草シートの型取り
(3)防草シートの固定

(1)雑草の除去

除草作業

まず始めに、すでに生えている雑草を取り除きます。手作業ですと時間もかかりますし、思わぬ取り残しもでてきます。クワなどを使って地面を掘り起こし、雑草を根こそぎ刈り取りましょう。また、あわせて地面を平らにならしておくと、砂利を敷くときに、高さを均一に揃えやすくなります。

(2)防草シートの型取り

防草シートの型取り

次に、あらたに雑草が生えることを防ぐために、除草シートという目の細かいシートを地面に敷きます。
このシートを敷いておけば、雑草の種が風に舞ってお庭に落ちてきても、シートの目に引っかかり地面まで根を伸ばすことができないので、発芽を制することができます。また、もし発芽した場合でも、根が地面までたどりつかないので、手で摘むだけで簡単に雑草を除去することができます。
防草シート自体はホームセンターなどでも販売されており、一般の方でも施工できます。お庭にあわせて、シートを重ねたり、必要に応じてカットしたりして、型取りしましょう。

(3)防草シートの固定

防草シートの固定

最後に、ガーデンエッジと呼ばれる仕切りやピンを使って、防草シートを固定します。この時注意したいのがシートのたわみ。シートがたわんだ状態で固定してしまうと、その隙間から雑草の種が入り込んでしまい、やがて防草シートの下で雑草が広がってしまいます。だから、固定の際には端がまっすぐになるように注意して作業しましょう。

以上で除草作業は完了です。

失敗しないためのポイントその2 「砂利の高さ」

敷設作業

除草作業が完了したら、今度は防犯砂利を敷いてみましょう。ここで2つ目のポイントとなるのが、「砂利の高さ」に注意することです。一般的に、防犯砂利を敷く時には、地面から3〜5センチメートルの高さになるよう敷く必要があります。というのも、砂利は性質上、人が上を歩くと、足の横から端へ端へと砂利が押し出されてしまいます。もし、砂利の高さが十分でないと、人が歩いているうちに、砂利がどんどん横へ広がってしまい、下の防草シートがむき出しになりやすくなります。
防犯砂利を敷く高さは、人の出入りする多さによって、場所ごとに変えていくことも大事です。敷く前には一度、ご自宅の庭にどれだけ人の出入りがどれくらいあるかと確認しましょう。
特に人の出入りが激しいところは、他の場所よりも高めに敷くと安心です。また、先ほど防草シートの固定で紹介したガーデンエッジを使うと、砂利が端へ逃げていくのを抑えることができます。

  • 作業前
  • 作業後

以上が、防犯砂利の正しい敷き方になります。いかがでしたか!予想以上に細かな作業が多く、時間もかかるということが今回の取材でわかりました。特に、建物の外観やお庭の景観にあわせて砂利を選択したり、お庭にあわせて防草シートを加工するのは、専門家ならではの経験が必要となります。

「セコム・ホームサービス」では、家事のお手伝いだけではなく、このようなお庭のお手入れをするサービスもあります。「自分でやろうとしたけど、上手にできない」「なかなか時間が取れなくて、お庭のお手入れができない」とお困りの方がいましたら、ぜひ一度、「セコム・ホームサービス」までご連絡ください。

【関連記事】
「カギの安全対策」で住まいの防犯力をアップ!
家の中の見えない不安もすっきり解消!「盗聴器調査」