3月は火災にご用心!子どもの火遊びや暖房器具の取り扱いについて

セコムの舟生です。
空気が乾燥していると火がたちまち大きくなったり、延焼したりします。いつも以上に火の取り扱いに用心しましょう。
3月は全国的に平年並みか平年より高めの気温が予想されているようです。
暖房器具を使う機会もだんだん減っていくかもしれませんね。

ところで、3月1日~7日は、「春の全国火災予防運動」週間なのをご存じでしょうか。
毎年2月~3月にかけては、一年で最も火災発生件数が多いことから、毎年同じ時期に実施されています。

特に冬の終わりには、暖房器具火災も多く発生していますので、注意が必要です。

そこで今回は、ご家庭で火災の原因になりやすい暖房器具の注意ポイントや、「子どもの火遊び」についてお話します。

お子さんに火災の危険をよく理解してもらえるよう、ぜひ親子で一緒にお読みください。


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▼ ちょっとした油断で火事に!暖房器具火災に多いストーブ事故
毎年、冬場に多く発生している暖房器具による火災。
東京消防庁によれば、ストーブが出火原因になった住宅火災のうち、電気ストーブ(カーボンヒーターやハロゲンヒーター、温風機を含む)が多くを占めているとのこと。

電気ストーブは裸火を使用していないので、安全と思われがちです。燃料の補給も不要ですぐに暖かくなる手軽さから、子ども部屋で使ったり、トイレや洗面所など狭いスペースで使用したりしているご家庭もあるのではないでしょうか。

しかし、その油断が火災のもと。
燃えやすいものが近くに置いてあったり、接触したりしたことが原因で出火するケースがほとんどです。この機会にもう一度、電気ストーブの設置場所や、周囲のものとの距離などを見直してみてくださいね。

<暖房器具による火災を防ぐには?>
(1) 暖房器具の周りを整理整頓し、布類や紙類など燃えやすいもののそばで使用しない
(2) 短時間でもそばを離れるときはスイッチを切り、使用しないときはコンセントを抜く
(3) 定期的に暖房器具の掃除・点検をする


▼乾燥する季節の「火遊び」は命取り!子どもを守るためにできること
火災の原因はいろいろ考えられますが、「子どもの火遊び」がきっかけになる火災もあります。
子どもは火への興味が強いものです。ライターやマッチなどを使ってみたい、火をつけてみたい...という衝動が抑えられなくなってしまうことが考えられます。

親の留守中に、こっそり紙を燃やしてみたり、身近なものに火をつけてみたりして、取り返しのつかない火災につながってしまったケースが過去にはありました。

空気が乾燥しているこの時期には、小さな火があっという間に天井に届くほどの大きな火になってしまうこともありますので、子どもの火遊びは絶対に避けなくてはなりません。

「ウチの子はそんなことしない」という方もいると思いますが、お子さんがいるご家庭では起こりうるリスクをできるかぎり排除しておきましょう。
統計によれば、火遊びによる火災は、低学年よりも中・高学年の子どもに多く、また男児が大部分を占めているそうです。

<子どもを火遊び火災から守るためにできることは?>
□ ライターやマッチは子どもが絶対に触れない場所で管理し、保管場所を教えない
□ 子どもが犠牲になった火災のニュースなどを話題にして、火遊びの危険を繰り返し伝える
□ 家庭内に古いライターがあれば処分し、チャイルドレジスタンス機能がついたものにかえる
□ 子どもに留守を任せるときは、ガスの元栓を閉めるなど火災予防対策を徹底する
□ 正しい火の使い方を成長にあわせて教える

どのような行為が火災を引き起こし、命の危険につながるのか具体的に教えましょう。
火災予防週間には、消防署などが実施する消防訓練や講習会も行われますので、参加してみるのもいいかもしれませんね。


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今回は、電気ストーブと火遊びの危険についてまとめましたが、火災原因の1位は「放火」です。家の周りに新聞紙やゴミなど燃えやすいものを置きっぱなしにしたり、庭の植栽の手入れが不十分で、敷地内の見通しが悪かったりすると、放火の狙いをつけられてしまうことも考えられます。

住居内だけではなく、ご自宅の周辺をお子さんと一緒に歩いて、火災の原因になるものがないか確かめてみてはいかがでしょうか?
火災予防運動週間はいい機会ですので、ご家族で「火災予防」について考えるきっかけにしてみてくださいね。





2016年2月29日(月)

カテゴリー: 災害対策

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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