早くも学級閉鎖!2015年インフルエンザの流行はどうなる?

セコムの舟生です。

インフルエンザ予防には「手洗いが基本です。外出先から帰ったら手を洗う習慣をつけましょう。」10月は運動会や遠足などのイベントが多く、楽しみな時期です。
空気が澄んで爽やかですが、朝夕は秋の風が肌身にしみますね。
体調管理に注意してください。

インフルエンザによる学級閉鎖のニュースも聞こえ始めてきました。
今年は例年よりも早く、8月31日に長野県で今シーズン初の学年閉鎖が報告され、9月初旬から全国各地で学年・学級閉鎖も出始めています。

2015-2016シーズンのインフルエンザは、どうなるのでしょうか?
流行状況と、子どもをインフルエンザ感染から守るための対策をおさらいします。

 

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▼ インフルエンザの集団感染は秋から!早めに警戒を
インフルエンザが流行シーズン入りするのは、例年11月~12月頃ですが、学級閉鎖や学年閉鎖が報じられるのはそれよりずっと早く、9月頃から集団感染が報告されはじめます。

厚生労働省が9月から毎週発表している「インフルエンザ様疾患発生報告」の第4報(9月21日~9月27日)によると、学年・学級閉鎖が発生した教育機関の累計は11校です。

昨年同期に比べるとやや少ないですが、発生時期は昨年より早め。
長野県では、新学期が始まって間もない8月31日、愛媛県では9月4日、北海道や神奈川県では9月7日に、最初の学年・学級閉鎖の措置をとっています。東京都でも9月16日に公立小学校で学級閉鎖がありました。

学校は子ども同士の接触が多く、また子どもはまだ免疫力が十分ではないので、秋口はさまざまな感染症への注意が必要。なかでも感染力が強いインフルエンザの集団感染には気をつけなくてはなりません。

流行シーズン入りはもう少し先ですが、今のうちからインフルエンザの発生状況には注意を払っていただきたいと思います。



▼ 2015-2016シーズンのインフルエンザ、流行の傾向は?
昨シーズンのインフルエンザはAH3亜型(A香港型)が最多でした。複数のインフルエンザが同時流行することもありますが、昨シーズンはAH3亜型が主流で、2月中旬からB型の検出割合が増加しました。

今シーズンも、現在のところAH3亜型が多く検出されていますが、AH1pdm09やB型も検出されています。AH1pdm09というのは、2009年に流行した新型インフルエンザです。

インフルエンザは毎年少しずつ形が変わっていて、どの型が流行するのかはまだ予測できません。亜種が突然変異した新型のインフルエンザが大規模な流行を引き起こすこともあります。

このように、インフルエンザウイルスの型の種類はひとつではないので、同じシーズン中に複数回インフルエンザに感染することもあるそうです。今シーズンの感染動向に注目し、どのような特徴があるかを知り、予防対策に努めましょう。



▼ インフルエンザの予防対策をおさらいしましょう!

・こまめに石けんで手洗いする(アルコール消毒も効果的)
・うがいや水分補給で喉の乾燥を防ぐ
・睡眠と栄養をしっかりとって、抵抗力を高める
・加湿器で室内の湿度を適度に保つ
・人が多い場所に行くときはマスクをする


「手洗い」は、インフルエンザに限らず感染症予防の基本です。
子どもの手洗いの様子を見ていると、ちょっと濡らすだけ、石けんをつけて流すだけ...というお子さんもいるようです。
保護者の方が見守って、石けんをしっかりと泡立て、流水で30秒以上(お湯のほうがより効果的)洗い流す手洗いをさせるようにしてくださいね。

また、インフルエンザの流行に備えて、アルコール消毒剤を常備するといいでしょう。
薬局などで購入できますので、家でも目につきやすい場所においておくと習慣化できます。
手にとったら、湿り気がなくなるまで、しっかりすりこむのがポイントです。



▼ もしかしてインフルエンザ?子どもの変化を早めに知る
インフルエンザは風邪に似ていますが、症状が重くなることが多く、治療法も異なります。
早めに症状を把握して、対策しましょう。

【インフルエンザの特徴】
□ 咳や鼻水などの前触れがなく、突然発熱する
□ 38度以上の高熱があり、悪寒を訴える
□ 全身のだるさや関節痛などがある


上記に当てはまらない場合もありますので、今の時期は咳や鼻水、発熱など風邪の症状が現れたら、よく子どもの様子を観察しましょう。「これぐらい大丈夫」とほうっておくと、流行を拡大させてしまうかもしれませんので、早めに医療機関を受診することが大事です。


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子どもの場合は、インフルエンザの重症化が心配です。
インフルエンザワクチンは感染を100%防いでくれるわけではありませんが、体内にウイルスの免疫をつくって発症を抑えたり、重症化を防いだりする働きがあります。
接種を予定している方は流行シーズンが始まる前に済ませたいですね。

13歳以下のお子さんは2回接種(1回目の接種から2~4週間あけて2回目を接種)ですので、早めに医療機関に問い合わせて、接種する計画を立てましょう。





2015年10月15日(木)

カテゴリー: 災害対策

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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