子どもの熱中症、病院にいくのはどんなとき?

セコムの舟生です。

遊んでいるときもこまめな水分補給を忘れずに!熱中症予防には水分補給が基本です。ようやく梅雨明けの時期を迎えています。
今年は長雨で気温が低い日が多かったですが、7月に入って、梅雨の晴れ間には急激に気温が上昇して、全国各地で猛暑日が続きました。
熱中症のニュースもたくさん報じられましたね。

熱中症の本格シーズンはこれからです。
夏休みですので、子どもには太陽の下でめいっぱい元気に過ごしてほしいところですが、熱中症対策をせずに送り出すのはとても危険。
こまめな水分補給や塩分補給など、熱中症予防について親子で話し合ってくださいね。

今回は、熱中症の症状の見分け方を中心に、具合が悪くなったときの対処方法をお話します。

 

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▼ もしかして熱中症かも?子どもの体調変化で症状を読む
太陽が照りつける暑い日に、いつもどおりに過ごしていたら、「なんだか気分が悪い」「立ちくらみがする」といった症状に見舞われることがあります。どなたでも一度くらいは経験があるのではないでしょうか。

実はこれも熱中症の症状のひとつ。
熱中症は、「暑熱環境における身体適応の障害によって起こる状態の総称」で、暑いときに何かしらの体調不良があらわれたら、まず熱中症が疑われます。

また、子どもがめいっぱい遊んだあと、顔が真っ赤に上気していたり、汗が大量に吹き出ていたりすることがありますね。子ども自身に「具合が悪い」という自覚がなくても、体温が上昇して体内の水分がたくさん排出されている状態です。

保護者は「熱中症の前触れかも」と早めに察知して対処してあげたいものです。
かくれ脱水にも注意してくださいね。


▼ 病院につれていくべきタイミングは?熱中症の重症度の見分け方
暑い日は体力が奪われやすいので、ちょっとした体調変化は珍しくありません。
軽度の熱中症なら、涼しい場所で水分補給をして、休息をとれば症状が改善します。

しかし子どもの場合は自分自身で体調を推し量るのが難しいですし、小さなお子さんですと言葉でうまく説明できないこともありますね。

様子見をしていいのか。
それとも病院に連れて行くべきなのか。
あるいは救急車を呼ばなくてはならないのか。

判断に迷ったときのために、熱中症の重症度の分類を知っておくのがおすすめです。
日本救急医学会がまとめた「熱中症の診察指針」を参考に、重症度の見分け方と対処方法をご紹介しましょう。

<熱中症の重症度>
1度(軽度)
症状:めまい、立ちくらみ、生あくび、大量発汗、筋肉痛、こむら返り
対処方法:涼しいところで安静にして、体を冷やす水分と塩分を補給。症状が改善しなければ医療機関に連れて行きましょう。

2度(中度)
症状:頭痛、吐き気や嘔吐、体がだるい(倦怠感)、力が入らない(虚脱感)、集中力や判断力が低下
対処方法:医療機関での診察が必要です。1度(軽度)の処置をおこないつつ、病院に連れて行きます。状況に応じて、救急車の要請も考えましょう。

3度(重度)
症状:意識がない、けいれんを起こす、呼びかけても反応しない、まっすぐ歩けない
対処方法:入院が必要な症状です。救急車を要請するなど、一刻も早く病院にいく方法を検討しましょう。


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熱中症を防ぐために大切なことは、「無理をしないこと」。
昼夜に関係なく、家の中では28度を超えたら早めにエアコンを使い、日の高い時間は外出を控えたほうが安全です。「これくらい大丈夫」と過信しないことが熱中症予防になります。

屋外で過ごすときはなるべく日陰を選び、こまめに休憩と水分補給をするよう言い聞かせましょう。帽子をかぶることも、お子さんに習慣づけてくださいね!





2015年7月27日(月)

カテゴリー: 災害対策

プロフィール

舟生 岳夫

セコム株式会社
IS研究所 所属

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